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 MOS構造の反転状態を決めるゲート電圧は基盤の不純物濃度には依存しないのでしょうか?
 半導体に光を当てると電流が流れるようになるが、これは光の波長には関係しないのでしょうか?

A 回答 (1件)

(1)MOS構造の反転状態を決めるゲート電圧は基盤の不純物濃度には依存しないのでしょうか?


回答:MOS構造の反転状態を決めるゲート電圧は2つの条件で決まります。
1つ目は、金属と半導体間の酸化物層の厚み、2つ目は半導体の導電率
ということで電圧は基盤の不純物濃度に依存します。

(2) 半導体に光を当てると電流が流れるようになるが、これは光の波長には関係しないのでしょうか?
回答:関係します。
光のエネルギーEは,E=hf ここでhはプランク定数、fは振動数です。振動数f×波長λ=光の速度C ですからE=Ch/λ になります。光(光子)1個が半導体にあたりますと、半導体表面から電子が飛び出てきます、そのときの電子のエネルギーは、光子1個分のエネルギーE=hf と同じです。ということで、結果的に電子の量は光の振動数f=C/λ に比例します。
だから取り出される電流量は、波長に反比例するのです。
概略ですが
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この回答へのお礼

分かりやすい回答でありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

お礼日時:2002/10/14 13:53

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