

譜面上はシャープの時とフラットの時で、呼び方が異なりますが、
絶対音単音として、どちらで呼ぶことが一般的なのかを知りたいのです。
その単音を人に示し伝える場面においてです。
音の固有名称として、
チスとデスどちらで人に伝えるのが、より普通なのか、知りたいです。
また、ディスとエスでは?フィスとゲスでは?ギスとアスでは?
私は全部シャープのisをつける呼び方で、はじめに音名として記憶しましたが、
しかし実際では、デスやエスやアスの名前の方がよく知られているような気がしています。
それから、べーについてはこれまでの経験から、ベーが一般的な気がします。
自分は、音楽の専門の教授を受けたことがないので、
ご専門の人々は、その音を普段どう命名して呼んで伝えあっているのか、教えてほしいのです。
ポップスやロックの世界では、ドイツ音名は違和感ありますか?
たとえばポップスバンド練習中に「チス」「ギス」など言うと、
メンバーからわかってもらえないでしょうか?
また、他に何か関連知識をご存知の方は教えてください。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
あくまでも私の主観ですが、
基本的には、譜面上の読み方にあわせます。
ただ、単音として伝えるときは、
ド♯レ♭⇒チス/チェス(ド♯)
レ♯ミ♭⇒エス(ミ♭)
ファ♯ソ♭⇒フィス(ファ♯)
ソ♯ラ♭⇒アス(ラ♭)
ラ♯シ♭⇒ベー(シ♭)
で伝えます。
とりあえず長調の場合だけ挙げますが、
G(F♯)→ D(F♯C♯)→ A(F♯C♯G♯)→ E(F♯C♯G♯D♯)などの順に増えていきます。
F(B:H♭)→ B(B E♭)→ Es(B E♭A♭)→ As(B E♭A♭D♭)などの順に増えていきます。
なので、
C♯とD♭だと、D♭よりC♯の方がよくでてくる。
D♯とE♭だと、D♯よりもE♭の方がよくでてくる。
F♯とG♭だと、G♭よりもF♯の方がよくでてくる。
G♯とA♭だと、G♯よりもA♭の方がよくでてくる。
A♯とB:H♭だと、A♯よりBの方がよくでてくる。
そんなイメージです。
でも、私は吹奏楽/オーケストラ/ブラスバンドとやってきましたが、
指揮者によってバラバラということがわかりました。
ドレミを使う人もいれば、曲の調にしか合わせない人もいれば、、、
という感じです。人それぞれなのかも知れません。
ありがとうございます。
私も、下から、チス、エス、フィス、アス、ベー
でいくことに意思を固めつつある状況です。
「よく出てくる方」に命名したらいいよ、と後押ししてもらえました。
吹奏楽では、エスやアスで示す頻度がとても高かったのです。
ギスやディスという名前は登場しなかったと思います。理由がわかってきました。
クラリネットやサックスはB♭管とE♭管だから、それに対応した調の譜面が多いのかもしれませんね。
No.6
- 回答日時:
皆さんのご回答を伺って「なるほど」と思いました。
>黒鍵の音を普段どう呼んでいますか?
アンケートとして回答させていただきます。
下から、チス、エス、フィス、ギス、ベーですね。
最後に残ったAsとGisですが、イ短調にE7(E Gis H)のコードが頻繁に出てくるからでしょうかGisと言っていますね。
私はチェロ(VC)、トロンボーン(Tb),ピアノ(Pf)を弾きますがVC,PfならGis、TbはAsと呼びますね。
Tbで「Gisの音を下さい」と言われたら一瞬考えてしまいます。
この回答への補足
回答をくださった皆様、ありがとうございました。
どれも興味深く読ませていただき、面白かったです。
参考になりました。疑問も解決しました。
ポイントはどの回答にもつけたいという気持ちです。
でも、選ぶのに悩んでいるうちに、締め切るのも遅くなってしまいました。
今、私の手元に、サイコロキャラメルがあります。
ちょうどよいことに、サイコロには1から6までの目があります。
回答者様がちょうど6名ということで、
これから抽選をした上で締切いたします。
悪しからずご了承ください。それでは失礼いたします。
なるほど、そうでしたね!イ短調があるわけですね・・・・
またギスに傾きかけてしまいます。
Tbではアスなのですか。吹奏楽ではないジャズなんかのジャンルでも、金管楽器同士は、アスで呼びあうことになるのでしょうか?
ご回答参考になりました。
No.5
- 回答日時:
今までに出されているご回答はどれもなるほどと思うものです。
ここは、私なりの観点で回答させていただきます。
「曲の調性」は無視、クラシックの世界でピアノの黒鍵単音を伝達する場合の呼び方、ということで考えます。
吹奏楽でもドイツ読みが普及しつつあります。オーケストラとは若干読み方の傾向(吹奏楽では下の回答とは違い、♭の-esを付けて読む人が多くなる)に違いがあるように感じますが、ここではあくまで「ピアノの黒鍵」に絞って考えますので「オーケストラか吹奏楽か」「ヴァイオリン奏者(C調楽器)が言うのかクラリネット奏者(移調楽器)が言うのか」などは考えません。
ここで優先順位を考える上で次の要素(あくまで仮定です)を加味します。
[1]音階を読む時下から上がっていく読み方をする人の方が多い
[2]調性要素(♭や♯が何個付いた時点で出てくるか。少ない個数で登場する方が目にする機会が多いという単純仮説。)
ここでは、個人的要素(ひとりひとりがどの読み方で親しんでいるか。私自身も含む)は入れていません
C♯(D♭)…Cis (上記[1]ではCis。[2]の調性では♯は2個でCis,♭は4個でDes)
D♯(E♭)…どちらも ([1]ではDis。[2]では♯4個でDis,♭2個でEs)
F♯(G♭)…Fis ([1]ではFis。[2]では♯1個でFis,♭5個でGis)
G♯(A♭)…ややGis ([1]ではGis。[2]では♯3個でGis,♭3個でAs)
A♯(B♭)…B(ベー) ([1]ではAis。[2]では♯5個でAis,♭1個でB)
ポップス系では他の方の回答通り、「英語」+「♯、♭」で読むことがほとんどのようです。
そうなんですね!{1}だと、♯読みですものね。例外として、
♯5個より♭1個のベーが幅をきかせるのは当然としても…。
私はピアノをやっている時はギスと呼んでいたけど、吹奏楽ではA♭「アス」ばかり使われました。
ギスvsアス。どちらでも通じるのなら、語感の優しいアスにしようかな、と思っています。
でも{1}の要素がある為でしょうか、「ややギス」なのですね!!
ここが興味深く、何回も読みなおしました。
詳細なご説明、とても為になりました。
No.3
- 回答日時:
クラシック系とポップス系で違うと思うのでクラシック系で。
一般的というか、曲の調では、フラットもシャープも4つぐらいまでが多いです。教育でもフラットやシャープは少ない方から教えます。
そうするとGesよりはFisのほうが慣れ親しんでいます。また、派生音は5つなので
B,Es,As フラット系
Fis,Cis,Gis シャープ系
が派生音になります。DesというよりはCisの方がよく出るので、Cisのほうが一般的でしょう。
難しいのはAsとGisですね。これはどちらと決められないと思います。
一般的ではないと思いますが、MIDIでの数値による音高表現もあります。C4=48(中央のハ)で、数値ひとつが半音。数字自体で音の高さを示すことができます。
どうも有難うございます。なるほど、デスは消えますね。チスにします。
あと一音のところまで来ました。うれしいです。
私自身は、階名唱で「ギ~ス♪」と歌うことに、
長年抵抗を感じていました。
ギスという発音ってきついですね。チスやフィスは柔らかい。
ドイツ音名を知らない人が聴けば「ギ~!?なんじゃそれ??」
と、仰天されそうなのに対して、アスは溶け込みやすい発音ですね。
最後の一行も勉強になりました。
みんなとの調和のとれる12音の歌い方というのを、
もうすぐみつけられそうです。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
アマチュアですけど、吹奏楽、クラシック、アレンジ・全パート譜作成、ロックバンド、インストバンドの経験者です。
>>>絶対音単音として、どちらで呼ぶことが一般的なのかを知りたいのです。
曲のキーを考慮しない場合の、5つの音の呼び方ですよね?
・Cの半音上は、C#、D♭ の両方の呼び方
・Dの半音上は、E♭ と呼ぶのが主流(調号の♭の数が少ないキーでよく使われるためと思われる)
・Fの半音上は、F# と呼ぶのが主流(調号の#の数が少ないキーでよく使われるためと思われる)
・Gの半音上は、G#、A♭ の両方の呼び方
・Aの半音上は、B♭ と呼ぶのが主流(調号の♭の数が少ないのキーでよく使われるためと思われる)
です。
ちなみに、私は子供の頃に絶対音感の訓練を受けていまして、楽譜を見れば頭の中に音が「聞こえてくる」のですが、
調号に#や♭が6個以上もあるような楽譜で訓練したことがありません。
ですから、
E♭、B♭、F# ではなく D#、A#、G♭ がたくさん出てくるキーの楽譜を見ると、頭の中が混乱してうまく音が聞こえてきません。
ちょっと気持ち悪くなることさえます。
ドイツ語読みか英語読みかについては、
クラシックではドイツ語読みが多数派です。
吹奏楽の指導者も、学生達にドイツ語読みを植えつけている場合が多いようです。
>>>ポップスやロックの世界では、ドイツ音名は違和感ありますか?
あります。
>>>たとえばポップスバンド練習中に「チス」「ギス」など言うと、メンバーからわかってもらえないでしょうか?
クラシックや吹奏楽の経験者でなければ、伝わらないと思います。
軽音楽では英語読みが用いられ、ドイツ語読みをする人は皆無と言ってよいと思います。
以上、ご参考になりましたら。
感謝です。すっきりしてきました。
私もジャンルいろいろ参加で絶対音感人です。楽譜書きもやります。アマです。
ただ、どれも音楽人との関わりや経験はあまり深くないくせに、
音ばっかり聴き取れるので、
今回のような疑問をずっと抱いたまま生きてきました。
今、わたしは、幼児である我が子に階名唱を教えようとしてます。
私が幼少時、5つの黒鍵に固有名詞を初めてあたえられたとき、
♯の呼び方ばっかりでした。
たまたまだったのか、教えた人の好みなのか、意図的なのか…
それが今でもずっと謎でした。
主流じゃないディスを教えられてしまったとは悔しいです(笑)
でも自分が記憶した音名と同時に、脳内で音が再生されるようになっちゃって以後、
もうどうしても消去できません。
最近、我が子に黒鍵の音を、どちらで歌わせようかと、悩んでいました。
でも五音中の三音が、解決しました!
チスかデスか、悩みます。アスかギスか、も悩むところです。
おかげさまで、ディスやゲスはやめとく事にしようと思えました。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
以前音楽業界に身を置いておりました。
レコーディングエンジニアとしての実務経験もありますのでご参考になるかと思います。
まず、ポップスやロック界では
CDEFGABをツェー、デェーではなくそのままシー、ディーと発音することがほとんどです。
黒鍵の場合はC#(シーシャープ)、E♭(イーフラット)などですね。
音楽的知識がある程度あるプレイヤーはキーに応じて#♭を使い分けます。
クラシック系のプレイヤーも、ポップスやロックに「出張」してくる場合はドイツ読みなどせずに、上記の呼び方をされている方が多いですね。
オーケストラ(ツインでもカルテットでも、音大卒です!的な方々)だけの場合は質問者様と同じ世界の用語をお使いになります。
私自身も音大出のプレイヤーでしたが、バンド系ではシーだのディーだのを使います。というのも、ギタリストやベーシスト、ピアノ教室でやっていたくらいのキーボーディストには、一般的なコードの呼び名であるシー、ディーの方が共通語であり、もちろん考えればわかるんでしょうが馴染んでいますからね。というわけで一般的にドイツ読みは違和感があると思います。それどころか「なんだかえらそー」とか言われちゃう可能性も……。
スタジオでの会話はシー、ディーなのに、ギャラの話になると「ツェー万で!」 「グェー万で!」なんてプレイヤーやエンジニアもいたりしますが(笑)
とてもよくわかり助かりました。
参加するジャンルの空気にあわせて、使い分けるのですね。
方言みたいなものに近いなあ、っと感じました。
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