プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近、会社生き残り策に関した本がよく出ているので、何冊か読んでみたのですが、ある本に「新会社を設立し旧会社のヒト・モノを合法的に使えるようにする(譲渡・賃借といった方法で)。そして旧会社に借金を残した上で旧会社を任意整理すれば、実質借金を棒引きできる」といったことが書いてありました。実際、このようなやりかたで新会社に火の粉が降りかかることなく生き残ることが可能なのでしょうか?
よろしくご教授の程お願いいたします。

A 回答 (2件)

まず無理でしょう.


任意整理と言うのは債権者と話合って整理することです.そんな状況で任意整理が成立することは,ありえないでしょう.
たとえ法的処理をしたとしても,今日実務上「法人格否認の法理」と言うのが認められており,新会社に請求が認められる余地があります(最判S53.9.14判時906-88).

そもそもこんなことをすれば一挙に信用を失いますし,中小企業では個人保証を付けるのが普通ですからやっても意味がないでしょう.
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この回答へのお礼

kanarin-y様
ご回答いただきましてありがとうござました。
やはり現実的には虫の良い話なのかも知れませんね。

P.S.
御礼が遅れまして大変申し訳ありませんでした。

お礼日時:2003/01/17 09:33

道義的にはどうか知りませんし、実際法律を熟知しているわけではありませんが実際にはあるのではないでしょうか。

サスペンスなんかでもこういうのが原因で殺人事件がおきたりしているようですから・・・。
法律の穴を抜けてやっているというのが実際なのではないかと思います。
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この回答へのお礼

treky様
ご回答頂きましてありがとうございます。
確かに道義的に問題があるかも知れませんね。ただ今の時代、国・大企業を筆頭に道義が通らないことを平気な顔して行っている時代なので、弱い中小企業は法律の穴を抜けて自己防衛していかなければならない時代だとも言えるかもしれませんね。

P.S.
御礼が遅れまして大変申し訳ありませんでした。

お礼日時:2003/01/17 09:37

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