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なぜオリンピックでは準決勝を行うのですか?
予選で上位8人を選んで、決勝を行えば、いいのではないですか?

A 回答 (3件)

大会にもよりますが、おおむね、モントリオール五輪(1976年)以前では準決勝をしていた大会が多かったですが、ロサンゼルス五輪(1984年)からアトランタ五輪(1996年)までは、ご質問にあるような、予選の上位8人により決勝が行われ、決勝の前には予選で9~16位の選手たちによる「9~16位決定戦」が行われていました。



「9~16位決定戦」のことを、ロサンゼルス五輪(1984年)とソウル五輪(1988年)では「コンソレーション」(敗者順位決定戦)、バルセロナ五輪(1992年)とアトランタ五輪(1996年)では「B決勝」と呼ばれていました。

確かロサンゼルス五輪(1984年)のとき、男子の何メートルだったか忘れましたが、「コンソレーション」で1位(つまり全体で9位)になった選手のタイムが、直後の決勝における金メダリストのタイムよりも良かったため、「自分にも金メダルはくれないの?」と審判団に(一応)アピールしてみたものの、見事に軽く却下された(当然!)ことがあったことを記憶しています。

最近の五輪で準決勝が復活したのは、シドニー五輪(2000年)からです。

ただ、出場選手数や競技の距離にもよると思います。長距離の場合は出場選手は少なく、予選後いきなり決勝になると思います。距離が長いとタイムも長くなるので、運営上支障を来す(間延びする)ことも考えにあると思います。

多分、選手のことよりも、徐々に選手が絞り込まれていく・・・という、「大会の盛り上げ」の意図が大きいと思います。

あるいは、逆に、No.2様のご回答のような理由で、選手の体調を徐々にアップさせるためにも、実は準決勝を行うのが一般的であったのが、商業主義の観点から、「早く決勝(メインレース)を」という考えの下、準決勝を廃止して、それが一時的に定着したのかもしれません。(1984年や1996年はいずれも米国での開催ですよね。)

いずれにせよ、今回の北京五輪では、予選をどんどん消化して早く準決勝、決勝まで絞り込むためでしょうか、予選の段階では選手の場内紹介はなく、準決勝で初めて場内紹介をしていますね。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。
そういえば、9位の選手が金メダルの選手よりタイムがよかったことがありましたよね。

>>大会の盛り上げの意図
陸上の100m走は、そう思っていました。
ソウル五輪でカールルイスとベンジョンソン(古いですかね)を準決勝でわざと一緒に走らせないようにしたことがありましたからね。

お礼日時:2008/08/11 18:46

おっしゃるとおりです。


でも、競泳するほうからすれば、本番に慣れるという意味も含めて、何度も挑戦できるほうが選手の力の差が正しいものになる気がします。
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それをいったら決勝すら不要、完全に一発勝負でそのタイムで順位を決めてしまえばいい。


でも隣の選手につられてタイムが普段より良かったりとかいろいろ組合せや順番で有利・不利があるので、そういうのが「なるべくなくなるように」選手の組合せを変えて公平になるように予選やら準決勝があるのです。
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