アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

為替レートについて質問です。
今度ヨーロッパに旅行に行くのですが、その際のレートのことでお尋ねしたいことがあります。
あまり詳しくないので当たり前のようなことも質問してしまうかもしれませんが、

教えていただけたらありがたいです。

国内で外貨交換をする場合、
国内で円→ユーロに換金する場合と、
国内で円→ユーロT/Cにしておいて、現地でユーロT/C→ユーロにする場合は、
最終的にどちらが手数料が安上がりなのでしょうか?

また、ユーロのレートが良い国内の金融機関がありましたら教えていただけたらありがたいです。
よろしくお願いします””

A 回答 (6件)

 年に10回ほど海外に出かけている者です。

両替についても興味を持っていろいろと調べております。
 日本で最初からユーロ現金に両替するのと、日本でユーロ建てトラベラーズチェック(以下TC)にするのとの比較ですが基本的には前者が有利です。TCは上手に使えば有利になり得るのですが、現地で有利な条件で換金するのが面倒なのです。

 両替の有利不利の説明にあたっては為替用語を避けて通れないので、まずはその説明におつき合い下さい。
・銀行間レート 外国為替市場において文字通り金融機関間の取引に使われるレートで、新聞やテレビが「今日の東京外国為替市場、終値は1ユーロ=119円90銭でした」と報じているレートは断りのない限りこの「銀行間レート」です。一般の顧客はこのレートでの取引きはできず、必ずいくらかの手数料を上乗せして支払います。
・公示仲値 銀行間レートは常に変動しているため、両替や送金の基準レートとして使うと処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートを参照しながら「公示仲値」というレートを定め、その日の取引の基準レートとして用います。
 公示仲値と銀行間レートは厳密には一致しませんが、為替取引の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。また公示仲値は各金融機関が独立に定めるため金融機関間で若干ばらつきがありますが、その差は1ユーロあたりせいぜい5銭か10銭です。
・対顧客電信売レート(TTS) 外貨現金のやり取りを伴わずに外貨を買う取引きで適用されるレートです。具体的には外貨建てTCの購入、外貨預金、外貨建て国際送金などが該当します。TTSは決まった幅の手数料(為替手数料)を公示仲値に上乗せすることで機械的に計算されます。ユーロでは大半の金融機関が1ユーロ当たり1円50銭上乗せに設定しています。
・外貨現金売りレート 外貨現金の取扱いでは発行国からの輸送コスト、運用に回せないことによる死蔵コスト、為替変動によるリスクが必然的に発生します。そこで外貨現金のやり取りを伴う取引きには「外貨現金取扱手数料」を課すことでコスト/リスク対策をしています。実際の両替ではTTSに外貨現金取扱手数料を加算したレートが「現金売りレート」として発表されます。
・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社も海外での利用分を決済する関係で通貨間の換算レートを毎日設定します。これも前出の公示仲値と同様に銀行間レートを参照して決定されます。このレートのことを本回答では「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」と呼ぶことにします。
 銀行間レート、公示仲値、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの三者は厳密には一致しませんが、両替の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。私の過去のデータでは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートと銀行間レートの乖離は通常時で±0.4%以内、為替市場が大きく動いている局面で±1.0%以内です。
 長くなりましたが要約すると、(1)各金融機関、クレジットカード会社には基準レートが存在する (2)基準レートは各金融機関および各クレジットカード会社間で横並び (3)基準レートからの上乗せ分の違いが、最終的な両替レートの違いとして反映される ということです。

1. 銀行でのユーロ現金への両替
 有利な銀行は分かっていまして、メガバンクですと三菱東京UFJ銀行[1]と三井住友銀行[2]が有利です。これらの銀行での上乗せ分は1ユーロ当たり4円で、ユーロ現金売りレートは公示仲値+4円ということになります。ゆうちょ銀行はインターネット上にレートを発表していませんが、こちらも公示仲値+4円でユーロに両替できます。メガバンクのうちみずほ銀行[3]だけは公示仲値+6円なので候補から外します。いずれの場合もユーロ現金を常備している支店は少ないので、必要に応じ取り寄せてもらうなどの事前対応をしておくことになります。
 地方銀行でも三菱東京UFJや三井住友と同等のレートを出していることがあります。知る範囲では千葉銀行、みなと銀行、泉州銀行などが公示仲値+4円です。またみなと銀行の三宮外貨両替コーナーではさらに50銭、泉州銀行関西空港出張所およびクイック外貨ショップ難波駅店では60銭優遇されます[4]。
 ヨーロッパに行ってから日本円(現金でもTCでも)を両替すると、そのレートは公示仲値+7~10円にもなり非常に不利です。加えて両替1回ごとに手数料を別途差し引かれます。必ず日本で両替していってください。

2. 金券ショップや両替商での両替
 最近は金券ショップも両替を扱うようになりました。金券ショップは概ね銀行より若干よいレートを出しています。上乗せ幅は最小で3円というところまで見つけています(例えば[5,6])。銀行との差は1ユーロあたり1円なので、わざわざ探し出して交通費をかけてまで金券ショップに出向く必要はないでしょうが、日常の行動範囲内にそのようなお店があればご利用ください。なお昨今の急激な円高で両替に来る人が急増しており、金券ショップでは在庫切れも起きていますからご注意ください。全国チェーンの金券ショップでは大黒屋[7]が大々的に宣伝していますが、大黒屋の上乗せ幅は4円で銀行と変わらないので利用価値はありません。
 世界各地で事業を展開している両替商「トラベレックス」[8]でのユーロ現金両替は、公示仲値+4円±10銭が目安です。銀行と比べて特段有利ではないのですが、クレジットカード(JCBに限る)で外貨現金を買うことができるので[9]、クレジットカードのポイントを貯めている人なら他での両替より有利とも言えます。

3. トラベラーズチェック
 TCのメリットは、日本の銀行における販売レートは現金よりよいこと、盗難や紛失の際に再発行が受けられることです。デメリットはヨーロッパでは換金が面倒なことです。
 日本の銀行におけるユーロ建てTCの発行レートは公示仲値+1円50銭です。三井住友は公示仲値+1円40銭、シティバンク銀行は公示仲値+1円です。このほかにTC発行手数料が1%かかります。また通信販売業者のセシールのTC通販[10]は発行手数料0.7%、シティバンク銀行では口座を持っているとTC発行手数料は免除です[11]。銀行の一般的な設定、1円50銭+1%は現在のレートで2円70銭ほどですので、ここまでならユーロ現金に両替するより有利です。
 問題は換金の面倒さです。ヨーロッパはアメリカと違い、TCをそのまま受取ってくれるお店はごく一部です。そこで銀行や両替商で現金に換金して使うことになりますが、通常はその際に1~3%程度の換金手数料を差し引かれます。こうなるとユーロ現金より不利になってしまいます。
 換金手数料を回避する方法もあることはあり、例えばアメリカン・エキスプレスのブランドのTCを作り提携金融機関に持ち込む方法が有名です。私は日本のシティバンク銀行でTCを作り、現地のシティバンク支店に持ち込むことで無手数料で換金しています。このように無手数料で換金できる方法を確保できているならTCは有利なのですが、そうでないのなら最初から日本でユーロ現金に両替して持参することをお勧めします。

4. そのほか
 クレジットカードで買い物した場合のレートは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートに1.60~1.63%の上乗せです。両替より手数料率は低いのでカードで払えるならそうしてしまうのが有利です。
 またクレジットカードはキャッシングにも使えます。クレジットカードでのキャッシングは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートで換算し、これに利息を加算した額が請求されます。利率は年利で15~20%程度、利用日から口座引落し日までは25~55日くらいですので、利用額の1.0~3.0%を利息として上乗せして払う計算になります。上限の3.0%としても、銀行でユーロ現金に両替するより(3.3%)まだ有利です。
 他方、国際キャッシュカード(新生銀行、シティバンク銀行)はクレジットカード会社が定める通貨間換算レートに4%の上乗せが目安です。便利ですがレートは決して有利とは言えません。

【まとめ】
(1)両替の有利不利は、基準となるレート(公示仲値)からの上乗せの大小で比較できます。
(2)現金とTCとの比較ですが、ユーロでしたら日本でユーロ現金に両替することをお勧めします。TCは無手数料で換金できる方法を確保できているなら有利なのですが、その差は現金とわずかなもので手間には見合わないためです。
(3)ユーロ現金に両替する場合に上乗せ分が小さいのは、メガバンクでは三菱東京UFJや三井住友で公示仲値+4円です。郵便局(ゆうちょ銀行)も同じく公示仲値+4円です。地方銀行で同等のレートを出しているところもあります。
(4)さらに有利に両替するには金券ショップがあり、知る範囲の最良のレートは公示仲値+3円です。ただしわざわざ探して交通費をかけて出かけるくらいなら(3)の方法で両替すれば十分でしょう。

参考ページ
[1] 三菱東京UFJ銀行 http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/k …
CASH S.が外貨現金売りレート
[2] 三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/market/index.html
「公表相場一覧」をダウンロード。"CASH SELLING"が外貨現金売りレート
[3] みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/in …
[4] http://www.senshubank.co.jp/kojin/service/gaika/ …
[5] http://www.ticketzone.jp/gaika/gaika_index.html
販売時3円上乗せ 買取時3円40銭差し引きの非対称な設定
[6] ブルー・トラスト・グループ http://www.btgp.org/BTG%20CashForex.htm
[7] 大黒屋 http://gaika.e-daikoku.com/
[8] http://www.travelex.jp/
[9] http://www.travelex.jp/jcb/index.html
[10] http://www.cecile.co.jp/travelers_cheque/
[11] http://www.citibank.co.jp/ja/deposits_investment …
    • good
    • 0

トラベラーズチェックは、使う際にパスポートを提示したり、サインが必要なので、不便だと思います。

いつも空港の銀行でユーロに両替して持ってゆきます。(クレジットカードと現金の併用がよいと思います。)いつも関西空港から出発しますが、前回、以下のURLから両替割引券を印刷して持って行って、優待レートで両替しました。(ユーロ以外のドルなどの通貨も割引になるようです。)http://www.spctour.jp/menu/bank.html
※添付画像が削除されました。
    • good
    • 0

TCが使いづらいと言われますが、ユーロ建てですと一流ホテルでは無手数料で現金化してくれますし、支払もOKです。

当然、日本人がよく行くブランドショップでもOKです。でもショップは戻し税の関係もありクレジットカードが払いが良いでしょう。
 クレジットカード引き出しは、お金を借りることですから、為替手数料と金利の両方が掛かりますから、避けたほうが良いでしょう。
 現金の両替でしたら、銀行でも、都内に専門窓口(各銀行とも新宿など4~5店)が有り、そこでは一般窓口より手数料が2円程度安いですよ。
 以前は、空港では、駅のところにあるショップが安かったですが、この前は、ゲート内のほうが安かったです。
 ということで、私のお勧めは、基本的にはクレジットカード払い、あとは一日当り20~30ユーロ程度を現金で持っていく、都内なら昼休みや勤め帰り(上記の窓口は7時まで開いています)などに両替する、などでしょうか。
 
    • good
    • 0

トラベラーズチェックを発行している会社の支店や窓口に行けば手数料無料で換金してもらいます。


日本で換金するとき、銀行の窓口で聞けば教えてもらえると思います。
平日しかやってなかったと思うので、多少注意は必要ですし行きたい街に窓口があるかどうかが問題になりますが、これが一番安いと思います。
以前ウィーンに行った時は便利なところに窓口があったので、足繁く通ってました。
ただ、小銭にしてくださいと言わないと大きなお札になって使いづらいので、気をつけてください。
(50ユーロは使いどころを考えないと、すごーーーく嫌な顔をされます)

現在為替レートが大変不安定なんで、よくレートを観察して安い時期に買ってください。
とりあえずユーロの最近の底値は115円くらい、最高値で125円くらいです。
(もちろん、一週間でこの底値も高値も突き破る可能性は十分あります)
銀行で換金する場合はこれに若干の手数料がつきます。
多少の手数料の違いなんてものともしないほど、現在の為替レートは不安定です。

参考URL:http://quote.yahoo.co.jp/q?s=EURJPY=X&d=t
    • good
    • 0

課金される金額にもよりますが、大きな金額を換金するなら、安全性を考えるとT/Cが良いのでは?万一、紛失盗難時に再発行が可能なので、安心です。


T/Cを現地で両替する場合は、ホテルでやってくれると思いますよ。
手数料なしでできるはずですが、ただし、ホテルのよっては、1日の両替を100ユーロまでとか決めているところもありますが、大きなホテルならできます。プチやBBなどでは分かりませんが。
円からユーロへの両替は、T/Cほうが両替手数料を考えると現金よりもお得です。
都市銀行でできますし、都市銀行がやっている、両替ショップに行けば
できます。
両替レートは、毎朝10時に書き換えますので、HPでレート確認して、一番良いときに行えばOKです。
    • good
    • 0

一般的に言えば、T/Cにした場合、二重に手数料が発生するので、その分レートが悪くなります。


ただし、T/Cの状態で再発行が可能なので、盗難やら忘れ物、落し物を考えるとT/Cを考えてもいいかもしれません。

個人的に言えば素直に直接換金しますが。

街の金券ショップで両替をしているところがあれば多少レートがいいようです。しかし、銀行ほどお金を持っていないので、すぐに換えられない場合もあります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています