10秒目をつむったら…

投資信託はよく手数料が高く、結局儲かるのは販売元だけと言われていますが、実際そうなのでしょうか?
現在ソニーバンクで外貨をやっていますが、最近ソニーバンクの投資信託を考えていて、投資信託についていろいろ調べると、上記のとおりだそうです。
皆様のご意見をお願いいたします。

A 回答 (1件)

 一口に投資信託といっても、その内容は様々です。

投資信託を購入する際の販売手数料は、昔は購入金額の3%くらいが大半でしたが、現在はずいぶん安くなっています。「ノーロード」といって無手数料のものもたくさん存在します。ですから、良く商品を吟味すればご指摘のようなことはないと思います。
 参考までに、私見ですが投資信託を選ぶ際のポイントを以下で述べたいと思います。

(1)どのようなリスクを取って収益を獲得したいのかをよく考える
 最も重要なことですが、株式で運用したいのか、外貨で運用したいのか、債券で運用したいのか、など自分の好みにあった運用商品を良く考えることです。
 また、国内株式・国内債券・海外債券など複数の資産で運用するバランス型のファンドもありますので、目論見書などでどのような商品で運用するかをよく調べておく必要もあります。

(2)インデックスファンドにするか、アクティブファンドにするか
 投資信託には大きく分けて、特定の指数に値動きが連動するように運用するインデックスファンド、特定の指数を上回る収益と目指す(特に指数の設定がないのもあります)アクティブファンドに分けられます。特定の指数とは、国内株式であれば日経平均やTOPIX、海外株式であればMSCI、国内債券であれば野村BPI、海外債券であればソロモンスミスバーニー世界国債インデックス、などが代表的です。
 一般的には、インデックスファンドの方がアクティブファンドに比べて、販売手数料や信託報酬などの投資家のコストは安くなります。
 アクティブファンドは、ファンドの運用方針など良く理解して、過去の成績もチェックしておく必要があるでしょう。

(3)販売手数料や信託報酬は高くないか
 同じような性格のファンド間で比較すると良いとおもいます。また、解約時のコストとして、信託財産留保額というのもありますのでチェックした方が良いでしょう。ちなみに、国内株式で運用するインデックスファンドでは、「販売手数料ゼロ、信託報酬0.5~0.6%程度、信託財産留保額0~0.5%」といった水準がコストの安いファンドかと思います。

 以上、長くなりましたが、上記のような点を注意してファンドを選べば、「販売元だけが儲かる」といったことは避けられると思います。ちなみに私はアクティブファンドはほとんど買ったことがありません。アクティブファンドは具体的にどのような運用が行われるのかを目論見書からはっきり分からない場合が多いですし、コストも相対的に高くなります。インデックスファンドの方が、指数をチェックしておけばそれ程外れた値動きにならないので、分かりやすいと思います。
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