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総生産量、純生産量、枯死量、被食量、成長量などを学習するテーマで、教科書に
植物の現存量を純生産量で割った値は、その植物のおよその平均寿命(年)を表すと書いてありました。
なぜですか?

A 回答 (3件)

No.2の回答者です。


>生産量の多くを被食者に配分している(食わせている)から・・・
 この部分,被食者は誤りで,正しくは捕食者でした。訂正します。
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 人の体重が,1年に3kgずつ増えるとします。

60kgの人は何歳ですか? 60/3=20となり,答えは20歳です。

 生態系の純生産量を成長量とみなして,同様に考えることができるのです。極相林では,純生産量はほぼ0となり,この考えは成り立ちません。しかし,地球上の森林生態系・草原生態系・海洋生態系などの広い範囲の生態系には大ざっぱにあてはめることができます。

 寿命が1年の植物からなる生態系には,ほぼ1年分の純生産量に相当する有機物が現存量として蓄積され,寿命が10年の植物からなる生態系には,ほぼ10年分の純生産量に相当する有機物が現存量として蓄積され,寿命が0.1年の植物からなる生態系には,ほぼ0.1年分の純生産量に相当する有機物が現存量として蓄積されることになります。

 ちなみに,海洋生態系では,陸上生態系と異なり,純生産量に比べて現存量の方がいちじるしく少ないのですが,それは植物プランクトンが短命だからです。陸上の植物が生産量の多くを根や茎などに配分しながら長い時間をかけて体を成長させるのに対し,植物プランクトンは,根や茎などの非同化器官を持たず,生産量の多くを被食者に配分している(食わせている)から,寿命も短く現存量も少なくなるのです。
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お金に例えて説明しましょう。

今あなたは,毎年1万円(純生産量)タンス貯金をしていたとしましょう。そして何十年間も貯金の総額(現存量)は10万円で変わらなかったとします。ここで1万円札は平均何年(平均寿命)タンスの中にあったでしょう。計算は10万円(現存量)/1万円(純生産量)→10年(平均寿命)となりますよね。

この計算で陸上生態系(草原から森林の平均)は10年ほどで,海洋生態系(植物プランクトン)は9日くらいで更新しているはずですが忘却です。しかし,高校生には難しすぎるのではと思います。難関大学を目指しているのなら別ですが…
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