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初めてです。よろしくお願いいたします。
昨年11月20日から日本でも始まった指紋押捺による入国審査についてです。
昔、他人の名前で来日してオーバーステイの後、1994年春に自ら入管に出頭してフィリピンに帰国、その年にフィリピンで日本人と結婚して秋に正式に日本に入国、現在は永住ビザを取得し、小学生の子供2人と4人家族で暮らしてきました。
今年、フィリピンへ帰省したいと思っているのですが、事前に入管に申し出ておかなければならないようです。その際、その申し出で、1994年の入国自体が不正とみなされやしないか、そうすると、即、拘束されて強制退去などということになりやしないかと大変心配です。
こういうケースではどのような扱いを受ける可能性があるでしょうか。帰省は一生諦めなければならないのでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

現実の問題として比国の方は過去、現在において他人名義の旅券で来日していることがとても多いということは事実です。

私も比国案件で相談されたときは旅券名義から出生年月日、NSOやバランガイ発行書類の全てを疑ってかかります。気を悪くされるかもしれませんが、中国国籍者の卒業証書と同等レベルで偽造が多いというのが経験上分っています。
以上のことを前提としての回答になります。

>昔、他人の名前で来日してオーバーステイの後、1994年春に自ら入管に出頭してフィリピンに帰国、

前の出頭時に、他人名義の旅券であることを申し出たかどうかにより結論が変わってきます。

申し出ているのであれば、問題はありません。
申し出ていないのであれば、現在の旅券に永住許可があっても、該当する指紋は過去に退去強制を受けた者の指紋と同一であることが里帰り後の日本入国時に判明しますので、旅券の名義の差異および虚偽申告に基づく永住者資格の付与が判明しますので、結果的に入国は拒否されます。

>今年、フィリピンへ帰省したいと思っているのですが、事前に入管に申し出ておかなければならないようです。

再入国許可のことでしょうか。現在の在留資格を維持して日本に戻ってくる予定であれば、必須です。

>その際、その申し出で、1994年の入国自体が不正とみなされやしないか、そうすると、即、拘束されて強制退去などということになりやしないかと大変心配です。

これも前の出頭時に、他人名義の旅券であることを申し出たかどうか、ですね。入管警備に申し出れば、仰る通り拘束される可能性はあるでしょう。しかしながら現実的には警備官にいる場所もご存知ないでしょうし、出向いても相手にされない可能性の方が大きいのではないでしょうか。

以降は、前の出頭時に他人名義の旅券であることを申し出ていないという前提で回答します。

仰っている状況では、再入国許可を得て里帰りして日本に入国する時点で、完全にアウトになりますので、居地を管轄する入管の警備部門に出頭し状況を説明し、在留特別許可を得る方向で動いた方が良いでしょう。その結果、永住者が取り消されて日配になる可能性もありますし、その過程で収容される可能性もあります。最悪、退去強制の可能性も排除できません。しかしながら、いつかは解消しないとならないことです。
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この回答へのお礼

wellow様
とても丁寧で分かりやすいご説明とご助言、誠にありがとうございました。
かなり厳しい状況であることが分かりました。
もう少し、私の頭の中を整理してみます。そのときに更に分からないことができましたら、ここでまたお世話になるかも知れません。
とり急ぎ、今回のご回答に対しまして、心より御礼申し上げます。

お礼日時:2008/03/27 23:12

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