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『生徒指導領域』で、現在最も改善が必要だと思う点は何だと思いますか?
というテーマで資料作成を頼まれました。
まず、この質問の意味がよくわかりません。生徒の問題行動とかのことなのか、それとも教師の生徒に対する指導の仕方なのか。
このテーマで現状、原因、対策をまとめなくてはならないのですが、生徒の問題行動ならば現状や原因、対策はまとめられそうですが、教師の生徒に対する指導ならば、現状や原因についてどうまとめたらいいのか見当がつきません。二つをうまく合わせて作成するべきなのか、いい考えが思いつきません。そもそも私の資料作成時における二つの理解が間違っているのか、それもちょっとわかりません。どなたか回答お願いします。

A 回答 (4件)

すでに出ている通り、質問者さんのお立場が不明なので、回答しにくいのですが、現職教員またはその予備軍向けの全国的な傾向をまとめた資料、という前提でお答えします。



(1)広い意味での生徒指導は「学習指導」「生活指導」「進路指導」「給食指導」「保健指導」「安全指導」「行事指導」「部活動指導」などをすべて含んだ概念で、これと対極にある概念は「教育課程管理」「施設管理」「職員研修」になるでしょう。

(2)(1)のうちの「生活指導」をとらえて狭い意味での生徒指導としている場合が多いと思います。
おそらく、生活指導の領域での問題点を議論するための資料ということでしょう。

(3)「生活指導」は問題行動への対応がすべてではありません。むしろ、問題行動を起こさせないための日常の指導が強調されています。

(4)現代的な生活指導の課題としては「携帯電話問題」「地域・家庭の教育力の低下」「生徒のコミュニケーション能力の低下」などが挙げられると思います。
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「生徒の問題行動とかのことなのか、それとも教師の生徒に対する指導の仕方なのか」


ちょっと視野が狭いです。

学年・集団としての生徒の自活性、自立性をいかにして育むかが、まずは対局でしょう。
ある学校では、いかにしてクラス、学年にリーダーが登場して育成されるようにするか、いかに多くの生徒にリーダー役を割り当てられるよう、学校の行事・イベントを設定するか、部活・委員会・研究活動を設定するか、を考えていました。
学校は社会に出る為のロールプレイ、下準備をする場所です。それは、生活指導でも同じです。あなたや教師たちは、生徒を飼っているわけでもないし、卒業後まで指導できるわけでもないんです。
いろいろな生徒がいろいろな場面に自分たち自身で問題を解決していけるだけの経験をさせる仕掛けを,どのようにして用意するか、が、教師のお仕事でしょう。
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まぁ,最終的には資料作成を依頼した人の意図を聞くしかないのですが,よく見られる教師側の現状,問題点ですと。



1.「生徒指導」の基本は,モグラ叩きではありません。
おそらく,あなたは「生徒指導」というと「問題行動ならば現状や原因、対策」,という発想になっているのだろうと思います。ここがまず,「教師の生徒に対する指導」として間違っているのです。
「生徒指導」の基本は,自校の生徒の「有るべき姿」(こうなって欲しい)を教師集団がビジョンとして描き,それに向かって,方策を建てるということです。質の高い生徒指導をしている学校は,そうした「攻め」の姿勢が見られます。

問題行動の対策だけに目を向けると,問題行動を起こさない生徒に対しては,「何もしなくて良い」という結論になります。もし,あなたの学校の教師集団がそのような考えになっているなら,それは「教師の生徒に対する指導」の意識の問題点だということになりますね。

2.「生徒の問題行動」と「教師の生徒に対する指導」は分けて考えることはできません。
生徒の問題行動→それへの対応
というだけなら,たしかに「教師の生徒に対する指導の仕方」に多様性やブレは少ないでしょう。ただし,それは対処療法に過ぎず,本質的な生徒指導ではない,ということは前述した通りです。
特に指導困難校の場合,この対処療法で教師集団が疲れてしまい,組織的・集団的・継続的な「攻めの生徒指導」=「生徒の意識変革」,「生徒をより良くしていこう」という指導が難しい実態はあります。「そんなきれい事を言われても」という不満の声もよく分かります。

けれども,対処療法は所詮対処療法です。「今年の○年生はいいわぁ」とか「今年の新入生は要注意だな」という声が,職員室では良く出ます。現状をリアルに見ることは大切ですが,そこにどのような働きかけをし,例えば一年後の生徒をどうしたいのか,というダイナミックな視点が「書類上」(例えば生徒指導の全体計画など)の話になっていることがしばしばあります。

でも,それをやらないと生徒は変わりませんし,集団の向上が個の問題行動を抑制する(人間集団にも一種の割れ窓理論はある),というのは事実として見られます。

3.生徒指導部は警察じゃありません
たとえ「問題行動への対策・対応」にしても,本質的な意味での全体化ができていない学校はしばしば見られます。対応が学年・生徒指導部(主任)・管理職に一任され,その経過や結果が職員会議等で報告されるだけ,という学校が多い。特に自分が授業を受け持たない学年・学級の生徒の場合「他人事」になっている人も多い。
そこを変えるためには
・問題行動以前にどのような「働きかけ」がその生徒,学級,学年にたいして有ったのか
・その何が,有効で何が無益,有害だったのか
・それをどのように検証したのか
・今後,どこを変えるのか
という辺りの指導方針の点検が,生徒個人への対応結果と同時に報告されなければなりません。生徒指導部は警察ではないのですから,取り締まりの対応ではなく,そうした方針を出す司令センターでなければならないはずです。流行の言葉で言えば,PDCAサイクルですね。

それができておらず,生徒指導部が「担任代理」や「警察」になっているなら,生徒指導部の現状の問題点でしょう。

他にもありますが,この辺の始点で教師集団の問題手・課題を分析してみたらいかがですか。
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この質問の意味がよくわかりません・・・・?



資料作成の依頼者に確認しないと誰にもわかりません。
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