
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/lecture/bisma …
理解の前提が違います。19世紀後半は最大の経済大国イギリスを軸に考えると
イギリスは自由貿易
鉄鋼に代表される工業製品を輸出し、穀物に代表される農産物を輸入する、その両者をスムーズに行わせるのが自由貿易。
アメリカ
北部:幼い工業をイギリスから保護するために保護貿易主義
南部:綿花に代表される農産物をイギリスに輸出するために自由貿易主義
ドイツ
東部:穀物に代表される農産物をイギリスに輸出するために自由貿易主義
西部:幼い工業をイギリスから保護するために保護貿易主義
アメリカでは、北部南部の利害がまとまらずに南北戦争勃発。どうようにドイツも東西の利害が不一致だった。
ロシアが産業化に向けて穀物を大量に輸出しだした(ドイツより安くイギリスに対して)そのために、ドイツの地主=穀物生産者も、逆にドイツの穀物市場をロシアから守るために保護貿易主義に同意した。
これが鉄と穀物の同盟です
理解の前提が違います。19世紀後半は最大の経済大国イギリスを軸に考えると
イギリスは自由貿易
鉄鋼に代表される工業製品を輸出し、穀物に代表される農産物を輸入する、その両者をスムーズに行わせるのが自由貿易。
アメリカ
北部:幼い工業をイギリスから保護するために保護貿易主義
南部:綿花に代表される農産物をイギリスに輸出するために自由貿易主義
ドイツ
東部:穀物に代表される農産物をイギリスに輸出するために自由貿易主義
西部:幼い工業をイギリスから保護するために保護貿易主義
アメリカでは、北部南部の利害がまとまらずに南北戦争勃発。どうようにドイツも東西の利害が不一致だった。
ロシアが産業化に向けて穀物を大量に輸出しだした(ドイツより安くイギリスに対して)そのために、ドイツの地主=穀物生産者も、逆にドイツの穀物市場をロシアから守るために保護貿易主義に同意した。
これが鉄と穀物の同盟です
この回答への補足
ロシアはイギリスに対して輸出したそうですが、それでなぜドイツは保護貿易にはしったのですか。すこしはドイツにも輸出していたということですか?
補足日時:2008/09/13 11:32No.2
- 回答日時:
自由貿易 保護貿易
というような言い方をするので分かりづらくなる面があります。
最大の経済大国イギリスに対して非常に単純にすると
同じ価値観を持つ=自由貿易=イギリスが世界の工業
違う価値観を持つ=保護貿易=各国も工業を盛んにする
早い話、一番儲かる(であろう)工業をどこが担当するかという話。自由とか保護という信念の話ではない。
となります。グローバルスタンダードというアメリカにとって都合のいい経済体制を採用するかどうかの話と似ています。
ドイツの地主=東部=ユンカー=穀物生産者にとってみれば、貿易の参加者が、イギリスとドイツだけなら自由貿易がベストチョイスになります。ところがロシアが参加すると変わります。
イギリス市場:ドイツの穀物よりロシアの穀物が安いので、ドイツから輸入しないで、ロシアから輸入する。自由貿易の継続。
ドイツ市場:ドイツの穀物よりロシアの穀物が安く入ってくる。つまり穀物生産者にとって、自分らも工業と同様に保護して欲しい対象となります。ここで工業も穀物生産者も保護大好きになります。
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