実習でアガロースゲル電気泳動を行ったのですが、
その際、エチジウムブロマイドには発ガン性が
あるので取り扱い注意との指導を受けました。
エチジウムブロマイドによる発ガンは一体
どのようにして起こるのでしょうか?
またそれに関する調査、実験のデータは
あるのでしょうか?

レポートで書かなければならないので
結構詳しく知りたいです。
よろしくお願いします。

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A 回答 (5件)

エチブロ自体がDNAの二塩基間にインターカレーション(挿入)する物質なので、当然、それによりその転写や複製を妨げる要因になりますよね。


これはMiJunさんが書かれてるように、突然変異の原因になります。
運が悪いと(?)、ガンになってしまうでしょうね。

エチブロについては知りませんが、発ガン性物質のDNA結合量とガン発生についての相関は調べられてるデータを、永田親義先生の「ガン発生の機構」(サイエンス社)で見たことがあります(その本は絶版になってるそうですが・・・)。
永田先生は、量子化学をもちいたガン発生機構について研究されており、ブルーバックスにも本を出されてますので、参考になるとおもいますよ。

この回答への補足

ありがとうございました。
自分なりに考えていたのは、
(1)DNAにインターカレート→転写、複製時に変異
(2)インターカレート→エチブロが紫外線で励起、そのエネルギーで変異
(3)それ以外
でした。
(2)はありえないのでしょうか?

補足日時:2001/02/23 04:46
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補足に対するアドバイスです。



knsqさんのおっしゃる(2)のようなことは、どうですかね^^;
励起によりラジカルが出来るのであれば可能性は高いのではないのでしょうか。

またエチブロ自体、発ガン性物質特有の電子状態をもってるかもしれません。

やはり先に挙げた、本を調べられてはどうですかね。
分子の電子状態と発ガン性について調べられてたとおもいます。
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この回答へのお礼

永田先生の「がん発生の機構」、
大変参考になりました。
励起によって、ラジカルやピリミジンダイマーが
出来る可能性もあることがわかりました。

おかげさまでレポートも無事書き終わりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/02/24 01:22

訂正です。


「イニチシエーション」⇒「イニシエーション」です。
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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「発ガン性物質の取扱い」
直接的な回答ではありませんが、
http://wwwcrl.shiga-med.ac.jp/home1/seminar/sp97 …
(DNAと結合する色素)
⇒DNAにインターカレート⇒(突然)変異⇒???発ガン性
更に、以下の成書は如何でしょうか(内容未確認!)
----------------------------------
発がんとその予防/山本雅,鬼頭昭三/放送大学教育振興会/1996.3発がん物質事典/泉邦彦/合同出版/1992.2 
発がん物質/杉村隆/中央公論社/1982.11
----------------------------------
これら以外にも「Ames test(エームステスト)」、「イニチシエーション」、「プロモーション」、「発ガンメカニズム」、「フローサイトメトリー」等のキーワードで調べてみて下さい。

参考URL:http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/sfbj/wakate/btf …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考文献、早速あたってみます。

お礼日時:2001/02/23 04:52

http://www.chemfinder.com/
でエチジウムブロマイドのCASナンバー(1239-45-8)で検索したところ、下記HPの紹介があり、一応、次のような毒性試験の記載はあるようです。HPが出てきますので、参考になる
かも知れません。

2,7-Diamino-10-ethyl-9-phenylphenanthridinium bromide (CAS: 1239-45-8)
DNA inhibition system-human:hela cell 40 mmol/l

この他、国内のDBを検索しましたがヒットしないですね。

参考URL:http://www.inform.umd.edu/CampusInfo/Departments …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
今まで当たってみた文献には
エチブロに関するデータは皆無だったので、
大変ありがたいです。

お礼日時:2001/02/23 04:39

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Qエチジウムブロマイド 発ガン性の程度

こんにちは。
私は仙台の大学に通う3年生です。

先日、PCRをおこなったとき、エチジウムブロマイド入りゲルを3ヶ月間保存しておいた三角フラスコにかけておいたパラフィルムの内側部分にさわってしまいました。エチジウムは発ガン性ということで不安です。

わたしの場合、
・エチジウムが揮発した、気体成分がたまった部分にふれた、もしくは
・フラスコの注ぎ口に触れていた部分にさわっていたかもしれない
・フィルムを触ったあと、しばらくエチジウム付着のものときずかなかったので、手洗いは30分くらい後
という条件です。

発ガン性というと、どの程度のものなのでしょうか。
以前のこのページの書きこみをみると、このくらいさわると危険、という論文も紹介されているようですが、英語辞書を駆使してもわたしには理解できませんでした。

生物学を専門とするみなさんにとって、エチジウムブロマイドとはどの程度危険なものとして扱われているのでしょうか。わたしの気にしすぎなのでしょうか。また、そもそもエチジウムは揮発性なのでしょうか。長期保存だったので成分がたまっていたのでは、と気になります。知識不足で申し訳ありません。

ぜひお願いいたしします。

こんにちは。
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Aベストアンサー

CELLのエッセンシャルなど色々な参考書に載っています。
この質問はDNA修復という項目に相当しますね。
私は大学2年の専門基礎講座でも習いましたけど・・・。

>もしお時間いただけましたら、発ガン性物質というものが体内に侵入した場合、どのような作用をするのか、またどう処理されるのか、おしえていただいてもよろしいでしょうか。

一番身近なのはエチブロの後に扱うUVイルミネ-ターでしょう。UVはDNAに当たるとTとTが並んでいるところをくっつけてしまい、チミンダイマーという物質を作ってしまいます。ところがDNAにはDNA修復機能が備わっていますので
DNAの見張り番が変異を発見すると、細胞の働きを一旦ストップさせDNAの変異が入っていない方の鎖を元にして修復します。また、あまりにもひどい場合は細胞死、つまりアポトーシスを起こします。これをチェックポイントといいます。このチェックポイントは何重も存在しているので、生物はガンから守られているのです。
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>皮膚に付着した場合、一人目の先生のように、まず触れた部分が変化し、そこに変化がおこらないのに、体内の別の部分で発ガンなどを起こすことはあるのでしょうか。

リンパや血液に運ばれない限り無理だと思いますよ。今回触ったのは極微量ですからまずありえません。

mizu_atsuの話で思わず笑ってしまいました。
>私はよくフェノールを食らってしまい、指先の皮が白くなったものです
これ本当に気をつけてくださいね。指先ならいいですけど
腕や足にこぼすとケロイドになってしまい、何年も残ります。

CELLのエッセンシャルなど色々な参考書に載っています。
この質問はDNA修復という項目に相当しますね。
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>もしお時間いただけましたら、発ガン性物質というものが体内に侵入した場合、どのような作用をするのか、またどう処理されるのか、おしえていただいてもよろしいでしょうか。

一番身近なのはエチブロの後に扱うUVイルミネ-ターでしょう。UVはDNAに当たるとTとTが並んでいるところをくっつけてしまい、チミンダイマーという物質を作ってしまい...続きを読む

Qエチジウムブロマイドの危険性

現在学生実験でエチジウムブロマイドを使っています。
そこでアガロースゲルにあらかじめエチジウムブロマイドを入れておき、電気泳動後を行っているのですが、先日エチジウムブロマイド入りゲルを置いておいたシャーレを洗う際にゲルの一部がシャーレの中に残っていたようで、シャーレに水がはねて白衣に飛び散ってしまいました。そしてうっかりその白衣を洗濯機で洗ってしまいました。エチジウムブロマイドは不安定な物質と聞いていますし、白衣についていたとしてその量もごくわずかだと思うのですが、洗濯機その他の汚染は心配ないのでしょうか?よろしくお願いします。

Aベストアンサー

電気泳動で核酸の染色に使うレベルのエチブロは、かなり低濃度ですので、直接触ってしまっても、それほど問題にならないレベルと考えられています。(素手で扱っている人もいるくらいです。もちろん、少しは有害なので、触らないにこしたことはないですが。)
以前よく行われていた、超遠心によるプラスミド精製のときには、かなり高濃度のエチブロを使いましたので、そのレベルのエチブロだと、触ればかなり有害な可能性が高かったでしょうが。

ですから、それが少し白衣飛び散ったくらいでは、そもそもほとんど害はないでしょうし、さらに、洗濯したのなら、事実上、無限大希釈といっていいでしょうから、全く気にする必要はないと思いますよ。洗剤の成分の残留による害(があったとして)よりも、遥かに無害なレベルだと思いますから、気にしないでいいでしょう。

分解したかどうかという問題ですが、一部は分解したとしても、大部分が分解して無害化したかどうかは怪しいです。例えば、エチブロの廃液をハイターで処理して流している人もいるようですが、この処理では、脱色はされるものの、S9ミックスを加えたエームス法による変異原性試験では、変異原性は失われていないとの結果が出るようですから。

が、前述のように、分解したか否かに関わらず、そもそもの量と、洗浄による希釈を考えれば無害と考えていいでしょう。

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