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大学受験の英語を学習しているのですが、最近英文法の5文型を槍玉に挙げ現在の英語教育をこき下ろす内容の英語学習書を読みました。その内容は高校で習うような文法とは全く違う文構造のとり方をしていました。確かにその本に書いてあることを踏まえると、英文を小難しく分析しなくても英文の意味がわかるような気もしました。ですが、その本で書かれている学習だと、受験でよく見る問題、例えば関係代名詞と関係副詞の使い分けや不定代名詞の使い方、また下線部の文法の誤りを指摘する問題などにはまるで対応できないと思いました。
そんなことがあり、今の自分の勉強方はどうなのだろうかと疑問に思い、タイトルにある質問をしました(ちなみに僕自身は5文型などの英文法は英文の暗号読解みたいな感じがして結構好きなのですが…)。受験のための英語を勉強している者にとっては、5文型をはじめとする現在の英文法が最も有効なのでしょうか?また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

質問項目にちゃんと回答していなかった自分の内容を読み返して、再度回答したく投稿します。

5文型だけへのご質問ではなかったということをよく読んでいませんでした。すみません。
>受験のための英語を勉強している者にとっては、5文型をはじめとする現在の英文法が最も有効なのでしょうか?
「5文型をはじめとする現在の英文法」は、受験問題がそれにそくして作られているので、有効だと思います。受験問題を作るとき「ロイヤル英文法」などがよりどころになっていますし。
>また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
おっしゃっている文法は、規範文法であり、言語学者や文法研究者の言う文法(統語論など)ではなく、日本における英語教授法としての文法になります。統語論などは学問としては面白いですよ。
「有効性」に関しては、英会話やコミュニケーション力を考えると大学受験レベルの規範文法は有効ではないと思います。
大学では英文の文献を読みこなすことがもともと要求されており、そのための「英語」であって、英会話力ではないからです。どう読み解くか、これが日本の外国語学習の古い歴史を持った学習法でした(仏教伝来のころから)。
大学院レベルで留学した方々の経験談では、論文を書くのに日本人の正確さはすばらしいと言われたとよく聞きますので、その点の有効性もあるかと思います。また、私もイギリスの大学院では、日本で勉強した文法には助けられたと思います。イギリスででは初等中等教育で文法の授業をなくした10年間でかなり学力が下がり、再びしっかりと文法の授業が入ってきています。
でも、これからコミュニケーション重視の英語が主流になってきていますし、他の方が指摘されることが本流になってくるのではないでしょうか。
ちなみに、5文型で教えることの提唱者は1904年,C.T. Onionsです。根付いたのは日本だけです。そういう教え方を習ってくる英語教師、その他の教え方に時間を裂けないことが、原因だと思います。来年度から学習指導要領も変わりますし、一部イマージョンも取り入れられるようになりましたので、変わっていくのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご丁寧にまたまた回答して頂きありがとうございます。
勉強の質を偏らせてはいけないということなのでしょうね。受験英語は英語の最初のステップに過ぎないととらえてがんばっていこうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/20 06:34

私のしている勉強法としては。



大西泰斗さんの書籍を読みまくって。
瞬間英作文トレーニング。

この考え方を使って、速読英単語・速読速聴英単語・Z会熟語・構文・解トレ・文法語法等を読みまくって書きまくります。

こちらは別段問題ないように感じますが。

バランスよくやれば問題ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご紹介の書籍を読んでみようと思います。

お礼日時:2008/02/20 06:35

あなたが、5文型を面白いと感じるのであれば、それを進めていっていいのではないでしょうか。

最近読んだ本の方法の内容をよく知らないので何とも言えませんが、その方法できちんと正確な意味がわかって書けるのであれば、それでもいいと思います。

要は、英文の意味を理解できることと、正しい英文を作れることが重要です。最近の大学受験の問題についてはよく知りませんが、基本的には正しい英文を読み書きできる能力があれば、かなりの点は取れるはずだと思います。

ただ、ここで気をつけていただきたいのは、5文型を完璧に覚えても、それだけでは英文を読めるようにも書けるようにもならないということです。英文の構造を分析して面白いと思うのは、とてもいいことだと思いますが、分析して面白がっているうちは、実は英文を読めてはいないということです。まずは分析して納得して意味を理解したとしても、その後、大量に文章を読んだり、繰り返し音読するなどして身体になじませ、反射的にわかるように訓練していくことが大切です。こうなってしまうと、元になった理解の方法が5文型であろうと、他の新規な方法であろうと、たいして変わりはありません。多くの受験生はその状態までやらずに、文法事項や単語の丸暗記で済ませようとするようですが、長文読解問題などを解くには、いかに大量に読み込むかといったことが重要だと思います。逆に言えば、それをこなすところまでいけば、受験でもいいセン行けるのではないでしょうか。

5文型が諸悪の根源という考え方が正しいとすれば、5文型は英語を理解するためのツールでしかないのに、それを目的と勘違いさせてしまうことでしょう。5文型の代わりに別の方法を持ってきたとしても、それを目的にしてしまったのでは、けっきょく同じです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>いかに大量に読み込むかといったことが重要だと思います
確かにそうですね。参考になりました。

お礼日時:2008/02/20 06:32

5文型そのものが日本にはいった時期は、かなり古そうです。

その道の人間ではないので詳細は断定しませんが、戦前よりはるか前、それも100年以上前にさかのぼれるとする執筆をしている方は何人かいます。

受験というか、日本の学校教育においては、ほかに置き換わるメソッドが、ないのか探さなかったのか、作らなかったのか、あるいは保守派の抵抗に合って現在までつづいたのかは、わかりません。

ただ海外の教育者に「5文型で考えると…」といきなり話しても、通じないことはあるようです。日本の教育現場を知るネイティブ(アメリカ人)の教師の見解でも、たしかに昔そういう分類があったが、それは多くの考え方の1つでしかない、とも述べています。また、この100年でも英語は大きく変わっており、昔のメソッドと乖離しないわけはないようです。「例外」とか「~はこう考えられる」などの解釈をあたえながら、(憲法の解釈のように)つぎはぎしながら現在に至っているように見えるとも書いています。
実際他の英文の捉え方として、(日本で根を下ろしたかどうかは別として)7文型とか、あるいはそのような型の見方をまったく採用していない英文のとらえ方もあるようです。

ですので、5文型が英語の基本というよりも、単に日本でデファクトの位置を得てしまい、受験の対策(受験生が問題を解答するときの判断指針としても、問題を作って受けさせる側の利便からも)もあいまって、他の代替メソッドがみつからず、はずせなくなったというのが流れなのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
英語学習の歴史って興味深いですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/02/20 06:31

アメリカに住んで40年目になりました。

 私なりに書いてみますね。

私はこのカテで6年間書いてきましたが、この文型にかんしてはそういうものがあると言う知識だけで「動詞の使い方」を説明する時に「便利」だと言う事に過ぎません。 

こんな事に時間をかけ、どの文型に属するか、なんていうことは一時的な勉強でいいのです。

要は、#2さんや#4さんがおっしゃっている事なのです。 もうこの事はこのカテで何十回といってきましたので、重複して書くことは必要ないでしょう。

文型に分けられると言う事はどういうことだと考えた事があるでしょうか。

二つの理由があります。 一つは、おのおのの文型で使われる動詞のリストを覚えているかそれともなかったらその動詞がどう使われているかを判断しているかどちらかなのです。 

つまり、見たことも聞いた事もない動詞xxxxが来た場合、どの文型なのか判断できない、と言う事なのですね。

つまり、知らないxxxxが来た時には、動詞をまだ知らない初学者と同じレベルに文型は必須であると言う人といるのですね。

更に、自動詞プラス副詞で他動詞的に使われている時に、自動詞として判断するか他動詞句として判断するかで文明番号が変わってしまうのですね。

更に悪いことは、番号の順序も正しく覚えなくてはいけないと言うことなのです。 英語表現力とはまったく関係のないことですね。

他にもっともっと重要な「英語を使えるようになるための」使える文法の知識はたくさんあるのです。 使いでの少ない文型について時間と労力を無駄にしている事が分からない人はまずいないでしょう。 分からないのは文法学者さんたちだけで、文型について説明できる、ことで優越感を感じさせているだけのことなのです。 なぜって、そのような人の多くが実はおかしな英文を作っているのですから。 

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
いつも熱いご意見ありがとうございます。
今回も大変参考になりました。

お礼日時:2008/02/20 06:29

たとえば、移民として米国に行って、毎日の労働と生活で十分な必要性とやる気とインプットがあれば、5文型なんて不要だと思います。


ただ週3コマの中学校の英語の授業で、しかもそれ以外はほとんど英語に触れないとしたら、パターンを教えたほうが習得が早いのです。
これが、第2言語としての英語(ESL)と、外国語としての英語(EFL)の差だと思います。
そして5文型はインプット機会の少ないEFLでのツールだと考えてみてはどうでしょうか。
大学受験での要不要については、これまでで5文型で分かりやすければそのまま続ければいいし、5文型ではむしろ分からなくなってしまう生徒も結構います。自分に便利なツールなら使っていてもいいと思います。複雑な文の解読にS+Vが分かり、OやCの判別がつけば便利かと思います。
英語学習はこれまでの規範(学校)文法から、認知的な文法(イメージ的)に変えようという動きもあります。英語教授法は、流行に左右されやすいものです。いずれにせよ、せめて週5コマあって生徒も毎日予習復習してくれるのであれば、有効だろうなぁと思います。
私自身は、先に会話をしていたので、5文型に分類できるって分かったときすごく面白くてパズルみたいで楽しかったです。でも読むときにはまったく使っていません。速読するときには邪魔になるみたいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>自分に便利なツールなら使っていてもいいと思います。
その程度にとどめておきたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/20 06:28

以前、5文型をネイティブと話したとき全く話がかみ合わず、5文型とは日本では一般的だけど世界では一般的ではないと知りました。


ここ↓にわりと問題点など指摘したものがあります。
http://www.wako.ac.jp/bungaku/teachers/nomura/no …
http://www.vsop-eg.com/qa/index.php

まあ、理想はネイティブ(赤ちゃん)のように日常の会話から言語を覚えるのでしょうが、大人である我々がそれをやるのは非効率。言語を整理して覚えるほうが効率的なので文法というルールを理解して効率的に英語を理解しようということです。妄信してはいけないがいいガイドってところですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>5文型をネイティブと話したとき全く話がかみ合わず、5文型とは日本では一般的だけど世界では一般的ではないと知りました。
へ~そうなんですか。参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/20 06:25

私もあまり役に立たないと思います。

i-tadさんがお読みになった 英語学習書がどういった内容なのかもっと詳細を知らないと何とも言えませんが。

先ず 英語には自動詞か他動詞か曖昧なものが沢山あります。
例えば lookやlistenはあくまで自動詞として捉えるか、atやtoを伴って目的語を取る場合は他動詞して看做すのか、はっきりしません。
また完全な他動詞でも進行形にしたら、SVOがSVCに変わったりするので、混乱するだけです。

また、名詞句か形容詞句か副詞句かも識別が微妙なものが少なくありません。そういうのは、品詞に拘るより 意味を掴む方がはるかに重要です。 ですから、そんな物を区別できても英語は理解できません。

一番の問題は、日本人の英語学習者の多くは 日本語の文法をよく知っていなことなんですよ。ですから、日本語よりも英語の文法に詳しくなります。でも、結局は、和訳を主体にして英語を勉強するわけです。そうすると、逆転現象が起きて、日本語も英語の論理で体系化しようとしてしまうんですよ。全く馬鹿げています。

それで、これは英語の教育の経験者に多いんですが、やたらと文法用語を振り回すんですよね。自分では合理的な説明をしたつもりでも、不備が多いんですよ。ですから、私が突っ込んだ質問をしても、文法書に書いてあることを復唱するだけで的確に応えられる人は少ないんです。

>また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
大一線で活躍している通訳も、そんなものは意識していないのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに意味を掴むことが目的ですから、それが大事なんですが、文法以外で英文の意味を掴む方法はどうしたらいいんでしょうか?

お礼日時:2008/02/20 06:24

大学受験の英語を学習しているのですが、最近英文法の5文型を槍玉に挙げ現在の英語教育をこき下ろす内容の英語学習書を読みました。

その内容は高校で習うような文法とは全く違う文構造のとり方をしていました。確かにその本に書いてあることを踏まえると、英文を小難しく分析しなくても英文の意味がわかるような気もしました。ですが、その本で書かれている学習だと、受験でよく見る問題、例えば関係代名詞と関係副詞の使い分けや不定代名詞の使い方、また下線部の文法の誤りを指摘する問題などにはまるで対応できないと思いました。
そんなことがあり、今の自分の勉強方はどうなのだろうかと疑問に思い、タイトルにある質問をしました(ちなみに僕自身は5文型などの英文法は英文の暗号読解みたいな感じがして結構好きなのですが…)。受験のための英語を勉強している者にとっては、5文型をはじめとする現在の英文法が最も有効なのでしょうか?また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
よろしくお願いします。

【回答】
5文型に偏った勉強は必要ありませんが、最低限の知識は必要です。
他動詞か自動詞か?
名詞か形容詞か副詞か?
名詞句か形容詞句か副詞句か?
名詞節か形容詞節か副詞節か?
目的語か補語か修飾語か?

以上のようなことが区別できれば、英語は完璧に理解できます。そのために、5文型の知識はあった方がいいと思います
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
五文型と品詞だけはきちんと理解したほうがいいんですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/02/20 06:21

5文型を知らないと誤った文を作ることになり、また試験問題も間違います。



しかしどういう文型を取るかはつまるところ動詞の使い方によるものです。

・be は補語を取る場合と副詞句を取って存在を表すことがある
・give は二重目的語を取れる
・make, find は二重目的語になることもあれば目的語+補語になることもある(もちろん意味が違う)
・explain は通常二重目的語は取らない
等々

また動詞の用法を正しく理解すれば関係詞の選択も正しくできるわけです。

しかしこういうことは「目的語を取る動詞・取らない動詞」「二重目的語を取る動詞」「目的語+補語を取る動詞」「間違えやすいもの」のように単元を区切って学習すればそれですむのではないでしょうか。

あたかも5文型が万能であるように考えて「1から5に分類」することに目的が行ってしまうのはいかがなものでしょう。受験英語的な観点から言っても類似パターンを取る動詞や間違いやすい動詞のように学習するほうが効率的に思えます。

また、「動詞+前置詞」の形を取る句動詞をどう考えるか、二重目的語を取る動詞が受身になったときはどう考えるか、「be+前置詞+名詞」でも「SVM」ではなく「SVC」と見るものがある(Mにしかならないはずの「前置詞+名詞」をCと考えることになる。MかCかの境目は?)など突っ込みだすときりがないことがあります。

「自動詞・他動詞」以外に「完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞・不完全他動詞」などなじみのない言葉を覚えさせられることもあります。

受験でも実用でも語の使い方を正しく覚えることが本筋であり、5つに分けることが本筋ではありません。別に「二重目的語を取る動詞」を「第4文型」と名づけてもかまいませんが「文型を答えよ」と問うことに意味があるようには思えません。それより正しい文を作ることを問うた方が実用的です。

質問文にある本がどのようなこき下ろし方をしているのか分かりませんが、ただ「慣れろ」とか「お堅い説明は要らない」とか書いているなら問題ですが、5文型第一主義、分類重視も考え物だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。ほどほどに文法を学習したいと思います。

お礼日時:2008/02/20 06:19

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