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MEMを基本にした培地で繊維芽細胞をpH8の培養系で観察することを目的としておりますが,pH調整についていくつか教えていただきたいことがあります.
1.通常,アルカリ性のpH調整剤には炭酸塩が用いられますが,ストック溶液はどのくらいの濃度で調整されているのでしょうか?炭酸ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウムについて教えてください.
2.NaOHでpH調整した場合,培養に問題がありますか?

よろしくお願いします.

A 回答 (1件)

通常のMEMはリン酸と炭酸水素ナトリウムによってpH7.5付近で平衡化させています。

炭酸水素ナトリウムストックは10倍濃度となる10-7.5重量%くらいが普通だと思います。特に決まりはないでしょう。炭酸ナトリウムについてはわかりません。

pHはリン酸の組成と炭酸水素ナトリウムの量で調整すべきところですが、0.5くらいならNaOHを使っても問題はないと思います。

場合によっては緩衝液にHEPESなどを用いることも考慮すべきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます.炭酸ナトリウムのストック溶液を5Mで計算したところ,とんでもない量(約26.5g/50ml)になってしまい,他のラボではどれくらいで使われているのか疑問に思った次第です.結局,市販の水溶液が0.5Mで市販されていましたので,1/10で調整しました.しかし,今度はpHを8にするためにかなりの量が必要ということがわかり,やむなくNaOHを入れたのでした.今回のご回答を参考にさせていただきます.ところで,HEPESはRPMI-1640培地には入っているものをみかけますが,αMEM培地ではHEPES入りという設定がありません.HEPESについてなにか培地によって特徴的に使用するということがあるのでしょうか?

お礼日時:2008/07/16 14:16

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