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こんばんは。健康>その他(健康)カテゴリからこちらに移動しまして、再度質問します。

一般に高齢者はあっさりしたものを好まれるように嗜好が変化すると信じられていますし、またマスコミ等の健康で長生きする秘訣ではしばしば、肉類はセーブして野菜を沢山摂取するようにということが説かれます。たとえば、中年以降に肉類中心の食事を続けると大腸癌のリスクが高くなるというようなことも聞くように思います。

ですが、80歳になろうというのに、非常に元気のよい高齢者の方で、肉がお好きという方が往々にして存在します。私の身近にも、そういった年齢の方で、非常に精力的に活動され、かつ「何を食べるか迷った時にはステーキに限る」といった発言をなさるかたが、お二人はいらっしゃいます。最近、何人かの中年の人たちとの雑談で、ああいうご老人はどうなっているのか?という話題が出ました。

こういった肉好きの高齢者の方というのは、何か遺伝的に特異なグループに属する方達なのでしょうか。たとえば、お酒を大量に飲まれてもほとんど顔に出ない方というのがある割合で存在するように、肉食のリスクを消し、良い点だけを享受できるような遺伝的特質を持たれた少数者なのでしょうか。あるいは、みんな同じリスクをしょっているのだが、その方々は偶然の幸運でロシアンルーレットに当たらなかったようなものなのでしょうか。あるいは、遺伝的な問題ではなく、ライフスタイルや、その他の食材の食べ方などで、肉食によるリスクが帳消しにされるような秘訣があるのでしょうか。

医学的な研究例などがあればお教えください。

A 回答 (3件)

はじめまして.


大変興味深いご質問だと思います.
kumagerasuさんのご参考になるかは分かりませんが,関連記事がありましたので,ご紹介します.
http://home.att.ne.jp/yellow/matsuura/03/no,110. …
粗食と長寿の関連については1930年に発表された米国の医学論文で発表され,今もその尾をひいているようですね(この報告では遺伝的背景については触れていません).


遺伝的背景ですが,動脈硬化との関わりが大きいように思います.
個人差として,動脈硬化になりにくい人たちとそうでない人たちがいるのはご存知かと思います.つまり,動脈硬化になりにくい人たちは,コレステロールを輸送するタンパク質を作る遺伝子の違いなどによって脂質代謝に優れた人たちです(#1さんのいうポルタトーリもその代表例です).

体によい動物性蛋白に富む肉をよく食べ,かつ動脈硬化になりにくい人たちが,いわゆる『肉好きで長寿な人』となり,それとは別に,植物性蛋白の摂取(粗食)により動脈硬化を抑え,血管の柔軟性(若さ)を保った人もまた長寿になるのかもしれません.
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この回答へのお礼

バラエティのある食事の中に、動物性のタンパク質も十分摂取し、かつ適度の運動をすることが長寿に繋がるという研究のご紹介ありがとうございました。

また動脈硬化になりやすさに遺伝的な差異があるという点も参考になりました。

大変ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/06 21:41

医学的な研究例については知りませんが、まず、医学的に調べる根拠になりえるのか?ということを疑問に思います。



質問者様がおっしゃる80歳になろうという方が「何を食べるか迷う時」というのは一体どのくらいの頻度なのでしょう?
もし、1ヶ月に2度とか少ないのならば、そんなに食べていませんよね?
もし、その頻度が毎日であれば考えるかもしれません。

しかし、その頻度が高いとか低いとか言う以前に、「お二人いらっしゃる」とのことですが、逆に「たった二人」しかいないともとれます。

また、肉好きの高齢者がいらっしゃるとして、「肉好き」という曖昧なことではなくて、「そのくらいの頻度で、どのくらいの量を食べる」人がいるということが重要だと思います。

まずはそこから調べるというか、わからないと、遺伝的なグループという発想にいきなりいくのはどうでしょうか?

私の個人的な意見としては、高齢者といえども栄養物としての肉はある程度必要かと思います。もちろん育ち盛りの若者とは違う量です。
しかし、食べ過ぎるとやはり病気になると思います。
そういう意味で、年齢によって必要量が変わり、その量を超えれば病気のリスクは誰だってあがると思います。

水を差すようで悪いですが、統計学的に考えてみると案外なんのことはないのではないかと思うのですが・・・。

この回答への補足

アドバイス大変ありがとうございます。おっしゃるように統計的なデータは持ち合わせておりませんし、「何を食べるか迷った時にはステーキに限る」といった発言をなさるというのは、あくまで、肉付きの長寿の方がいるという感触を私が持っていることを説明するためのたとえ話でしかありません。

ですが、一方では、ご高齢の方の中には、ステーキやトンカツなんて何年も食べてないという人もいるのも事実だろうと思います(それもデータは?と言われては、なにもない、としか答えられませんが)。

いずれにせよ私の感触では、ご高齢の方は、極端に肉付きの少数の方と、さほどでもない多数の方がいらっしゃるように感じましたので質問しました。

そんなグループに分かれないだろう、というご回答と理解します。大変ありがとうございます。

補足日時:2008/02/17 14:23
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この回答へのお礼

そんなグループには分かれないのではないか、というご意見ありがとうございました。もちろんその可能性は考えなくてはいけませんね。

お礼日時:2008/03/06 21:36

詳しくないので参考程度で・・・。



コレステロールの輸送や排出に関わるタンパク質で、ApoA1というものがあるのですが、イタリアの小さいな村に、この遺伝子に一般の人と比べて1塩基(遺伝子1文字)の変異が入ったものをもっている人たちがいます。(ポルタトーリと呼ばれる人々です)

この遺伝子から出来た変異型ApoA1タンパクは通常のものに比べて、コレステロールを吸着・排出する力が強く、脂っこい食生活をしていても、一般的な人々と比べて動脈硬化などになりにくく長生きできると言われています。

質問者さんのご存じの方がどういった体質かはわかりませんが、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に合わせ合って長寿になると考えられます。
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この回答へのお礼

ポルタトーリのご紹介ありがとうございました。コレステロールを排出する能力に遺伝的な差がある人たちが存在するのですね。大変参考になりました。

お礼日時:2008/03/06 21:34

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