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ヨーロッパやアメリカの一部の州では死刑が廃止されており、世界的にも死刑廃止が主な流れになっているようです。しかし、日本では主に被害者遺族の感情などがマスコミで大きく取り上げられ、死刑廃止に否定的な声が多いように思います。死刑が廃止されている国では、被害者遺族の感情はどのようにケアされているのでしょうか? 終身刑という代替の刑罰を設けることで、被害者は納得しているのでしょうか? 外国の現状などをご存知の方、教えてください。

A 回答 (6件)

>たぶんそれが日本に凶悪事件の少なかった理由だと思います。



>近年凶悪事件が増えているのもそのせいなのかもしれませんね。

そう思った理由にとても興味があります。
犯罪白書でデータ調べました?

もしこのような認識のもとにこの種の問題を考察しようとしているのなら、
かなりアサッテの方向への思考になる懸念を強く抱きます。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。というより、僕の意見に対する反論ですね。でも、いろいろと意見を言ってもらえると、私も深く考えていくことができるのでありがたく思います。犯罪白書も読んでみますね。「このような認識」というのは、私が述べた「日本人は和を尊ぶから犯罪が少なかった」といった内容のことですか? 確かに、犯罪の発生数はそんな単純なことではないですよね。この時は、回答者があまりにも偏った意見だったので、その反論として極端なことを述べてしまいました。でも、人と人との結びつきの希薄化と凶悪犯罪とは、やはり何らかの関係があるように思えます。その点も、犯罪白書を読みながら考えてみたいと思います。もし「アサッテの方向への思考になる懸念を感じる」理由を教えていただければ、とても助かるのですが…。

補足日時:2008/05/27 05:37
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http://homepage2.nifty.com/shihai/shiryou/abolit …
少ないと思われがちですが、世界の1/3の国々には死刑制度があります。 2/3では表向きは死刑廃止となっています。 死刑廃止国でもラテンアメリカなどでは殺人被害者は看守に少しカネを払えば看守が殺人犯を殺してくれます。

僕が何年か住んでいたメキシコ(死刑廃止国)での相場は150~200米ドルほどと聞きましたし、行ったことはないのですが、ボリビアやエクアドルなどはもっと安いと聞きました。 いずれも現地の約1ヶ月分の給料とのことです。 ということで、メキシコでは刑務所でよく囚人が死にます。 被害者もやはり殺人犯がのうのうと生きていることに納得していない、ということでしょう。

・福祉を充実させるためには、重税をする。
・死刑は人権に反するから廃止する。
・ホロコーストを否定する人間は禁固又は罰金。(さすがにホロコーストはあったとは僕は思いますが。)
・公共の場で宗教的な格好をしたら罰金、学校なら停学か退学

などなど、上辺だけの理屈に統一され、個人の感情や信条を無視したヨーロッパ諸国の考え方。 これはまさに「全体主義」だと思います。

昔、どこの社会・どこの国でも死刑があったこと考えると、死刑廃止論は新興宗教のようなものです。 だから、死刑廃止論者は「ドラエモン云々」など、屁理屈でもって被害者の感情を踏みにじることもできます。

イギリスなどは早々と死刑を廃止していますが、報復攻撃として敵国民を殺すことは厭わないことを考えると、彼らの言う死刑廃止論は単に奇麗事。

誰にでも報復感情はある、自分の身内を殺した敵には死んで欲しい。 ただ単に国の政策の犠牲になっているだけ。

この回答への補足

 メキシコの現状を教えていただきありがとうございます。死刑廃止にしてしまうと、看守が金で囚人を殺すことになる可能性がある、ということですね。
 また、死刑廃止論者が被害者の感情を踏みにじるというのは、被害者遺族のことが書かれた本を読むと納得させられます。本当にその通りで、加害者側の弁護士の態度などに怒りさえ感じました。本当にやらなければならないことは、被害者遺族の悲しみと憎しみの感情をやわらげてやることなのに、なぜそれをしてあげないのかと腹立たしく思います。私がもしも被害者遺族になったとしたら、おそらく憎しみのあまり犯人の死刑を求めるでしょう。それは、人間として当然の感情だと思います。けれど、憎しみに駆られた人間は醜いです。もしも私がそうなってしまったとき、誰か第三者が私の憎しみをやわらげてくれるカウンセリングをしてくれたら、どんなに心強いかと思います。被害者遺族の憎しみを晴らしてやるのではなく、その憎しみをやわらげてやる方法が必要なのだと思います。

補足日時:2008/05/27 05:32
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西洋人と日本人の違いは二つです。



1.西洋人はキリスト教の影響が強い。キリスト教は右の頬を打たれたら左の頬を差し出せという宗教である。

2.日本人はなにかしてもらったら必ず恩返しをする。義務感が強い。西洋ではサンキューで終わりということがよくあります。日本人は同時に仇を取るという考えも凄く強い。忠臣蔵など復讐のドラマが日本人の琴線に触れる。お礼も復讐も日本の文化です。従ってたとえ世界の流れが死刑廃止に向かうことがあろうとも日本では断固死刑制度を維持しなくてはなりません。日本の文化は西洋と違うし、むしろ西洋こそ死刑制度維持による日本の治安の良さを学ぶべきです。

この回答への補足

 確かに日本には「切腹」があって、「落とし前」をつける習慣がありますね。それが日本の死刑制度が残る理由の一つなのでしょう。
でも、貴方の回答は、「日本の文化を守るために死刑制度を維持しなければならない」という風に聞こえるのですが、それに対する私の反論は「死刑囚は日本の文化を守るために殺されるのか?」という疑問です。
 また、日本の治安の良さと死刑制度を結びつけて考えているようですが、それに対する反論は、すでにいろいろな死刑廃止論者から出されています。私個人の考えでも、凶悪事件の多くは、911テロのようなテロリストや反社会性人格障害と呼ばれる恐怖心を持たない人によるものであり、彼らにとって死刑はまったく意味のないものであるばかりか、「社会に抵抗した英雄」の証明として死刑を求めていたりするのです。
 それに、怨恨の殺人者は、相手を「死に値する存在」と捉えているからその人を殺すのですが、同じように死刑制度は死刑囚が「死に値する存在」であることを暗に示します。もしも日本が死刑制度を廃止し、誰であれ人の命は大切であるということを表明し、そのことが人々の心に浸透すれば、怨恨の殺人を思い留まる人も増えるのではないかと思うのです。
 日本は確かに海外より治安が良いのかもしれませんが、それは死刑制度があるからではなく、それこそ「日本の文化」が「和をもって尊しとなす」からなのではないでしょうか? 日本は欧米に比べ、人と人との結びつきが強かったのだと思います。欧米人と日本人の違いは、個性を重んずる文化と親和を重んずる文化の違いだとよく言われますよね。たぶんそれが日本に凶悪事件の少なかった理由だと思います。日本もだんだん欧米化してきて、経済活動が文化の中心になってしまい、和を尊いものだと考えなくなっているような感じがします。近年凶悪事件が増えているのもそのせいなのかもしれませんね。

補足日時:2008/05/24 17:12
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政府がカウンセリングを斡旋するケースは、確か米国のどこかの州にあったと思います。

死刑とダイレクトに関係する話ではありませんが。
あとアメリカではカウンセリングは一般的なことなので、処方箋があれば公費補助は、ありえると思います。

 民間団体ということであれば、犯罪被害者の会みたいなものがあります。殺人だけでなく、レイプや誘拐もあったと思います。
これは日本のように政治活動を目的とするわけでなく(もちろん政治活動目的のケースもあるでしょうが)、断酒会のようなものを想像すればよいかと思いますが、同じ境遇のものが自分のつらい体験を話し合うことで、治療していく話し合いです。

 なお納得するかどうかなんてケースバーケースですし、納得できなくてもどうしようもないことを納得せざるを得ないと俗に表現するのです。納得いかないからといって刑務所の中にいる加害者に復習することのできる被害者は、ほとんどいません。それを人に聞いたり食ってかかっても、ためになる答えは出てこないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
海外の状況がほとんど分からないので、不確かな情報でも、とてもありがたく思います。
日本では、その「納得していない被害者遺族」の声がクローズアップされ、死刑存置の後ろ盾になっているように思えます。海外では、そうした被害者遺族の声をクローズアップしたりはしないのでしょうか? 私は死刑廃止を支持しているのですが、被害者遺族の感情を無視することはできないと思い、「海外ではこの問題にどう取り組んでいるのだろう」と思って質問させてもらいました。貴重な情報をありがとうございました。不確かな情報なのかもしれませんが、これを糸口にして調べてみたいと思います。

お礼日時:2008/05/24 17:11

>世界的にも死刑廃止が主な流れになっているようです。



死刑廃止の国連決議が採択されています。
日本、中国、アメリカなど死刑はわずかな国です。


>日本では主に被害者遺族の感情などがマスコミで大きく取り上げられ、死刑廃止に否定的な声が多いように思います。

被害者感情と言う言葉は、ここ数年で盛んに使われています。
以前は聞いた事がなく、マスコミが煽っているようにも感じます。
特に光市事件は典型的です。


>死刑が廃止されている国では、被害者遺族の感情はどのようにケアされているのでしょうか? 

カウンセリングを受ける以外ないと思います。


>終身刑という代替の刑罰を設けることで、被害者は納得しているのでしょうか?

法は国家なりです。納得せざるを得ません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
「カウンセリングを受ける以外ないと思います。」という回答をくださいましたが、「思います」ということは、貴方様の意見ということでしょうか? 確かに私もカウンセリングが大切だと思いますが、外国の現状をご存知でしょうか?
また、「納得せざるを得ません」と言って、外国の被害者遺族は納得しているのでしょうか? やはり、日本の場合と同じように、やり場のない怒りをどこにもぶつけることができずにいる人がいるのではないでしょうか? その辺りの外国の現状をご存知でしょうか?

補足日時:2008/05/24 02:54
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>終身刑という代替の刑罰を設けることで、被害者は納得しているのでしょうか?



死刑廃止国の大半は終身刑(仮釈放や恩赦のない無期刑)もないです。
「死刑の代替刑として終身刑」という発想は日本とアメリカくらいじゃないかと思います。

>被害者遺族の感情はどのようにケアされているのでしょうか?

最大のケアは「世間(つまりマスコミ)がそっとしておく」ことでしょう。
欧州諸国(私が知っているのはイギリスとフランスですが)は、そもそも個別の犯罪報道を事細かにやりません。

>被害者は納得しているのでしょうか?

そりゃその時は納得しないと思いますよ。
犯罪被害者やその家族が加害者に憎しみを抱くのは世界共通でしょう。

ただ、光市の母子殺人事件の差し戻し控訴審での死刑判決後、遺族である男性が
「(刑が確定したら)妻と子と、さらに1人の命を奪うことになってしまう。決してすっきりはしない」
と語っていましたよね。
こういう感覚が早くから身についているとはいえると思います。

この回答への補足

英国・仏国は犯罪を細かく報道しないという新しい情報をありがとうございます。
被害者遺族が納得しないのは当然ですよね。
私自身も、被害者遺族になれば憎しみの感情を抱きます。
死刑廃止国にも、こうした憎しみを抱き続けている被害者遺族はいると思います。そうした人たちのための心のケアやカウンセリングを、政府や民間団体が行なっているのかを知りたいのですが、ご存知でしょうか?

補足日時:2008/05/24 03:01
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