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中学校で教えている者です。とても情けない限りですが、
教えてください。

先日"have to"を授業で導入しました。そこで生徒から
「先生、have to studyだったら一般動詞が2つ入っていませんか」
と質問されました。
私は「have toは助動詞的な働きをするので・・・」
などと苦しい解答をしたのですが、よくよく考えたら
疑問文にすればDo~を使いますし、三単現のSもつく。だとすれば
やっぱり一般動詞として考えるべきなのかなあと思いました。

その後で思ったのが、have toという固まりで教えるのが
当たり前になっているけれど、これはto不定詞なのかなあ
とも思ったのです。

今まで私はhave toは助動詞的な働きをすると考えてきましたが
この解釈だと疑問文、否定文の説明が苦しくなります。
知識のない者が英語を教えていると言うことでとても恥ずかしいのですが、教えていただけますか?

A 回答 (15件中11~15件)

はじめまして。



ご質問1:
<やっぱり一般動詞として考えるべきなのかなあと思いました。>

ご想像の通りです。

must=have toのhaveは一般動詞になります。


ご質問2:
<これはto不定詞なのかなあ>

ではありません。

1.to不定詞とは、to+原形動詞のことを総称してそう呼びます。

2.多くの人はtoだけをto不定詞と思っていますが、to不定詞のtoの品詞は前置詞になります。

3.to不定詞に対し前置詞toをとらない原形動詞を原形不定詞と言います。

4.to不定詞はこの場合have toの部分ではなく、その後のto+原形動詞の部分のことをいいます。


ご質問3:
<have toは助動詞的な働きをする>

おっしゃる通り、助動詞的な働きをします。

1.こうした一般動詞がto不定詞と結びついて助動詞的な働きをする句動詞は、以下のようなものがあります。
例:
need to「~する必要がある」
like to「~したい」

2.これらのto不定詞には「未来志向」があります。そこから、未来の「必要」「願望」「義務」「運命」「予定」などを表す動詞句に使われるのです。

3.ご質問文の例は「have+未来志向のto不定詞」で、
(直訳)「(これから)~するべきことを、持っている」
→(意訳)「~しなくてはならない」
という訳出の流れになるのです。

4.このhaveは一般動詞だからこそ、has、hadといった人称や時制によって形が変わるのです。


以上ご参考までに。
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≪have to≫=must は助動詞です。



http://www.eibunpou.net/07/chapter17/17_2.html
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言葉というのは数学のように整然とした体系を持ったものではなく、人々が長い間使い続けている間に自然発生的に出来たもので、これを文法という一つの体系を作ったとき、それは様々な例外規定で取り繕う必要があったのです。


 ですから、貴方が言われた『助動詞的な働き』で正しいと思いますよ。しかしこれは have という動詞を使っているので、助動詞的な使い方になっても昔の動詞の姿を残しているのは仕方のないことだと思います。

 また have to の to はまさしく不定詞を作る to だったのでしょう。このように文法というのは最初に言葉ありきであり、文法が最初にあり、これに従って言語が形成されて行ったわけではないのです。

 貴方は正しいことを教えられたのだと思います。どうぞ胸を張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も時々言葉は理屈ではどうしようもないときってあると思っています。なぜはブラシは、teethbrushではなく、toothbrushなのかとか・・・

ただ、できる限り生徒を納得させてあげたくて。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/23 22:29

お考えのとおりですよ。


want to do, plan to do などと同じで、普通の一般動詞として理解した方が簡単だと思います。

それにしても、
>「先生、have to studyだったら一般動詞が2つ入っていませんか」
と言う質問が出ると言うこと自体、とてもすごいことだと思います。非常に生徒といい関係が出来ているのですね。

なお、ought to do など、助動詞と一般動詞の中間としか考えられないものもありますが、have to については、must が元々ありますから、一般動詞として扱うのが簡単です。
助動詞は、基本的に、主語と動詞を結びつけるもので、主語がその動作についてどんな見方をしているかを表します。その見方のことをmodal と言い、可能・予定など色々ありますが、基本は、話者の気持ちそのものであり、他人の関与するものではないと言うことです。その意味で、have to は、助動詞ではありません。環境的な要素、つまり、規則があるからとか、誰かに約束してあるからなど、外的な要求に従って、「~しなければいけない」の意味になるので、話者の主観の表れではないのですから。
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この回答へのお礼

勉強になりました。ありがとうございます。
そういっていただいて嬉しいです。

お礼日時:2008/06/23 22:26

一般動詞です。


意味は、助動詞mustと同じですが、この形に言い換えられると一般動詞になります。
ですから
(1)肯定文
→主語の依ってhave/hasを使い分ける。
(助動詞には主語に依る使い分けが無い)
You have to go there./He has to go there.
(You/He must go there.)
(2)否定文、疑問文。
→一般動詞のやり方で、do/does/didを用いて作る。
→Do you have to go there ?
(Must you go there ?)
となります。

細かいことを言うとhaveはそれ自体は「動詞」であり、toの品詞は「前置詞」といいます。しかし、ときとして「いつくかの単語を1つのグループ」とみなし、それで1単語扱いすると英文が分かりやすくなることがあります。

この「have to」も2語セットで1つの助動詞なのだと考えることになっています。(ただし他の助動詞、can, willなどと違ってhaveの部分が主語や時制によってhas, hadと変化します)
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
生徒にはできるだけ納得させたいと思い質問してみました。
安心しました。

お礼日時:2008/06/23 22:25

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