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今更ながらの質問で恐縮です。

昨日、会社の帰りに友人と焼き鳥で一杯やりました。

その時、炭を見て感じたのですが、炭って元々はただの木ですよね。 木を伐採して適当な大きさに切り分け、炭焼き小屋で燃焼させて、あのカチンカチンの炭が出来ると聞いています。

ところが、キャンプで焚き火をした経験からいって、「木」 って燃やすと、タダの燃えかすと灰にしかならないのに、どうしてあのような 「炭」 に出来るのでしょうか?

木が炭になる時と、燃えかすになる時と、どこが違うのでしょうか? 温度ですか? それとも?

A 回答 (6件)

生の木を空気が入らないようにして(炭窯に入れて)、


蒸し焼き状態にすると
酸素と炭素が結合せずに
水蒸気やガス分だけが抜け
炭素分だけが残ります。
普通に燃やすと、廻りの酸素(空気の中の)と木の中の炭素が結合し二酸化炭素が発生するので炭化しません。

黒炭は
炭窯の中で空気を絶って消火したものです。
炭化温度は、400~700℃前後
原材料は、ナラ、クヌギ、カシが多いです。

白炭
炭窯の外に出して、灰をかけて消します。
炭化温度は、800℃以上。
原材料は、ウバメガシ、カシ類が多いです。
炭質が硬いので火がつきにくいですが、いったん火がつけば、炭質が均一で安定した火力が長時間持続します。
焼き鳥やうなぎの蒲焼きなどで用いられています。
白炭のなかでは、和歌山県産の紀州備長炭は最高級品です。
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この回答へのお礼

有難うございました。
酸素が大きな要因になっていると分かったのですが、それには木と燃料を同じ窯に入れて蓋を閉じ、密閉状態にするのでしょうか?
それだったら、酸素不足で燃料自体が途中で消えてしまうような気もするのですが ・・ それを防ごうとして蓋を開けると炭にするはずの木も燃えてしまって炭にならない ・・ こんな疑問を持ってしまいました。すみません。

お礼日時:2008/07/31 10:40

ANo.3です。



>炭を作る過程で、空気の供給量を絞る作業が一番重要で難しいような
>印象を受けました。 例えばこれを失敗すると、全部燃えて灰になっ
>てしまったり、逆に極端な酸素不足で火が途中で消えてしまって、こ
>れも炭にならないという可能性はあるのでしょうか?

そうなるでしょうね。
もうひとつ重要なのは焼く時間でしょう。

木炭を作るのと同様な技術は、工業的に使用されています。
石炭からのコークスや石炭ガスの製造。
メタンからアセチレンの製造
廃プラスチックや廃油のガス化
などです。
いずれも、原料の一部を燃焼させてその熱で原料を改質するのです。空気の供給量や燃焼速度・割合、時間は大事な要素でしょう。
全部燃やしたらダメですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、実際に炭を製造する過程で失敗する例って、昔はあったのでしょね。
とても勉強になりました。

お礼日時:2008/07/31 13:30

ぜひ、試しに作ってみてください。



炭を手軽に作れる方法があります。

1.まず、わりばしを折って、2~3cmの長さにしてください。
2.短くなった割りばしを、アルミホイルで完全にくるみます。
3.ガスコンロにかざして蒸し焼きにします。
  炭素の化合物で出来ている割りばしは、酸素が遮断された状態で加熱されているので、分解してしまい、炭素以外の元素はアルミホイルの隙間から噴出し、それに火が付いて燃えます。最後に残るのが炭素のみとなります。
4・アルミホイルから噴き出す火が消えたら、コンロの火を消してください。
5.割りばし炭の完成
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、これなら簡単に自作の炭が出来ますね。頭の中で色々考えるより、一度体験してみると分かりやすいですね。勉強になります。

お礼日時:2008/07/31 10:50

不思議ですよね。

^^

木材は無酸素状態で400~500度に達すると炭化を始めます。
炭化した木材は更に発熱し、炭化を促進するのです。

この原理を応用した物です。
もちろん、100%は炭にはなりませんが、
「緩く遅く、連鎖的」に反応し続ける可能性もありますね。

明らかに研究者向きだと思います。
頑張りましょう。^^

昨日面白い事がありまして、
自分が自慢話をしたのでお前もしろよ。
こう言うのでしました。

そしたら怒り出した。
おもろい。

ポルシェ社から、いくらでも風洞を貸せる。
こう言うオファーも昔あったんですね。^_^;

今、思い出しました。^^
(あまり話す事ではないので。)
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この回答へのお礼

有難うございました。
やはり酸素の有無が、炭になる、ならないの分かれ目になるようですね。納得しました。

お礼日時:2008/07/31 10:47

炭焼き窯の中に木を入れて、火をつけ、一部を燃焼させて温度を上げます。

その後空気の供給量を絞ってやはり一部は燃焼させます。その熱で残りの木を蒸し焼きにして、木を炭化させると、木炭ができますが、そのままにしておけばいずれ全部燃えて、キャンプの焚き火と同じことになるでしょう。空気を絞っているので、炎は出ないでしょうが。炭化したころ空気を完全に絶って消火するか、取り出して灰かけて消火します。
キャンプの焚き火では、全部燃やしてしまうので、木炭はできませんが、一部の燃え残りは炭化しているでしょう。木の種類と、焼き方、消火の仕方で、カチンカチンの炭もできます。
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この回答へのお礼

有難うございました。
炭を作る過程で、空気の供給量を絞る作業が一番重要で難しいような印象を受けました。 例えばこれを失敗すると、全部燃えて灰になってしまったり、逆に極端な酸素不足で火が途中で消えてしまって、これも炭にならないという可能性はあるのでしょうか?

お礼日時:2008/07/31 10:45
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この回答へのお礼

有難うございました。
要は「酸素」の有無が決定要因だったんですね。納得です。

お礼日時:2008/07/31 10:35

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