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高圧受電にて力率が悪い、無効電力分は全て電力会社側が負担し、使用者側には請求されないのですか。(有効電力分のみ請求)逆に低圧側は無効電力分は有効電力を含め、全て使用者側に請求される。
大筋で合ってますか。教えてください

A 回答 (1件)

結論から言いますと


・電力量料金は有効電力量のみで請求(高圧も低圧も)
・基本料金は力率に応じて割引・割増(高圧も低圧も)

力率の計測は高圧では実量(取引メーターで実際に計量)、低圧では登録された負荷設備で決定されます。

そこで何故、そうなっているかというと。
力率が悪いと電力設備の稼動率が下がります。
たとえば100kWの変電設備があったとしても、
力率が80%の需要家ばかりであれば、80kWしか送れません。
余分な設備を用意する分、基本料金を割増しています。

それに対して、発電に必要な燃料は有効電力量の使用分でしか発生しません。
つまり無効電力のみの需要では燃料を消費しません。(厳密には違いますけど)
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