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現在、粘弾性について勉強しています。
粘弾性の測定法の一つに動的粘弾性測定がありますが、
市販の測定装置では、貯蔵弾性率や損失弾性率をどのように
求めているのでしょうか?

A 回答 (4件)

もうちょっと補足しておきます.


一般に,Fsin(ωt+δ) = F'sinωt + F"cosωt と変形できます.
周期的な歪み γsinωt に対して,F'/γ から貯蔵弾性率,F"/γ から損失弾性率を計算します.
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この回答へのお礼

みなさん、御説明ありがとうございました。
もっと勉強していきたいと思います。

お礼日時:2008/05/12 09:14

あなたの質問を、どんな方法で(測定方法で)貯蔵弾性率、損失弾性率をしらべられるか。

という意味として回答します。
(1)弾性率=応力/ひずみ、です。一般には試料に、ひずみ(変形)を正弦波形(sin curve)をとして振動をあたえます。その応力(力)responseを測定します。
(2)ひずみ(変形)を、x軸に、応力(力)をY軸に図形化します。図形化方法は、簡単にパソコンでもできますよね。すると、粘弾性材料なら、リサージュ図形が得られます。
(3)複素弾性率=応力/ひずみですから、貯蔵弾性率=応力振幅/ひずみ振幅、損失弾性率=リサージュ図形の中央のy軸幅/ひずみ振幅、tanδは位相差で測定可能です。詳細は専門書でどうぞ。
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違います.



ひずみγ(ω)=γsin(ωt) で表されるとき,応力F(ω)=Fsin(ωt+δ) で表されることになります.
このときの γ/F とδから求めるのです.
機械の仕掛けとして,ひずみを制御して,結果として生じる応力を計るタイプと,応力を制御して結果として生じるひずみを計るタイプがありますが,解析の基本原理は同じです.
より詳しくは,複素解析の基礎的理解が必要です.
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周期的な振動変形を与え,発生する応力との振幅比と位相差を解析するか,


周期的な振動応力を与え,発生するひずみとの振幅比と位相差を解析する.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
それは、E'=E*cosδという関係を使っているということでよいのでしょうか?
それとも、他の方法があるのでしょうか?

お礼日時:2008/05/09 18:23

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