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地球温暖化というけれど、氷河から溶けた水は本当に海面上昇にしか寄与しないのでしょうか?
氷河の溶けた体積から考えて、平均気温上昇に伴う飽和蒸気圧の上昇で飽和水蒸気量は20℃で17.31g/m^3が20.5℃で17.8331g/m^3で気温が2.5%上昇すると飽和水蒸気量は3%増える。空気中で吸収される割合の方が大きい。
氷の融解熱、蒸発潜熱考えてもなんとなく納得できないのですが、誰か教えてもらえないでしょうか?物質収支とかエネルギ収支とか合うのでしょうか?
人に何故と聞かれて、よう答えられませんでした。

A 回答 (3件)

下記は有限会社 ゴッドフット企画(システム開発)のリンクです。


その中の地球温暖化による海面上昇計算ヘージです。
http://homepage1.nifty.com/gfk/sea-level.htm

下記リンクは第4次IPCC 市民のための環境学ガイド
http://www.yasuienv.net/IPCC4thRep.htm

下記リンクは気象庁のIPCC 第4 次評価報告書の技術要約
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipc …

以下レポートより
氷河と氷帽の質量欠損は、1961~2004 年にかけて、海面水位の変動に換算して年0.50±0.18mm、また1991~2004 年にかけては年0.77±0.22mm と見積もられる。
グリーンランドと南極の氷床が、1993~2003 年にかけての海面水位上昇に寄与した可能性がかなり高い。
全雪氷圏は、1961~2003 年にかけて、年当たり0.2~1.2mm の海面水
位の上昇に、1993~2003 年にかけては年当たり0.8~1.6mm の上昇にそれぞれ寄与している

地球上の雪氷の量は。観測結果によれば、雪氷は、一部に増大している地域やほとんど変化のない地域があるものの、世界的な規模で多年にわたり減少している。

近年利用できるようになった、ほぼ世界全体の海洋の水温データセットを使うと、熱膨張を直接計算できる。1961 年から2003 年にかけては、平均すると、観測された海面水位上昇の約4 分の1 が熱膨張による一方、陸氷の融解の寄与は半分以下と考えられている。

追記、冷凍庫の話を出されているようですが南極に扉は付いていません、つまり開けっ放しの冷凍庫の状態です。
暖流がせき止められるのではなく、真水の流入により塩分濃度が減り深層海流の大循環が弱まるという事です。
データを見たら分かりますが南極の海氷面積は数年で上下しており、特に増えているわけではありません。体積や厚さは不明な点が多く、人工衛星からでは分からない部分の調査の積み重ねが重要である。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。

良く勉強されているのですね。大変勉強になりました。

最初に教えて頂いたURLの計算をしようと思っていたのですが、既に実施された方がいたのですね。もう少し勉強してみます。

お礼日時:2008/08/10 18:58

ANo.1について補足します。



婉曲的に書きすぎて、大事な単語を書き忘れていました。
つまり、世界的に見ても「氷の融解が海面上昇の原因とはみなされていない」のです。

環境主義の総本山IPCCの主張によれば海面上昇は
温暖化の熱による水の膨張によるもの、ですし
環境主義の宗教的開祖アル・ゴアも『不都合な真実』の中で
「氷河が海面に崩れ落ちれば暖流が塞き止められ、ヨーロッパは寒冷化してしまう」ことを問題としています。

(蛇足ですが、ヨーロッパが高緯度地域でも一年中温暖なのは
暖流の影響とされています。ヨーロッパの学校では必ず教わっているはずなので、
旅行に行ったときにでも、「冬なのに暖かいねぇ」と話を振れば
ニコニコしながらこの件について説明してくれるでしょう。)




そして肝心の溶けた氷はどこへ行くのか?

この件については、南極の氷河量増加に結びつけてここ1~2年の間に
「冷蔵庫の霜」という表現が盛んにされるようになりました。
つまり、質問主さんのご指摘のように、温暖化の課程で地球上の湿度が上昇していきます。
冷蔵庫を開け閉めすると湿気を含んだ空気が急速に冷却され「霜」が付きます。

近年南極の氷河が増え続けているのは、この霜のような現象ではないか
という仮説が存在します。他の地域で湿気を含んだ空気が作られると
地球上の冷蔵庫、つまり局地や高地で霜=氷河が生成されるのです。
海面に溶け出した氷は、結果的に<<陸上の氷河に戻る>>ことになります。
これが答えとなります。


さらに補足します。
なぜ南極の氷河が増え、北極の氷は減っているのか。
両者の違いを考えれば、これは明らかです。
すなわち、陸地が存在するかしないかがすべてを決定付けます。
それぞれの熱容量の違いももちろんあるのですが、
特にブランクの法則による放射、つまり「放射冷却」によるものだと思われます。
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この回答へのお礼

2度も回答を頂きありがとうございます。

つまり、ゴアが指摘する北欧の氷河の氷は南極に移動しているということですか?それはそれで納得できる話に感じます。

でも現在の温暖化は将来の海流変化に伴う寒冷化の前兆ということですか?何百世紀単位で考えれば北欧の氷河は復活するのでしょうか?

それならゴアの写真見る限り、草が生えているので、農耕地化して、増え続けている人口のため食料を作れと地球が言っているのはないかなと感じます。

やはり、今の地球温暖化対策は、単に税金にむらがる利権団体が儲ける為に作り出した見えない不安なのですね。

お礼日時:2008/08/10 11:14

まず、いまさら論ずるまでも無く陳腐化するほど指摘されているのですが、


北極の氷河はアルキメデスの原理により海面上昇に寄与しません。
中学生以上ならすぐ判ると思います。


質問主さんの問題としているのは南極・および
グリーンランドの氷河が溶けた場合のことですよね。

まず南極。現在南極は寒冷化し続けています。
30年前の氷河量と比べて、その差が観測可能なほど氷河が増えており
海面上昇には関係なさそうです。
そもそも、南極がいくら温暖化しても0℃を超えない限り氷は溶け出しません。



次にグリーンランド。
この陸上の氷が溶けた場合、海水の塩分濃度が劇的に減少します。
塩分濃度、つまり密度変化により海面が上昇するという説が支持されるのですが
海水の対流の影響もあり、正確な予測はできていません。
近年この氷が溶け出していることが観測されました。
ですが、観測データを参照すればわかるとおり、
原因は温暖化というより突発的な雨量の増加です。



現在、海面上昇の上昇が確認されているのは確かです。
これは温暖化によるもの、つまり海水の熱膨張の影響とされています。
熱膨張であるとの仮説を元にIPCCの予測は大幅に修正され
国が水没する、と主張するのは日本を含め数国のみとなりました。

グリーンランドの氷の影響も、水面上昇というより塩分濃度の変化による
生態系の破壊という論調へ変化しています。



論破されたとたん、問題そのものの維持のために全く別の主張を始める。
温暖化がビジネスになるのはわかりますが、まるでどこかの歴史問題の再現のようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そう、陸上の氷が溶けた場合の水のゆくえが良く判らないのです。

海や川の水が蒸発し、どこかで凝縮し雨や雪となって落ちる。大気圏外に出るか、H2Oが分解しない限り水の量は変わらない。過去に溜まった陸上の氷はどこに行くのか?です。そのひとつは空気中かなと思った次第ですが頭の中が整理できないのです。

ただ小生は、北極海の氷が溶けることをアルキメデスの原理だけで解決をしてしまうことには少し懐疑的。それは完全に氷山として海の上に漂流している部分だけならわかりますが、ロシアのツンドラ地域以北の永久凍土では、どこかで陸と氷が結合している部分があるのではないか、そうなると氷盤の端部に固定端拘束が働き、北極海の氷ですら溶けたら問題なのかなと思っています。
でも全体の量から考えて無視できる範囲なのかなと思いますけど。

今、この不景気になっていく世の中で、地球温暖化というキーワードで税金を無駄使いしようとしている日本政府はどうかしていると感じています。誰も間違った方向に走り始めた暴走機関車を止められない。

ご丁寧に回答頂きありがとうございました。

お礼日時:2008/08/09 08:22

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