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住宅の基礎工事の防水について教えてください。
建築する辺りは、川も近く、地下には水が沸いて出てくるような場所です。
施工側の話では、基礎には十分の防水対策をするとのこと。
当初、基礎の地下ピット周りにシート防水を施すよう聞いていたのですが、仕様書を見る限り、ゴムアスファルト系塗膜防水となっていました。
素人なのでピンときませんが、水の浸入だけは避けたいので、ご意見伺えたらと思います。
建築するのはRC造です。

A 回答 (1件)

RCの基礎とピットということでお答えします。



水位が高いところですと、基礎部分を完全に防水するのは難しいといえます。
基本的には、外周を継目のない形で覆えばよいのですが、工事の方法にもよりますが、マットスラブ(一番下の床)の下も防水していますか?
また、外周もコンクリートを打った後で外側から防水できればよいのですが、それだけの広さが外側にない場合が多いので、そのような工法はほとんどとれないのが実情です。(外側にかなりスペースが必要で、作業空間分も掘削し、工事後埋め戻す必要があります。)
また壁の防水と床下の防水の継目など、地下の外防水は通常の屋根の防水に比べて難しい環境下での作業となり、万一不完全であっても、やり直しや補修がし難い場合が多いと言えます。

そのかわりといってはなんですが、一般的には床下には湧水ピットといわれる空間をとったり、外壁は二重にしたりして、万一浸透水があっても室内に影響しないように排水できるシステムをとっている場合が多いです。ただし、この場合は実質的な部屋の面積が狭くなってしまうという欠点があります。

ゴムアスファルト系塗膜防水は地下の外防水でも比較的利用される工法だと思いますが、多分「先やり外防水」の工法だと思われますので、完璧を期待するのは難しいかもしれません。もし、土に接する外壁や床がコンクリートを介してすぐに部屋となるような使い方をしようとしているのであれば、もうすこし研究されたほうが宜しいと思います。

最近の建築雑誌でも地下の防水が特集されていました。
  http://ryuryudo.blog89.fc2.com/blog-entry-1021.h …
以前の関連質問  http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1567398.html
後やり工法のイメージ:下の方の写真(ただし、この例は別種の塗膜防水です)
  http://www.ozeki-chemical.co.jp/paratex/point/ex …

この回答への補足

ありがとうございます!!詳しく説明いただき、とても興味深く読ませていただきました。私もまた、仕様書、詳細の見積書を出してきて再度確認してみました。
水位は、おそらく地下の床より数十センチ高い位置に来るようです。マットスラブ下の防水について、確認はしてないのですが・・・仕様書に「シート防水、塗布塗膜防水については、10年間の責任保障」と記載されていました。

先やり防水なのか後やり防水なのか、よくわからないのですが、見積書に「ピット外部壁面アスファルト防水」とあるのを見つけました。

地下は、居住スペースとしての使用はありません。ご説明いただいたいた「湧き水ピット」をつい先日追加工事してもらうことにしたところです。万がいち浸水してきた場合に、ポンプをつければ排水できるよう、配管まではやっておくようにしています。

ちょうど今、基礎の配筋をしているのでいろいろと気になるところです・・・。

補足日時:2008/06/12 09:38
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この回答へのお礼

スイマセン。続きです。
もう少し詳しくわかりました。
一番下は、厚みを400とって、特に防水しないそうです。
側面は、防水して埋め戻しするそうです。。。

お礼日時:2008/06/12 11:43

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