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最近新聞等で「有価証券の含み損が銀行の自己資本比率を下げる」
というような記事を見ますが、どのような会計処理がなされているのでしょうか?
素人考えですが、
1.有価証券の時価下落
2.有価証券評価損発生
3.有価証券評価損が利益を減少させる
4.有価証券評価損が利益より大きいと自己資本が減り、自己資本比率が減少する。

こんなイメージなのですが、あっているでしょうか?
もしこれが正しいとしたら、銀行は自分たちが稼ぐ以上の有価証券を持っているということになるのでしょうか?
非常に大雑把な考えのみ書いていて申し訳ないのですが、ご存知の方がいらっしゃったらよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 「自分たちが稼ぐ以上の有価証券」というのは、単年度の純利益以上のという意味でしょうか。

純利益は増減が激しいですが、持っていると思います。

 国際決済銀行(BIS)の規制では、国際業務をする銀行の自己資本のリスク・アセット(貸し出し債権などの資産)に占める割合は8%以上でなければいけません。自己資本8円に対して貸し出せる額は100円以内(余裕をもたせる必要があるのでそれより少なめ)ということです。
 自己資本には、有価証券含み益の45%を算入できます。含み損が発生したら6割をさしひきます。
 株が暴落したので、そこに算入できる含み益が吹き飛んだ上に、含み損が発生し、自己資本が減ってしまったわけです。

 それ以外にも、今話題のクレジット・デフォルト・スワップの解消によって債権の保証がなくなると、その債権をリスク・アセットに算入しなければなりません。割られる分子の自己資本が減った上に、割る方のリスク・アセットが増えて、引当金も計上しなければならなくなるため、自己資本比率が急に下がってしまったのですね。

 そこで8%を保とうとすると、割る方の数字を減らさなければいけませんから、貸し渋り貸し剥がしになるのです。
 貸し渋りが起きれば、潰れなくてもいい会社も潰れるので、さらに貸し倒れが増え、銀行の自己資本比率が下がり、もっと貸し渋るようになるという悪循環が起きるわけです。
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この回答へのお礼

自己資本が減って資産が増えるとなると自己資本比率は下がる一方ですね。
銀行も苦しいでしょうが、融資が受けられない中小企業も苦しいでしょうし、まさに悪循環ですね。。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/04 17:43

イメージ合っていると思います。



銀行の自己資本比率は十数%です。
それ以外は、客から預かったお金です。
それを別の企業に貸したり、国債を買ったり、株を買ったりしています。
通常は、自己資本比率に大きな影響を与えるほどに株などの有価証券を買うことはないのですが、時価の減少率が想定を遥かに上回っていれば、自己資本比率に影響が及ぶことになります。
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この回答へのお礼

有価証券の評価損はけっこうダメージが大きいのですね。
私も株をやっていてダメージが大きいです。。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/04 17:44

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