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将来脊髄小脳変性症の治療の研究をしたいと思っている高2です。
医学部にいく学力はいまのところありません。今は医学部以外の進学を考えています。最終的には医学系研究科の博士課程に進む必要があると思うのですがどの学部を選択すればよいか悩んでいます。
今考えているのは次のとおりです。
1.理学部(生物学)→医科学修士課程→医学系研究科博士課程
2.理学部(化学)→医科学修士課程→医学系研究科博士課程
3.農学部(生命系)→医科学修士課程→医学系研究科博士課程
4.工学部(生命工学系)→医科学修士課程→医学系研究科博士課程
5.薬学部(4年制)→医科学修士課程→医学系研究科博士課程
6.薬学部(6年制)→医学系研究科博士課程
7.獣医学部→医学系研究科博士課程

1~7のうちどれが一番希望をかなえやすいでしょうか?

脳や神経にかかわることなので生物学を学ぶべきかと思うのですがネットで調べたところいい話を聞きません。そこで理学部の化学系も考えていますがやはり生物系のが良いでしょうか?また理学部、農学部、工学部(生命工学系)、薬学部ではどれが一番良いでしょうか?

6,7は薬剤師や獣医師の資格が取れるので、この道は厳しいと聞きますし、もし挫折した時や安定した暮らしができなかったときに役立つかと考えました。今からそんなことを考えるのはどうかとも思いますが、どうでしょうか?
しかし、あくまでも挫折した時にどうではなく一番研究する際に有利な選択はどれかを教えてください。上記以外の進路のが良い場合はそれを教えてください。

また、高3次の教科選択が迫っています。理科は「物理・化学」か「生物・化学」の2通りあり生物学系に進む場合以外は「物理・化学」が一般的だと言われました。私は生物系の進学も考えているのでそれによりどちらを選択するか決まります。なので、どの学部にするか早く決めなければなりません。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

回答者No.5の者です。



訂正・補足があります。
"化学を貪欲に吸収する心構えがあるなら
生命系に入るのが王道・・・"
の箇所は

講義で積極的に化学を学ぶ努力をする気概があるなら
生物・生命(の旧帝大)学科進学が目標を叶える
王道だと思います
という意味で述べました。

また
薬学は研究に必要である綿密な能力を身に付ける場として
秀でており、実際医学研究を行っている薬学出身の部門長・教授の方を
複数知っているので
一言お伝えしました。
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こんにちは




私の体験というより私の周りの人の動きから参考意見を述べたいと思います。側面を伝えるだけですので私の結論は述べません。

質問者様のお考えの通り、
医学研究は医学部出身でなくても行えます。
(医学部へいくと研究の優遇枠が用意されている機関があると記憶しているので医学部でもいいわけですが)

医学修士は東大の生物系大学院と同じ感覚で
入学許可が下ります。

大学院から
医学研究を始めて不利になる事はありませんが

正直研究者になる人の多くは
学部の出身大学が旧帝大などの
一流国公立大学です。

大学院試はレベルが高いとはいえ
研究者として独り立ち出来ない人も多く入学するので

基礎学力の証明という観点からも旧帝大に入っておく事が
最も質問者様の希望を叶える状況になるのではと思います。

学部ですが
薬剤師国家試験や病院実習に価値を見出せるのであれば
基礎学力・研究能力を身につける上で有利に働くでしょうね。

実際薬学出身の医学研究者は実験技術・基礎学力の精度が高く、優秀な人が多いと聞きます。

化学を貪欲に吸収する心構えがあるのでしたら
生命系に入るのが王道だと個人的には思っています。
この学部でしたら医学に関する確かなバックボーンが出来ますし
薬学部ゆえの制限がないというのも強みではないでしょうか。

化学科は異分野の経験という事で魅力的ですが
大学院で移る時に生物学の背景を知らずに入るので
知識に穴ができている事が間々あると化学出身の方が仰っていました。


受験科目は生物・化学でも構わないと思います。
もし論理的思考には是非とも物理が必要と御感じであれば
物理・化学にするといいと思います。

参考意見なので結論は出ませんが目標実現のために食らいつく気持ちがあれば1~7のどれでもいい事は間違いないかな、と感じます。
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内科医です。

以前の質問にも回答しました。

現在、周りに多いのは「理学部(生物)」出身の研究者ですね。そのまま理学部で学位をとってそれから医学系の研究室でポスドクになった方が多いです。私の大学(旧帝大医学部)では医学部以外からの大学院生はあまり見かけませんでした。基礎でも留学生がメインのような印象でした。いずれの学部にしても大学在学中に先輩などに進路の話をよく伺うといいと思います。

理科の話ですが私が受験したのはセンター試験が始まって間もない頃でしたので参考程度として頂きたいのですが…。
個人的な印象では理科の選択は受験の時のみに影響するもので、その後の進路には全く影響しないと思います。医学部では(他の学部は知りません)教養課程で物理、生物、化学が全て必修でした。私は受験時は物理・化学選択でした。教養での生物の範囲は、高校生物よりちょっと広い程度でしたが年末試験の勉強で何とかなりました。またその後の医学部の授業や研究においては「高校程度」の理科の履修の差は全く感じたことは無いです。
ですから理系で一般的(私の時代には物理選択で無いと受験できない大学があったと記憶しています)とされる「物理・科学」を選択しておくのが一番無難なのではないでしょうか?

参考になれば幸いです。
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もちろん、どこの学部へ行こうと自分のやりたい研究はできます。


学部というのはバックグラウンドに過ぎず、この学部に進んだから、
こういう分野の研究しかできないなんてことはありません。
そういう狭い思考しかできない人は研究者に向いてないと思います。

ですので別に何学部へ行こうと、最終的にあなたのやりたい
研究ができるところを選べばいいのですが、ここで問題が2つあります。

まず、経済的な問題。これは非常に大きいです。
アカポス(教授など)を目指すというのは、博士号を取る27~8歳まで
無職・無給(そのうえ学費を取られる)を覚悟しなければなりません。
博士号を取っても定職にはつけず、ポスドクという不安定な職を経て、
助教(助手)になれたとしても30代半ばというのが関の山でしょう。
助教になれればいい方で、なれる保証なんてどこにもありません。
30代半ばまで定職に就かない人生は大変ですよ。金銭的にも厳しいです。

医学部を出て医師免許を持っていれば、こういう心配とは無縁です。
博士課程にいる間にも週数回のアルバイトをして並のサラリーマン以上の
収入を得ることができます。また、博士号を取れなかったり、
アカポスに就けなくても問題ありません。いつでも定職に就けます。
しかもアカポスよりそちらの方が給料がいいぐらいです。

薬学部や獣医学部で保険になると考えているようですが、
薬剤師や獣医師の給与は非常に低く(普通のサラリーマン以下です)、
挫折した時にそれで満足できるかどうかが問題です。
やりがいなどの問題もあるでしょう。獣医師はともかく、
薬剤師ははっきり言ってルーチンワークですから。

2点目の問題は、医学部の臨床系研究室では、
医師免許保有者が好まれるということ。特に出世するなら絶対です。
臨床方面から患者さんと接して向かい合うことができるのも、
医師であることの強みだと思います。他の学部・研究科でも、
「脊髄小脳変性症」の研究は何らかの形でできるでしょうけど、
それは単なる試験管の中での話に過ぎません。本当にその病気と向き合い
支えていきたいなら医師じゃないと無理でしょう。やっぱり。

そういうわけで、悩んでる暇があるなら死ぬ気で勉強して、
どこでもいいから医学部医学科に入ったほうが絶対にいいです。
受験勉強で医学部を目指せない程度の人が、
研究者として大成するわけがないと思いますよ。厳しい言い方ですが。

後で苦しむよりも今苦しんだほうがいいです。
頑張ってなんとしてでも医学部を目指してください。
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研究者になるのは10年後。


その時にどうなるなんかわかりゃしません。
5年で研究テーマを卒業して次のテーマに着手している教授なんてゴロゴロいます。知り合いの教授は「これ、面白いところないから 止めたいんだよね」と言っています、世間的にはその分野の世界的な権威なのですが。

ということで、6,7があり得ないのは自明。
6は薬剤師の養成が目的、7の偏差値は医学部とどっこい。
基本は1か5
2,3,4はブレが大きい。
ということで、生物をやれということになるが、どうなんでしょうかね?
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/webmagazine/int …
川島教授は物理が得意で、脳科学をやりたいから医学部に行ったそうだ。

医学部以外だとこの辺の先生のところに行く必要があるから、5なのかな。
http://www.pha.u-toyama.ac.jp/cellbiol/imanaka.h …
今中教授はあなたが大学にはいるときにまだ富山大にいる。

http://sanlab.kz.tsukuba.ac.jp/
山海さんもまだ若い。
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医学系とは何ら関係のない技術系社会人です(電子工学系)。




(1)まず、どのような経緯で、脊髄小脳変性症というテーマをピンポイントで研究したいと思ったのでしょうか?

(2)医学部へ進学する学力はないとおっしゃっておりますが、まだ高校2年生ならば1年半もあります。ので、間に合わなくないと思います(今まで文系のつもりでやってきたのであれば厳しいかもしれませんが)。
脊髄小脳変性症というピンポイントなテーマ設定をするあたり、何か特殊な事情があると推察します。それをバネに頑張って、(浪人する覚悟をしてでも)医学部に行くのも戦略かと思いますし、その方が確実です。
 自信がないのであれば、現実的には、医学部とその他の学部と両方受けるのが良いではないでしょうか。

(3) i.脊髄小脳変性症の研究をしたいのか(医師免許をとり、かつ研究もしたい)、ii.医学部に編入したいのか(医師免許を取りたい)、iii.医学系の研究ができればよい(必ずしも医師免許を取らなくても良いし、医学部でなくても良い)のかも考える必要があると思います。
 iii.のケースを選ぶ場合のみ必ずしも生物は必要ありませんが、i.やii.の希望もあるのであれば、生物を履修するほうが無難かと思われます。

(4) 高校生の段階で、自分が将来する研究内容を予測するのは、実際はかなり難しいと考えてください(夢を持つのも必要ですが)。
 実際にそこをコントロールしようとすると、○○大学の○○学科の○○研究室(病院なら医局(科))というレベルまで志望する必要があります。(いざ大学4年になって希望の研究室に入れないこともよくありまし。別のことに興味が移ってることもあるかもしれません。)
 (iii.の場合の話)今の段階で、○○研究室(医局)へ編入したいという目標が決まっているのであれば、そこと共同研究を行っている(医学系以外の)研究室を探して、そこに入ればよいです。

(5)実際、高校3年の(若い)うちに生物を学ぶか物理を学ぶかは、かなりその後の研究人生を左右します。
 若いうちに、物理を学んで、あえて電気や計測・分析を得意としておいて、編入した後に、医科学における新しい計測や分析の開発で力を発揮すると言う手もありますが。。。こればかりはどうなるか(ちゃんと編入できるかも含めて)保証できないので何とも言えません。
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