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英文法の本をしていて、完了形のhaveは文法上助動詞になりますと書いてありました。

そのままその本を見ていると、仮定法過去完了というところがあり、should,would,couldが助動詞と書いてありました。

じゃあ、仮定法過去完了のhaveの品詞は何ですか?

助動詞は、2つ使えなかったような覚えがあるので、疑問に思いました。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

面白いことに気がつかれましたね。



助動詞を二つ使えないとするのは、助動詞は話者の心の態度みたいなものを表していて、態度が同時に二種類以上あるはずはないと考えるからです。

でも、仮定法過去完了の文には確かに二つの助動詞があります。なぜか?

これ、当然の話なのです。would は、仮定法であることを示すための助動詞、have は当然完了形であることを示すためのもの。

完了形というのは時制表現の一種であり、仮定法は時制表現とはまったく別の次元のものなので、互いにぶつからないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ついつい、英文法を丸覚えしていたので、その意味まで考えていませんでした。

>助動詞を二つ使えないとするのは、助動詞は話者の心の態度みたいなものを表していて、態度が同時に二種類以上あるはずはないと考えるからです。

上の説明で、より理解が深まりました。

>完了形というのは時制表現の一種であり、仮定法は時制表現とはまったく別の次元のものなので、互いにぶつからないのです。

文法をやり始めたばかりなので、そうなのか~って位しか理解できませんが、すっきりしました。

お礼日時:2007/11/08 01:09

はじめまして。



ご質問1:
<じゃあ、仮定法過去完了のhaveの品詞は何ですか?>

助動詞です。

1.have+過去分詞で完了形という「主節より過去の時制」を表す動詞の形になります。これを完了動詞といいます。つまり、haveは完了動詞の一部なのです。

2.「完了動詞」は主節の時制の時点で、その動作が完了していることを表す、動詞の「形」であって、時を示す「時制」ではありません。

つまり、「完了動詞」=「完了を表す動詞の原形の形」であって、≠「過去時制」ではないのです。

3.仮定法過去完了の帰結では、助動詞の過去形+完了動詞の形になります。この完了動詞have+ppのhaveを完了動詞の一部、と考えれば、助動詞+完了動詞として助動詞同士がぶつかるというイメージから解放されると思います。


ご質問2:
<仮定法過去完了というところがあり、should,would,couldが助動詞と書いてありました。>

助動詞+have+ppをとるのは、仮定法だけではありません。

1.過去推量もこの形をとります。
例:
may have pp「~したかもしれない」
must have pp「~したに違いない」
cannot have pp「~したはずがない」

2.これらの過去推量は仮定法とは全く関係ありません。

3.この場合も助動詞+have+ppになっていますが、これも推量の助動詞(may、must、cannot)+完了動詞(主節よりひとつ前の時制を表す動詞の原形の形)と考えると、助動詞の連続、というイメージを避けることができるでしょう。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます。私の英文法の知識が、中学のレベル程度しかないのが非常に残念です。

助動詞+have+ppのppってどっかで見たなってレベルなので、一つ一つ調べて理解したいと思います。

>仮定法過去完了の帰結では、助動詞の過去形+完了動詞の形になります。この完了動詞have+ppのhaveを完了動詞の一部、と考えれば、助動詞+完了動詞として助動詞同士がぶつかるというイメージから解放されると思います。

わからないなりに、上記部分がかなり気になります。私の知りたかったあたりがこの辺にあるように感じました。

お礼日時:2007/11/08 01:48

仮定法過去完了に限らず,


完了形の不定詞 to have 過去分詞なども,to の後に助動詞が来ていいか,という同じ問題が発生します。

また,受動態の be +過去分詞の be も助動詞と辞書にはあると思いますが,to be 過去分詞のようになると,同じことが言えます。

have +過去分詞の have が助動詞とするのは,
あくまでも have は(過去分詞といっしょになって)現在完了という時制をつくる役目を果たすだけで,
英語で必ず必要な動詞の意味は過去分詞の方にあるという考えによります。

そして,can や must のような助動詞がなぜ2つ続かないかというと,
can や must に原形がないからです。

I can ~なら can は現在形,I could ~なら過去形(仮定法を含めて)です。
to can と言えないように,will can とも言えません。

しかし,完了形の have には原形が存在し,
will have 過去分詞という未来完了が存在します。

結局,完了形の have を助動詞とするのは便宜的なもので,
あくまでも一般動詞の have から来ており,
現在形・過去形だけでなく,原形 have も存在します。

したがって,could have 過去分詞の have も原形となります。
これをあくまで助動詞と呼ぶかどうかは大きな問題ではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私が読んでいるのは、入門レベルなのでわかりやすくするために、助動詞が1つって書いてあったんだと思います。

最近やっと、品詞が何なのかわかり始めて(まだまだ入門レベルですが)今回の疑問がふと出てきました。

>完了形の不定詞 to have 過去分詞なども,to の後に助動詞が来ていいか,という同じ問題が発生します。

まだ、上記の言っていることが私の知識では理解できませんが、これからもっと勉強して理解できるようになりたいと思います。

お礼日時:2007/11/08 01:32

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