![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?5a7ff87)
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
基本的には1-3年までの特許料の納付されたときは、特許権の設定の登録がされます。
そして、特許権は、設定の登録により発生しますので、特許料納付前は特許権は付与されません(特許料の猶予や免除の場合を除く)。
また、追納期間とおっしゃっているのが猶予後の追納期間のことであれば、追納期間経過前には特許権が発生しているので、第三者に権利行使できます。但し、追納期間が経過した時には、初めから特許権がなかったものとみなされます。
なお、追納期間とおっしゃっているのが特108条3項の延長のことであるならば、特許権が付与されないので、第三者に対して何もいう権利はありません。
No.2
- 回答日時:
こんばんは。
>>>特許査定後、特許料納付前は特許権は付与されないのでしょうか?
特許料を納付しなければ、特許権は発生しませんし、特許の登録番号すら付きません。
なお、ご存知かもしれませんが、
1年目から3年目の特許料は、初回にまとめ払いしなくてはいけません。
>>>同様に、特許査定後、特許料納付せず追納期間に突入後、追納期間内で納付した場合で、特許査定から納付までの間はたとえば第3者の実施に対して何もいう権利はないのでしょうか?
これについては、以下の特許法第112条~112の2(丸写し)をご覧ください。
(特許料の追納)
第百十二条 特許権者は、第百八条第二項に規定する期間又は第百九条の規定による納付の猶予後の期間内に特許料を納付することができないときは、その期間が経過した後であつても、その期間の経過後六月以内にその特許料を追納することができる。
2 前項の規定により特許料を追納する特許権者は、第百七条第一項の規定により納付すべき特許料のほか、その特許料と同額の割増特許料を納付しなければならない。
3 前項の割増特許料の納付は、経済産業省令で定めるところにより、特許印紙をもつてしなければならない。ただし、経済産業省令で定める場合には、経済産業省令で定めるところにより、現金をもつて納めることができる。
4 特許権者が第一項の規定により特許料を追納することができる期間内に、第百八条第二項本文に規定する期間内に納付すべきであつた特許料及び第二項の割増特許料を納付しないときは、その特許権は、同条第二項本文に規定する期間の経過の時にさかのぼつて消滅したものとみなす。
5 特許権者が第一項の規定により特許料を追納することができる期間内に第百八条第二項ただし書に規定する特許料及び第二項の割増特許料を納付しないときは、その特許権は、当該延長登録がないとした場合における特許権の存続期間の満了の日の属する年の経過の時にさかのぼつて消滅したものとみなす。
6 特許権者が第一項の規定により特許料を追納することができる期間内に第百九条の規定により納付が猶予された特許料及び第二項の割増特許料を納付しないときは、その特許権は、初めから存在しなかつたものとみなす。
(特許料の追納による特許権の回復)
第百十二条の二 前条第四項若しくは第五項の規定により消滅したものとみなされた特許権又は同条第六項の規定により初めから存在しなかつたものとみなされた特許権の原特許権者は、その責めに帰することができない理由により同条第一項の規定により特許料を追納することができる期間内に同条第四項から第六項までに規定する特許料及び割増特許料を納付することができなかつたときは、その理由がなくなつた日から十四日(在外者にあつては、二月)以内でその期間の経過後六月以内に限り、その特許料及び割増特許料を追納することができる。
2 前項の規定による特許料及び割増特許料の追納があつたときは、その特許権は、第百八条第二項本文に規定する期間の経過の時若しくは存続期間の満了の日の属する年の経過の時にさかのぼつて存続していたもの又は初めから存在していたものとみなす。
(回復した特許権の効力の制限)
第百十二条の三 前条第二項の規定により特許権が回復した場合において、その特許が物の発明についてされているときは、その特許権の効力は、第百十二条第一項の規定により特許料を追納することができる期間の経過後特許権の回復の登録前に輸入し、又は日本国内において生産し、若しくは取得した当該物には、及ばない。
2 前条第二項の規定により回復した特許権の効力は、第百十二条第一項の規定により特許料を追納することができる期間の経過後特許権の回復の登録前における次に掲げる行為には、及ばない。
一 当該発明の実施
二 特許が物の発明についてされている場合において、その物の生産に用いる物の生産、譲渡等若しくは輸入又は譲渡等の申出をした行為
三 特許が物の発明についてされている場合において、その物を譲渡等又は輸出のために所持した行為
四 特許が方法の発明についてされている場合において、その方法の使用に用いる物の生産、譲渡等若しくは輸入又は譲渡等の申出をした行為
五 特許が物を生産する方法の発明についてされている場合において、その方法により生産した物を譲渡等又は輸出のために所持した行為
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 知的財産権 特許権、初めからなかったものにすることと、先願の地位を失うこと、後願排除効の関係について 3 2022/08/07 16:45
- ふるさと納税 ふるさと納税 ワンストップ特例申請について ふるさと納税した地域に申請書を送ろうと思ったのですが添付 5 2022/12/30 21:02
- その他(バイク) 公道走行可のキックボードなどのナンバーについて 1 2023/08/10 11:04
- 運転免許・教習所 駐車違反と免許更新 2 2022/05/20 19:15
- 運転免許・教習所 運転不可の車の免許証ってあるんですか? 精神疾患とか何か特別な理由がある人向けの。 免許を返納した訳 7 2023/03/10 14:44
- 宗教学 神話に出てくる土・泥からの国造り、人の造りなどの話は、どれも集積回路の考案によるキルビー特許に由来? 1 2022/11/05 20:11
- その他(税金) 登録免許税について 4 2023/01/28 15:48
- ふるさと納税 ふるさと納税ワンストップ特例制度が適用されなかった 7 2022/05/04 23:39
- 運転免許・教習所 とても理不尽 6 2023/03/07 10:34
- 大学・短大 私大の入学申込締切日。大学側の一存で変更・延長可能か?それとも文科省の許可必要か? 2 2023/05/13 07:44
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
郵便局のカク公、マル公とは
-
納付書と払込書の違い・指定管...
-
市民税の期限過ぎの払い方
-
国民年金の学生免除申請について
-
生活保護受給者の家賃補助金の...
-
休学中の国民年金
-
大学退学後の年金について
-
自動車税の納付書をなくしました!
-
自動車税をコンビニで納付でき...
-
再就職後の国保税はいつまで払...
-
スピード違反の反則金について。
-
老後は年金or生活保護?
-
第3被保険者ですが国民年金保険...
-
地方税の滞納処分の徴収手続き...
-
障害者年金と、厚生年金・国民...
-
厚生障害者年金をもらっていて...
-
国民年金免除却下について
-
無年金の68歳の親
-
社会保険・厚生年金から国民保...
-
国民年金制度は50年後もある...
おすすめ情報