プロが教えるわが家の防犯対策術!

小6の息子のことです。大手進学塾、(○能研)に通っています。毎週行われる習った範囲内でのカリキュラムテストはそこそこなのですが、(上位5分の1から8分の1ぐらい)範囲のないセンター模試になると、途端にがたっと成績が下がります。普段は半分以上の成績は余裕で取れているのですから、単純に偏差50は軽いものだと思うのですが、そうもいかず先日は4科が40ちょっとでした。しかもいまだ50を越したことがありません。たとえば単科で算数、理科などは50を越すことはありますが・・・普段のカリテの評価とあまりにもちがい、なんでこんなに半分を超えることができないのか、不思議なのと、なんとかしてあげたく質問しました。勉強は毎日こつこつ数時間やっております。もう夏も目の前なのに、勉強の仕方がまちがっているのか、また何か良い方法、対策、参考書等、なんでもよろしいです。経験者のかたアドバイスをよろしくお願いいたします!

A 回答 (3件)

センター模試で偏差値が40程度、ということは、カリキュラムテストも基礎問題の方を受けてますよね。


センター模試は応用問題を受けるMクラスの子たちも一緒に受験します。そして、そちらのレベルに合わせた問題がつくられている感が強いです。なので、カリテはとれるけどセンターは、というのは基礎問題を解いているクラスの子ならばさほど不思議ではない現象です。だって難しいんですから。
算数は比を使った応用問題が解けなければ絶対に良い点数はとれません。
国語は記述が書けなければ相当点数を落とします。(まさか白紙回答じゃないですか?)
社会はグラフや表の暗記まできっちり身に入ってなければいけません。
理科は実験結果からの判断ができ、模範記述を暗記し、数量計算がこなせなければ点数などのぞめません。
大まかに申し上げれば、そういうことです。
ですが、いくらカリテで点数がとれてもセンターの偏差値が40程度のお子さんに急にそれを期待するのは無謀です。

カリテではできるのにセンターではできない、というのは、端的に言えば「身についていない」状態であることに他なりません。カリテは一週間一気に授業で詰め込まされて、その範囲がでるだけです。そのときだけできる、というのは、逆に言えばその場しのぎにしかなっていない、と言うことです。
栄冠への道でも開いて、適当なページの問題をお子さんに解かせてみてはいかがですか?解けないなら身についてないわけで、カリテでいくらとっても無駄です。

勉強も、毎日こつこつ数時間やっている、だけでは意味がないです。時間数なんて関係ありません。どれだけ集中して勉強ができているか、です。お子さんは集中してますか?だいたいのお子さんは、ノートとその字を見ればどれだけ集中して勉強に取り組めているかがわかります。

偏差値40ならば取り敢えず基本をやり直して下さい。栄冠への道で十分です。最初から基本演習だけでもいいので見直していきましょう。そしてぬけているところを補っていってください。
7月の講習前には、基本的には入試で出題される全分野がN研では終了します。それまでに、基礎をきっちりかためましょう。
それから、夏期講習と自習で演習をして9月のセンターにのぞんでください。
夏に相当勉強しないと、9月のセンターは間違いなく悲惨な結果になります。ちなみに私は悲惨な結果のセンター(当時は公開模試でしたが)でしたよ笑。点数見たときはがーん。と思いましたが笑。そこから無理矢理食いつないで受験自体は大成功しましたけど。


また、相当焦ってらっしゃいますが、受験をするのはあなたではなく息子さんです。息子さんが現在の状況をどう思っているのか、しっかり把握することを忘れずにいてあげてください。親御さんが「あれをしなさい」「これをしなさい」と言うのは簡単です。でも当人にとってそれが本当に耐えうるのか、親の自己満足ではないか、そのことは常に念頭においてお子さんの受験をサポートしてあげて下さい。あくまでもあなたができるのはサポートであり、代理受験ではありません。

受験するお子さんを見ていると、最終的に合否を分けるのは本人のやる気以外の何物でもないと思います。ですから、偏差値40に甘んじているお子さんなら、やる気を出させるのが一番しなければならないことです。中学受験は本来必要のないものです。(私は障がい上、やむを得ず中学受験をしましたが、これはレアケースでしょう)やらなくてもいいものを敢えてすることはとても体力のいることです。それをまだ12になるかならないかの子供がするんです。それでも、偏差値の壁を乗り越えて、最終的に受かる子たちはみんな、「絶対に譲れない!」という精神を持っています。カリテだけ点数をとる、そんなその場限りの学習に甘んじてしまっているお子さんですから、その意識は若干低めかもしれません。モチベーションをあげるのは、塾の責任でもあり、また親であるあなたの責任でもあります。(最終的には本人の責任だと私は思いますが)


それと、あくまで私の指導方法ですが、基本的に偏差値の低い子には夏前のセンターは「できたらラッキーできなくても当たり前」程度の気持ちで受けなさい。と言っています。はっきり言って、無駄だからです。(テスト慣れ、くらいの意味しかないでしょう)
夏から挽回なんていくらでもできます。センターを気にするのは秋以降です。逆に言えば、秋以降までにセンターがある程度とれるくらいのレベルになっていないと受験は厳しい、ということです。

N研出身の中学受験経験者かつ現在中学受験生を指導している立場から以上申し上げました。

桜が咲くと良いですね。
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この回答へのお礼

私のために本当に長い文章をご回答くださり、貴重なお時間を
ありがとうございました。まずはお礼申し上げます。
同じN研出身で現在も指導していらっしゃるnomoriさんのご意見はとても細かく的確で今の私たち親子が何をなすべきか、よくわかりました。また長期に渡り不可解であったカリテとセンターの成績の大きな違いが出る仕組み(?)についても解説していただき、カリテが取れるのならセンターも取れるはずという親のエゴ的な部分も払拭していただきました。ありがとうございます。『その場しのぎのお勉強になっている』と言うご指摘もたくさん、たくさん!思い当たります。センターで基礎的な設問で落とし、本人に聞いてみると『忘れちゃってた』『思い出せなかった』などということが多くて・・・その割20、30パーセントのような難しい問題はできていたり・・・結局は基礎を固めろということですよね?今までN研の先生に相談してもカリテが取れていれば、いずれセンターは後からついてくる・・・的なアドバイスでした。しかしながら、nomoriさんは『カリテだけ点数をとる、そんなその場限りの学習に甘えてる』とおっしゃいました。そうですよね。カリテよりセンターでいかに力を発揮できるか、なんですよね。そのための勉強をしなければならないのですよね。なんだか私の中で考え方が大きくかわることができた感じがします。ただ現在は毎週のカリキュラム、カリテ対策をすることで手一杯のようなので少しでもセンター向けに時間が生み出せないか生活の見直しもしてみます。栄冠の基本問題をやるようにと細かく課題を出していただけましたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/05 10:22

四谷大塚、日能研の偏差値は、全国の『中学受験を考える成績上位層』の中での偏差値ですから学校で成績上位でもばんばん平均点以下をとってきたりもしますよ。

逆に50あると公立では学校で本物のトップクラスでしょう。大体高校入試偏差値は中学入試偏差値に10から15足した数値だといわれます。数字そのものに騙されずにコツコツ頑張ったらよいと思います。

カリキュラムテストは四谷大塚で言う『日曜テスト』センター模試とは四谷大塚で言う『合不合判定テスト』ですよね?(昔の呼称なので今はわかりません)。日曜テストは成績に応じてコース分けされており、合不合では全コース一緒に集計をとりますから、基礎コースで偏差値60でも全体では40台なんてことが起こりえます。

テキストは、闇雲に新しい物を買い込むより塾のテキストを復習されては如何でしょう。多分短期的には記憶に残っているんでしょうが既習の範囲を忘れてしまっているのでは?一度いい成績を取っている分野ですから、既習範囲のテキストの復習でかなり伸びると思います。あとは志望校に応じて頻出分野や特徴のある分野を集中特訓すればよいのでは?
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この回答へのお礼

多分短期的には記憶に残っているんでしょうが既習の範囲を忘れてしまっているのでは?・・・というご指摘はまさにそのとおりです。一度習ったところを復習することもできず、常に新しい課題が次々とあり追いかけられているような感じが実情です。『僕は暗記力がない』と言い、いつもわたしが『これだけの量を1週間で暗記できるのだからそんなことない』となぐさめることも多くて。
要は定着力がないのですよね。
学校なら教科書を徹底的に学習しますよね。haruhyoubyさんのおっしゃるように、テキストを総ざらいするのがよさそうですね。算数などは独特の問題の出し方というか、言い回しみたいなものもありますし・・・(最初は文章題を理解できずに?、苦労しました)
また偏差値の数字そのものにまどわされないように、とのアドバイスが深く心に響きました。ご回答本当にありがとうございました。
さっそく塾のテキストの復習について親子で話し合いました。

お礼日時:2008/06/06 21:41

家庭教師をやっています。



正直、中受は「親・子・塾の三人四脚」でやるものだと思います。個人的に中受ほど偏差値が上がりやすい受験は他に無いという思いが強いです。私自身高受生を見るよりも、中受生を見る方が得意です。「親がアツい」からなんですがね。

お母さんももっと「戦略的な視点」が必要なのではないでしょうか?ポットでもあるまいし、湯(=いう)だけなら誰でも出来ます。中受のお母さんによくありがちなのは「あれも、これも、それも…」と問題集ジプシーをしていることが多いのです。まずは『これだ!』という問題集を最初から最後まで、最低5周することをおすすめします。何でもいいんです、学習研究社の自由自在でも、日能研のテキストでも、メモリーチェックで何でも。とにかく同じものを何周もすることが一番重要なのです。

さらに、確かに偏差値40~50なのかも知れませんが、全部が苦手というわけではなく、その中でさえも科目的な視点ではなく、より細かい視点で「得手不得手」があります。例えば、計算は速いとか、ニュートン算はダメでも旅人算が出来るとか、日本の地理や歴史はイケるが世界系がダメなど、探せばその子その子の特性があります。お子さんにそこまで意識させるのはとても難しいですし、塾の先生も他の子への対応もあるので、細かい部分まで目が届かないのは普通です。まぁ家庭教師でもなかなかそこまで生徒を把握する先生は少ないですから、そういう役目こそ親がしなければなりません。

で、まず短期的な目標として、例えば、私立立正中学の社会の入試には必ず「仏教の歴史」が出ます。真言宗の開祖は誰とか、浄土真宗はどういうことを行うのか(念仏はどういったものとか、何をすると極楽浄土にいけると説いているかなど)という学校学校の問題的特色がありますので、これが出来れば合格に一歩近づくといったビジョンも必要になります。これも親がまず過去問を解くなどをして把握しなければなりません。確かに塾の先生は、開成や早慶といったメジャー校なら出題傾向を把握していますが、マイナーなところまでは把握していません。私自身もその学校の出題傾向なんぞやっぱ過去問を解いて見ないことにはわかりませんが、既に解いたことがある中学についてはよく知っています。

しかし、なかなか塾や家庭教師でそこまで知り尽くしている先生というのは極小ですから、こういうことはお母さんの役目ということになります。それがわかっているかわかっていないかで、確かに模試では偏差値が少ないかも知れませんが、私立の場合は立正中学の例からみてもわかるように、偏差値としては表出されないけれども、学校に応じた傾向を把握しさえすれば、その中学の傾向を把握していることで点数が上がります。算数だとやたら面積の問題が出るところもあれば、文章問題がガンガン出る中学もありますから、そういうところで得点力UPが見込めると私は思います。

なもんで、簡単にいうと「お母さん、もっと冷静かつ客観的にわが子をみてあげてください」と言いたいです。まずあれもこれもではなく、「とりあえず、まずは△△中学では○○がよく出るから、○○を完璧に短時間で出来るようにしよう」というビジョンを立ててみてください。こういうことは四六時中生活を共にする家族じゃないとなかなか把握できないですからねぇ。まずはそういうところだと思います。
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この回答へのお礼

中受ほど偏差値が上がりやすい受験は他に無いという思いが強いです。

そうですかー!!なんだかファイトがわいてきました。

それから科目の中の得手不得手を把握するように、とのアドバイスについては、私に課せられた宿題と思い、がんばってみます。ちなみに、算数は全体には理解できているものの、あわてると計算ミスでおとす、また社会は地理がだめ、歴史になるとずば抜けてできて、理科は植物があれー?・・・という状態だが、てこなどの計算ものはOK、国語はまだ分野を私が限定できていませんが、アップダウン激しく、とにかくことわざ、語句などまだまだ暗記でなんとかまかなえるところはもうすこし頑張れ!   といった感じです。
ここから、さらに探っていって、対策を練ってみます。

gwkaakunさんのおっしゃる家族じゃないとできないこと、をよーく考えてアドバイスを参考にがんばってみます。!(^^)!
本当にありがとうございました。
貴重なお時間ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/06 22:02

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