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こんにちは。ドイツ語を習っていて、もうすぐ試験があるのですが、最近授業がややこしくなってきて分からなくなってきてしまいました。
どなたたか、どうか助けてください。

いきなりですが、たとえば、

1格 Der Mann liebt die Frau
4格 Die Frau liebt den Mann
1格 Die Frau liebt der Mann
4格 Den Mann liebt die Frau

これらの違いが良くわかりません。これはすべてその男性はその女性を愛しているという意味なのでしょうか???1格と4格とではこの文ではDie Frau と den Mann または Die Frau と Der Mann がひっくり返っただけなのでしょうか? 文法的にも、こんがらかってしまいます・・・。

それから、3格と4格の違いもあいまいです。
日本語では、3格は’に’4格は’を’という意味だと聞きましたが、
たとえば、

3格 Die Tochter dankt dem Vater 娘は父に感謝する
4格 Die Mutter liebt den Vater 母は父を愛している

・・・これなら理解できますが、

3格 Die Tochter hilft dem Vater 娘は父を手伝う
4格 Die Mutter fragt den Vater 母は父に尋ねる

・・・これでは、’を’と’に’の意味があべこべになっていませんか?こういうところが難しくてよくわかりません・・・。

どなたか、ドイツ語にお詳しい方、教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

> 1格 Der Mann liebt die Frau


> 4格 Die Frau liebt den Mann
> 1格 Die Frau liebt der Mann
> 4格 Den Mann liebt die Frau

この文の1番目と3番目、2番目と4番目は語順が違うだけで、意味は同じです。

・その男がその女を愛する
・その女がその男を愛する
・その女をその男が愛する
・その男をその女が愛する

それぞれ直訳するとこんな感じですね。
女性名詞の定冠詞は1格も4格もdieなので、どちらの格なのかは
文脈で判断しなければなりません。
上記の場合は、男が1格(der)なら女は4格、
男が4格(den)なら女が1格ということになりますね。

ドイツ語の語順は、基本的には定動詞が2番目の位置に来るという
決まりになっており(副文の場合は末尾ですが)、
文頭に主語(1格の名詞または代名詞)を置かなければいけないという
決まりなどは別にありません。

Den Mann liebt die Frauという文の場合、Den Mannが1番目の位置、
liebt(定動詞)がちゃんと2番目に来ていますね。
主語(die Frau)は文頭に置いていませんが、それで構わないのです。


さて、3格と4格の違いについてですが……。
3格が「に」、4格が「を」という覚え方はまあまあ有効ですが、
せいぜい「日本語に訳する時にそうなることが多い」という程度のものです。
実際には、動詞の種類によって目的語にどの格を用いるのかが
決まっており、これを「動詞の格支配」といいます。

hilft(helfen)は3格支配なので、目的語を3格に。
fragt(fragen)は4格支配なので、目的語は4格になります。

面倒ですが、動詞を覚える時、どの格の目的語になるのかも
一緒に覚えるようにしましょう。
辞書で動詞を引くと目的語の格も書いてあるので、それをしっかり
チェックしておくことです。
またドイツ語を覚える時、単語単位で覚えるのではなく、文をまるごと
覚えるようにしたほうがいいでしょう。
そうすれば「この動詞にはこの格」ということが自然と身に付いていきます。

2格だの前置詞だの副文だのが入ってくるともう少し複雑になりますが、
とりあえず、以上の基本的なことは覚えておいてください。
試験、がんばってください。
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この回答へのお礼

本当に複雑ですね・・・。でも大変よく理解できました。
辞書でこつこつと調べていきたいと思います。
ご丁寧にありがとうございました。
試験もがんばりたいと思います!!

お礼日時:2008/07/29 19:17

<1格と4格>


Der Mann liebt die Frau
Die Frau liebt den Mann
Die Frau liebt der Mann
Den Mann liebt die Frau

Ein Mann liebt eine Frau
Eine Frau liebt einen Mann
Eine Frau liebt eine Mann
Einen Mann liebt eine Frau

冠詞に着目すると1格と4格の区別があるのは男性名詞だけです。einen / den があるところが4格「~を」です。eine / die は「~は」と「~を」の両方の可能性があるわけです。
またこのような単純な構文では主語と目的語は1つずつです。それをもとに分析すると順に(定冠詞/不定冠詞同じ)
SVO
SVO
OVS
OVS
となります。なお、OVS となっているのは主語と目的語の単なる入れ替えとは考えず、「主語以外の要素を文頭に出したために動詞が2番目に来た」と考えます。これを「定形(動詞)2位/V2 の原則」などと言いドイツ語の文を理解する上で不可欠のものです。

名詞の中には名詞そのものが1格と4格の違いを持つものもあります。
ein/der Student - einen/den Studenten
ein/der Name - einen/den Namen
ein/der Herr - einen/den Herrn
男性弱変化や不規則なものの一部が該当します。

<3格と4格>
geben など授与動詞の場合は日本語の「に・を」の考え方と一致しますが、それ以外では一致しないものがあります。fragen などは人ともの両方4格をとります。
Ich frage dich das. 私は君にそれをたずねる。

動詞によってはわざわざ別の日本語に言い換えることで筋を通すことはできます
hilfen : ~を助ける→~に力を貸す
fragen : ~に尋ねる→~を尋問する

しかしこのやり方には限度がありますので、これは考え方の違いと割り切って
fragen 人4(物4)
hilfen 人3
のように覚えた方が結局得策だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ドイツ語は英語と違っておくが深いということが良く分かりました。
分かりやすい説明を沢山詳しくありがとうございました。

お礼日時:2008/07/29 19:13

先ずはドイツ語の文法を参考書で確認しましょう。


英語でも主格、目的格(今は人称代名詞のみ)がありますね。
格の意味がお分かりですか?
”電脳ドイツ語教室”というタイトルのウェブサイトを参考にされると
100%理解できますよ。参考にされることをお勧めします。

3格 Die Tochter hilft dem Vater 娘は父を手伝う
4格 Die Mutter fragt den Vater 母は父に尋ねる

ドイツ語はドイツ語であり、日本語では無いので、日本語の文法に
当てはめて考えること自体が間違いですよ。あなたが教わった説明が間違っています。ドイツ語はドイツ語の文法しか当てはまりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
上記のサイトも大変参考になりました!
やっぱり、文法も違うんですよね・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/29 19:08

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