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建物の壁下地材のLGSについて質問です。
施工管理の仕事をしていますが、まだ経験が浅いので基本的なことかもしれませんが教えてください。

間仕切り壁の下地材としてLGSの太さ45mmを使っています。
両面12.5mmの石膏ボードを張っています。
そこで、
LGSの太さ45mmは、なんで決まっているんですか?
建築標準仕様書とかで決まっているんですか?
太さ30mmとかではだめなんでしょうか?

JISでは階高によってLGS50mm以上の使用があるみたいですが、
守らなくて良いのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>実際建材メーカーでも45型を大々的に売ってます。


売ってます。
コンクリート下地のフカシ壁の下地の様に支持点を中間に取れる場合とか
認定工法のダブル千鳥で組む場合など使う場所は多々あります。
>設計図にも45形と書いてあります。45形で建てている建物もいっぱいあります。
それは不勉強で知りませんでした。
45型を単独間仕切りで使用している定量的な割合は不明ですが
自治体、各社、設計事務所は特記仕様書をJASSと
建築工事標準仕様書を元に書かれていると思っていました。
事実少なくてもここ10年くらいは
45型が仕様書に書かれていた記憶はありません。

単独で間仕切りに使う場合には
使う高さの制限やスタッド間隔、張物の種類や仕様などに
よって強度の検証があるべきと思います。
御社では検証済なのでしょう。
選定根拠は設計者に確認してください。
公共工事は標準仕様書、特記仕様によって定められた工法
仕様によって施工されます。

民間工事の場合はその社(または設計事務所)の仕様であるわけですが
必要強度を満足した上で不具合を出さないことが
重要な品質基準でありセールスポイントでもあると思います。
45形シングルでGB12.5(繊維強化GB-Fとか構造用GB-stか?)両面だと
塗装仕上げはジョイント割れして無理ですし
ビニルクロス貼りでもジョイント割れやクロスの引きつりが起こります。
開口があれば日常の扉の開閉でもこのような問題が起こるでしょう。
S造はSRCやRCに比べて建物自体の変形が大きいので
特に注意が必要と思います。
実際にこの様な不具合が起こった時、
施主に対して当社の仕様ですから
こんなもんですとは言えないわけで
貴方が管理をしている上でこのことに疑問を持っているということは
管理者としていいセンスがあるということだと思います。

薄さを要求される非耐力壁の場合、監理者と協議の上で
45型を使うことがないわけではありませんが
GB12.5シングルで使うことはありません。
最低でもGB9.5二層かGB9.5+12.5両面です。
表面のボードジョイントを下地の位置と一致させないことで
ボードジョイントの不具合を回避する考え方です。
細い下地で間隔を狭くして強度を出すより
下地を厚くするほうが有利で、かつローコストなのは
言うまでもありません。
大量に発注している業者では50も65も金額差が大してないということで
65で組むべき所を50で組むという間違いを避けるため
現場搬入を50,65に関しては65に統一する場合が多いです。
また壁の途中で遮音や耐火の仕様が混在する場合など
現場での間違いや墨の勘違いを避けるため
下地を通して張物の厚さを変更する場合もあります。
これは施工図段階で監理者、監督員と協議され周知されます。

この回答への補足

最初の質問が悪かったので、もう1度同じ質問をしてみます。
回答ありがとうございました

補足日時:2008/03/11 22:20
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この回答へのお礼

また回答ありがとうございます。
私の経験した現場はRC造3つです。
うちの会社は設計はやってないので(出来ない)施工のみです。
一つは学校で間仕切りはすべてJIS材を使い、下地とボートの仕様も決まっていました。
残り二つは10階建ての共同住宅ワンルームタイプです。
設計は2つとも違うんですが、間仕切りは45形を使い、普通石膏ボード(GB-R)12.5mm両面一枚張りでした。クロス仕上げです。
指摘を受けたとおり、ボートのジョイント部分は後々問題がでるかもしれません。
新たにやることになった共同住宅は設計図にLGS45と内装仕上表に書いてあったので、別にJISじゃなくても大丈夫なのかなと思い、ここで質問することにしました。

JISの方が良いことは分かります。
設計図にJASSに従えとあればJISを使います。
しかし、施工後、壁が壊れるなどは関係なしに、法ではどうなのか、45形を使うことは違反なのかを知りたいです。

2級建築士、施工管理としょぼい資格しかないので、
調べ方が悪いかもしれないのですが、
JISと使わなければいけないかどうかは、
建築基準法37条建築材料の品質に書いてあると思いました。
間仕切り壁のみで考えると、
1構造上重要ではない
2防火上重要ではない
3耐火、準耐火、防火構造でもない
※指定建築材料でもない
この三つを満たせばJISでなくてもよい。
なので45形でも大丈夫。
このような結論に至りました。
当たっていますか?

建築基準法告示で耐火構造、準耐火構造の間仕切壁を見てみましたが、
石膏ボートの厚さの決まりはあるみたいですが、下地の厚さの決まりはないようですね。
最初の質問が悪くてすいません。

お礼日時:2008/03/11 21:34

規格や仕様を知らずに工事管理はできません。


45型はJIS規格ではありません。
日本工業標準調査会
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
でJIS規格の閲覧ができるので
JIS A6517を見てください。
>建築標準仕様書とかで決まっているんですか?
当然決まっています。設計図に特記がなければ
標準仕様書を使います。
(特記で標準仕様書より緩くなることはありません)
高さによるスタッドの区分、スタッドの間隔、補強材の種類、
振れ止めの種類やピッチ、ボードをとめる場合の
ビスのピッチなど標準仕様書で指示されています。
大した分量ではないので暗記するぐらい読んでください。
少なくてもこのページに書いてあるというぐらいは知っておくべきことです。
高さによる区分では
高さ2.7m以下50型
4.0m以下65型
4.0mを超え4.5m以下90型
4.5mを超え5.0m以下100型
を使うことになってます。
30型では人が当たっただけで壊れます。

>JISでは階高によってLGS50mm以上の使用があるみたいですが、
守らなくて良いのでしょうか?
こんなこと聞くこと自体、貴方と貴方の会社の品質管理には問題が
あると思います。
信用を築くのには長い年月がかかりますが失うのは一瞬です。
施主にとっては一生の買い物となるものですから
手抜きだ施工不良だと言われない様に心して管理、監督してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
かなり勉強不足ですいませんでした。勉強になりました。
質問で書いたんですが、JISでは50以上の使用があります。
しかし、現場で使ってるのは45形だったので、疑問に思ったからです。
45形だと絶対だめなんですか?実際建材メーカーでも45型を大々的に売ってます。設計図にも45形と書いてあります。45形で建てている建物もいっぱいあります。これは施工不良なんでしょうか?
30mmとは例で言ったまでです。
45形間仕切りが多いので、45とはどこから来ているか知りたかったからです。
説明不足ですいません。
(間仕切りは非耐力壁です)

お礼日時:2008/03/11 00:28

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