許せない心理テスト

中学校で教えている者です。とても情けない限りですが、
教えてください。

先日"have to"を授業で導入しました。そこで生徒から
「先生、have to studyだったら一般動詞が2つ入っていませんか」
と質問されました。
私は「have toは助動詞的な働きをするので・・・」
などと苦しい解答をしたのですが、よくよく考えたら
疑問文にすればDo~を使いますし、三単現のSもつく。だとすれば
やっぱり一般動詞として考えるべきなのかなあと思いました。

その後で思ったのが、have toという固まりで教えるのが
当たり前になっているけれど、これはto不定詞なのかなあ
とも思ったのです。

今まで私はhave toは助動詞的な働きをすると考えてきましたが
この解釈だと疑問文、否定文の説明が苦しくなります。
知識のない者が英語を教えていると言うことでとても恥ずかしいのですが、教えていただけますか?

A 回答 (15件中1~10件)

#7です。

丁寧なお礼をありがとうございました。
とても興味深いご質問ですので色々調べてみました。
やはり これは現代の英語では一般動詞に分類して教えられた方が良いのではないかと思うに至りました。
英文法解説は私も持っております。熟読したものです。これは文法書の名著の一つなのですが 時折とても不親切なことがありますし 私が持っておりますのは1991年に改訂したもので三版と書いてありますから相当古くからあるもので現代の英語にはマッチしないこともあります。それにどうしてそうなのかの説明もとても少ないのです。
勿論一読なさることはお勧めします。名著は名著ですから。私は英語初心者の頃この文法書に随分助けられました。

ところで英英辞書 或いは ネイティヴがよく使う A Practical English Grammar 等を読んでみましたがこの have 或いは have to を助動詞としているものはありません。

英語は元々イギリスで話されていたものです。イギリス英語には have got to という言い方があります。これは have to と同じ使い方がイギリスではされています。
このイギリス英語だと have は助動詞と考えることができます。ですから元々は助動詞だったということなのです。しかし それがアメリカに渡り got が取れてしまいました。すると have を助動詞と考えることができなくなりました。
(余談ですが 私の習った時代の英語には Have you any money? Yes, I have. という使い方もありました。ですから 私が英会話を教えていた頃 私より上の年代の方の中には Do you have ~? の答え方をいくら Yes, I do. とお教えしても どうしても Yes, I have. とお答えになられる方がいらっしゃいました。)

>今まで私はhave toは助動詞的な働きをすると考えてきましたが
>この解釈だと疑問文、否定文の説明が苦しくなります。

have to が助動詞的な働きをしていることに間違いはありません。
助動詞というのは その漢字の通り 後に続く動詞の補助をしているのですから。
別に疑問文・否定文の説明は苦しくなりません。
助動詞的な働きをするということと助動詞であると断定することとは違います。
have は一般動詞だけれど to という前置詞を後ろにつけて have to という表現がある これは助動詞のような働きをする決まった言い方なのだから そのまま覚えておきなさい。とご説明なさればよいことなのではないでしょうか。で 疑問文・否定文の時には元々が一般動詞なのだから can 等の助動詞とは違って do を使うとご説明なされば解決するのではないのでしょうか。

それ以上つべこべ言うようなら じゃあ自分で調べてご覧 先生の言っていることが正解だから とおっしゃったらよいのではないでしょうか。なにもかも教える必要はないと考えるものです。私は事情があって息子に小学生の頃からすべての勉強を教え中学に入ると英語を教えました。教え過ぎないよう注意しました。ですが 成人した息子を見ると 教えすぎた 私?と時折思うことがあります。 
自信を持ってお教えくださいませ。間違っていらっしゃるわけではないのですから。

どうして?と訊く子は伸びる とか言われておりますが それは場合によりけりです。どうして?どうして?を連発するあまりそれに対する明確な答えがもらえない場合 投げ出してしまう子もいます。つまり人に頼っているのです。なんでも教えてもらわなければ気がすまないのです。自分で調べなさい も時には必要ですね。話がちょっとそれてしましました。

長々と失礼いたしました。
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この回答へのお礼

私の質問のためにそこまで調べていただいて・・・感動です。
私がそうだったように、まずは疑問を抱かずに教え込んで、
それから、(今の私のように)疑問を持った子供達が調べればいい、そう思っています。私は公立中学校で教えていますから、学力の差は甚だしいものがあります。私には責任がないとはもうしませんが、下位の生徒は英語が苦手ではなく、往々にして「勉強が苦手」「学ぶことが苦手」「我慢することが苦手」です。上位の生徒は中学2年にして英検準2級を持っています。そんな生徒を一つの教室で教えているわけですから、私は、混乱を招きそうな内容に関しては「興味があればおいで」とか「英語を本気で学びたい人は高校に行ってから調べてみな」と言うようにしています。いましっくりと理解できなくても、精神的にも大人になるとすんなり理解できる事ってけっこうありますから。

大学受験に向けて一通りの英文法は学習し、ごちそうさまって感じだったのですが、「英文法解説」を買ってしまいました。もう一度高校入試の時に必死こいて学習した英文法を学び直そうと思います。詳しく知ると、シンプルに教えられますからね。実際、私は指導に困っているのが、「不定詞」「動名詞」「分詞」(これは中学ではでませんが)ですから。

話しが教育論的になってしまいました。また分からないことがあれば質問します。また教えてください。

お礼日時:2008/06/26 02:16

No.2とNo.14のtaked4700です。



>なぜはブラシは、teethbrushではなく、toothbrushなのかとか・・・
について。

名詞が二つ直接並んで新しい語を作りますが、前にある語が特長とか用途を示し、後ろにある語がそのものを示します。つまり、特徴を示すため、形容詞化されてしまい、複数と言う数の概念を失ってしまうのです。その典型例が、He is twenty years old.と a twenty year old man の違いです。
schoolbag なども同様ですね。しかし、少数ですが、複数形が来る場合もあります。menswear などですね。
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No.2のtaked4700です。


以前、自分が、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3481655.html で書いたことをコピーしておきます。

以下、コピー:

心情表現と言いますか、動作を直接表現するのではなくて、一種抽象的な表現をすることは、いろいろあります。
大きく、それらは3グループに分かれ、

1.純粋な助動詞表現:I will go there. I can play tennis.など。
  主語のそのときの判断と説明されますが、反対から言うと、それまでの状況とか現実の世界からの影響を引きずっていないという意味でもあります。それだけ、直接的に、主語と動詞を結ぶ働きがあるわけです。

2.be able/willing/going/anxious to ...などの表現:to が使われているのは、主語に対応する述語が動作そのものとは違うことを示すためです。次に、be を使うことで、主語の(心や現実の動作の)状態だということを意味しています。例えば、I am able to cut the bond. は、まず第一に「可能だ、能力がある」と言うことを示していて、「切る」と言う動作を主語がすぐにやるまたは実際にやると言う意味ではありません。これらの表現は、確かに、主語の状態をbe動詞で示しているという点で、話者の心の態度なのですが、形容詞で表される分、客観的な感覚になるわけです。

3.plan to, hope to などの表現:こちらは一般動詞の表現です。基本的に、その動作を行うことが出来ます。plan なら、計画表を作るとかです。ここでも、I plan to play tennis. のように、主語がplay tennisとは直接的につながっていません。

ともかく、2と3の表現は、to do の形で動作が示され、それだけ、その動作自体と主語とが直接的につながっていない感覚があるわけです。

以上、コピー終わり

また、have toがhad to のように過去形を持ち、mustに過去形が無いのは、意味自体が異なるからです。
mustは、元々過去形であり、意味としては、「~することを許された」です。つまり、「既にそう決まっている」、「100%そうだ」と言う意味なのです。よって、固定されている心情を表します。固定されてしまっているため、時の経過の影響を受けず、過去も、現在も、mustで示すことが出来てしまうのです。ただ、未来は、未来そのものがまだ決定されていない時のことですから、will have to do のように、will の力を借りる必要があるのです。
mustの意味として日本語では、「~にちがいない」と「~しなければならない」がありますが、英語としては同じで、「100%そうだ」でしかないのです。「100%~にちがいない」であり、「100%~しなければならない」であるわけです。
なお、can,will,mayに過去形があるのは、いわゆる一般動詞の過去形と同じように過去の心的態度を述べたものと言うよりは、敬語法の一種として発達したものであり、心理的距離感を表すために過去形が使われているのだと思います。mustは、「100%そうだ」ということで、心理的距離感を出す余地が無いわけです。
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○ 前回の回答の中で「中学校段階ではあまり細かいことにこだわる必要はありません。

」という趣旨のことを申し上げました。

○ しかし、疑問を持つことは悪いことではありません。そして、教える側としては、5のことを教えるために10のことを知ること、知ろうと努力することは決して無駄なことではありません。

○ さて、「have to」については、「The Internet Grammar of Enlish」というサイトに下記のような解説があります。

 Among 【the auxiliary verbs】, we distinguish a large number of multi-word verbs, which are called 【SEMI-AUXILIARIES】. These are two-or three-word combinations, and they include the following:

 get to / happen to / have to / mean to / seem to
 tend to / turn out to / used to / be about to
 be going to / be likely to / be supposed to

 Like other auxiliaries, the semi-auxiliaries occur before main verbs:

 (1) The film 【is about to】 start.
 (2) I'【m going to】 interview the Lord Mayor.
 (3) I 【have to】 leave early today.
 (4) You 【are supposed to】 sign both forms.
 (5) I 【used to】 live in that house.

http://www.ucl.ac.uk/internet-grammar/verbs/semi …

○ 日本の高校生向けの参考書などではほとんど見かけることのない「準助動詞」という言葉は、英語では「semi-auxiliaries」と表記されます。Native speakerたちも「have to」などの扱いには苦労しているようです。下記のリンク先も多少は参考になるかもしれません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%8B%95% …

http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-40 …

http://www9.ocn.ne.jp/~bigarden/1-W/1-a.htm
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この回答へのお礼

こんなサイトがあること自体知りませんでした。
そういえば、このような複数の単語句がむすびついて
意味をなす表現がありました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/06/26 02:20

私は別に一般動詞が二つあっても問題ないと思うんですけどね。


have toは元々は“I have a lot of things to do.”のように、
「~すべき~を持っている。」から変化したものです。
さて、英語と親戚のドイツ語だと、動詞が助動詞を伴う場合は動詞は文の最後に来ます。

Ich kann Deutch sprechen.

これを単語だけ英語にして並べると

I can German speak.

となります。

しかし、英語はスカンジナビア語やフランス語の影響で、動詞は助動詞の次に来て、目的語は定型動詞でなくても後に置くスタイルが確立しました。

それによって、haveはtoを伴い助動詞的な働きをするようになり、
発音的にもvがfに変わり、一語のようになりました。

数学や理科だと、「どうしてこうなるの?」という疑問を持つことで
探究心が深まりますが、英語の場合は 英語だけの問題に留まらず
フランス語やドイツ語を引き合いに出す必要も出てきて言語学の問題に発展しますが、そんなことをしても英語のスキルは向上しません。ですから、理屈云々よりも慣れで覚える方が重要なのではないでしょうか?
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アメリカに住んで40年目の終わりに近づきました。

 このカテで書き始めて8年目に入りました。 私なりに書いてみますね。

同じような事が他のもう一つの動詞と呼ばれているものにも起こったのをご存知ですか?

それはBE動詞と呼ばれるものですね。 動詞と片付けられない使用法がある、でも助動詞とするには助動詞とするにはちょっと無理がある、そして、助動詞的と言うのにも無理がある、と考えたのですね。 それだったらいっそのこともう一つの分類、品詞を作ってしまえ、としたのがこのBE動詞なのですね。

この経路から同じ事を起こそうとしている人たちもいるわけです。 当然ですね。 文法をすること、品詞を作る事が何か使命のように感じている人たちにとっては一般動詞として使われるときもあるし助動詞的にも使われるときもある、では何かいかにも文法的品詞わけにはならないと感じるわけです。 そうすると、また、それじゃいっそのことhave動詞としよう、と言う考えです。

私はこの考えは悪いとは思いません。 かえっていいのではないかと思いますよ。 なぜなら、「完了形」を作るのはhave/has/hadしかないからなのですね。 これを助動詞的とするとどこが?となり、助動詞の定義が崩れてしまうからなのですね。

つまり動詞には一般動詞、BE動詞、そしてHave動詞がある、とする考え方です。

後は、これを日本での(既に中国では一般的な考えになっているようですが)動詞と言うものの観念を全国一般的なものにすると言うことをしなくてはならないだけです。 

先生によって解釈が違う、では英語を習おうとしている人には大きな壁となることでしょう。

have toでmustと同じようなフィーリングを持たせる役割がある。 それでいいはずなのです。 なぜ品詞わけを押し付ける必要性があるのでしょうか。

6年間の英語教育で600時間しかないないのです。 600時間である程度の英語力をつけなくてはならないわけですから英語力向上への土台作りには大学院がするようなことを中学生にさせる必要はまったくないわけです。

助動詞的に使われているのです、だけでも十分理解してくれるでしょう。 しかし、なぜ、このようなことに「疑問を抱かせるようになったのか」を考えてもいいのではないでしょうか。

品詞わけをすることにあまりにも時間を費やしているからなのでしょう。 品詞を知ることは重要な事です。 この用語を知らなくては教える方も大変でしょう。 しかし大学院でするような、しかもいろいろな人がいろいろな解釈ができるような事を一言で教えようとしなくてはならないような環境を作ったと言う事は実は自業自得とも言えることだと私は真剣におもいます。

つまり、このhaveがどんな品詞とされるかが分かっても本当に英語をつけるようになると言うのでしょうか。 私は、このhave toでmustと同じような意味で使われると教わっただけです。 それだけで私はこの表現を使えるようになりました。 ほとんど人が同じ状況だと思います。

そして多くの学問と同じように、それは後で多分習うでしょう、と言う先生の教えが悪いことではないと信じています。

5歳の子に嘘はついちゃいけないよ、と教える時に、でもね、お世辞を言う時もあるし、正直に思っている事を言わないほうが言いと言うことも十分知っておかなくてはならないよ、なんていって教えますか?  ある時点で、次のことを教えるのです。 大学院で英語研究学科でこのhaveはなんなのかその時になって考えればいい事なのです。

I have to study tonight. I have to go to (the) bathroom. など問題なく言えるようにさせたほうがよっぽどいいことだと思います。 このhaveの品詞はなんなのか、を知っていても、英訳する時に日本語の表現の意味合いが複数あるのではないだろうかと言うことに気がつかないのでは問題だと言う事なのです。

ですから、私からのアドバイスとしては、「助動詞に似た使い方をする動詞ではあるけど助動詞とは言いきれない特殊は動詞として考えてください。 では、トイレに行きたいと言いたいときにはどのようにこの表現法を使えるでしょうか? 分かる人、手を上げてください。」とすればいいのではないかと思います。 ただ、教育教本としてこの動詞をどうやって教えるべきかが既に作られているのであればそのようにする必要を持っていかなくてはならないのが今の英語教師ですね。

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
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こんにちは!



 興味深い教育上のご質問と思います。

 やはり助動詞の本義は、本動詞にニュアンスをそえることだとしたら
 中学生レベルでは、have to が「助動詞的」と教えておくのが無難だと思います。

 そういう意味で No. 8のお方と同意見です。

 I must go there. を過去形に書き換えさせる問題をやるようになると、どうしても must と have to の類似性は認めざるを得なくなります。

 大学生ならともかく、中学生では、must は助動詞で、have は本動詞という説明は、その時になると、混乱が生じる恐れがあります。

 ~しなければならない、~であるにちがいない、という訳語自体が、助動詞的であることを物語っています。やはり主人公(~の部分=本動詞)は、この場合は study だと教えていたほうが、のちのちのことを考えると整合性に困らないでしょう。

 have to は助動詞的に使われているんだけど、疑問文や否定文の作り方は、must や can といった助動詞とは違うんだ

 というのがわれわれの教わってきたやりかたであり、おそらく一番自然な理解の仕方だと思います。

 以上、ご参考になれば幸いです。
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mandhelin様は、英語科教師の机上には必ず備わっていていると言われている「英文法解説(金子書房)」をお持ちですか?私は在米時はいっさい日本語で書かれた文法書で勉強しませんでしたが、帰国後英語教師となり、生徒に文法を説明する時はこの「英文法解説」を活用しています。

お勧めの一冊です!

「英文法解説」によると、

≪HAVE≫

(1)一般に「持っている」の意味のとき
   I have a bicycle.
He has a dog, doesn't he?

(2)一般動詞と同じ意味のとき
   He had (= took) a bath before going to bed.
I had (= received) a phone call from her last night.

(3)助動詞としてのHAVE
He has lost his memmory.(完了形)
   I have to go now. (have to)
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この回答へのお礼

情けないことに、この本知りませんでした。
今、ネットで購入しました。
熟読したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/24 22:17

もう文法御専門の方々からきちんとしたご回答が出ておりますので回答は必要ないのですけど 面白い質問だなぁと思って参加することにしました。


一般動詞が二つ入ってはいけないのでしょうか。文として成り立たないのでしょうか。
例えば go to see the doctor これなぞ to で連結して二つ一般動詞が入っています。これは 変化して go and see the doctor そして最近では go see the doctor と 以前だったら考えられないような言い回しになっていますでしょう。

勿論このhaveは一般動詞です。そして後ろにもう一つの動詞を連結するための to が入っていて その結果として must の少し柔らかな意味の have to という表現になった くらいの説明でよいのではないのでしょうか。中学生の時からそんなに深く文法に拘る必要はないことを教えておかないと 現代の文は読めないですし それから文法用語というものはあくまでもだれかが便宜的に決めたものであって 例外もいっぱいあります。あまりに文法用語に拘るから 日本人は英語が喋れないのです。

むしろ私は have to になるとhaveの発音が違うということをきちんと教えておかれることが先決だと思いますが。

>知識のない者が英語を教えていると言うことでとても恥ずかしいのですが、教えていただけますか?

こういうことはおっしゃらなくてもよろしいのですよ。ご自分はわかっていらっしゃるのですから 知識はおありなのです。
ただ今時の子が素直に受け取らないだけです。
昔のように鵜呑みにした方がすっと覚えられて あまり深く文法を考えないで感覚でやってしまう方が言語の習得は早いのですけどね。
だから 小さい子は早いのです。
いやはや 教えるのが難しい時代になりました。
このカテを見るようになって一年程ですが どうしてそこまで文法と文法用語に拘るのかという質問がいっぱいです。 文科省の思惑とは違った方向に進んでいるような気がしてなりません。
そして 大学生になってもまともに英作文の出来ない子いっぱいです。
なのに英会話スクールおおはやり。でも まともに喋れる子がホントに少ないです。
先生達は受難の時代ですね。

私のフランス語の講師が 私によく言います。「マダム どうして と聞かないで。僕が決めたわけではないから。文句はアカデミー・フランセーズに言ってね。」
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この回答へのお礼

言語をシンプルに教える・・・これが私の信念です。
ただ、私が疑問に思っていることを、曖昧にしたくない・・・
ということで質問してみました。

良く私も生徒に言います。
私:(机を指さして)これってなに?
生徒:つくえ
私:なんで?
生徒:う~ん。
私:なんでも。だよね。それが言葉だよ。

って。ありがとうございました。心強いです。

お礼日時:2008/06/24 21:58

>have toという固まりで教えるのが当たり前になっているけれど、これはto不定詞なのかなあとも思ったのです。



○ これは基本的なことのように思われますが、ベテランの教師にとっても実はなかなか悩ましい問題です。

○ 「have to」は、形式的には「助動詞」ではなくて「一般動詞」の要素を備えています。「助動詞」の4つの条件をまとめておきます。

 (1) 直後に「n't」をつけて否定を表す。
 (2) 主語を倒置させて疑問を表す。
 (3) 動詞(句)の代用ができる。
 (4) 強勢をおいて、その内容が真であることを強調する。
     ※ 一般動詞の強勢は、他との対比である。

○ 「have to」は上記の4つの条件のどれにも当てはまらないので、形式的には「助動詞」ではないという結論になります。

○ しかし、だからといって「like to ...」のように後続する「to ...」が名詞的用法の不定詞というわけでもありません。むしろ、意味的には「must」に近いので、専門的には「準助動詞」という呼び方をします。

○ この「have to」が初出するのは、中学校1年生の後半か2年生の前半くらいだろうと思います。その年代の生徒たちには文法的な呼び方よりも、(1)「~しなければならない」という意味、(2)動詞の原形が後続するということ、そして(3)疑問文では「Do you have to ...?」、否定文では「don't have to ...」という形をとること、という3つの原則が理解できていれば十分ではないかと思います。

○ 生徒たち、特に中学生が英語を好きになるかどうかは、難しい理屈も大切なのですが、実際に使えるかどうかとか、授業が楽しいかどうかなどという案外単純なことにかかっている場合が多いのではないかと思います。高校生が相手であれば別ですが、中学生への授業であれば、講義調の授業ではなく、活動的な授業を心掛けることが大切だと思います。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

講義調の授業ではなく・・・私もその通りだと思います。
今の段階ではこのレベルが分かっていれば・・・それも
私が心がけていることで、生徒には「あとは高校いって教えてもらいな」とも言います。全て説明してしまっては全体が混乱しますから。

私はgoogoo1956さんがおっしゃる3つのポイントに絞って教えているつもりではあります。自信になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/24 22:02

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