土曜の昼、学校帰りの昼メシの思い出

基礎的な電気化学用語であるターフェルプロットとはどういうものなのでしょうか?
平衡電位からのずれによる電流値をあらわすというようなことは分かるのですが、
電位を変えても酸化還元ピークを持たないのはなぜなのでしょうか?
というかCVを測ったとしてもこんなグラフは得られないと思うのですが
これって何を測っているのでしょうか?

A 回答 (1件)

> 電位を変えても酸化還元ピークを持たないのはなぜなのでしょうか?



そもそも CV でピークになる理由は理解していますか?
Tafel プロットは,要は完全に電荷移動律速と見なせる範囲だけを議論しているというだけのことです.しかも,逆反応が無視できるという条件付き.平衡電位近辺 (ηが小さい) では,正味がアノード電流であってもカソードプロセスが無視できないし,逆も同じ.こういう場合は Tafel プロットは直線から外れる.
物質移動過程が問題になるくらいに電荷移動速度が速くなると,これも直線から外れる.電荷移動律速ではなくなるからです.

前提条件を満たさない場合には,形式的にはプロットは作成できますが,意味がまったくありません.
Tafel の式と Butler-Volmer の式を見比べるといいでしょう.
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