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相対湿度と熱伝導の関係について教えて頂きたいと思います。

ある研究報告を読んでいると、乾燥機の中で材料を乾燥させるとき、乾燥機内部の相対湿度が高いほうが、材料の熱伝導度が高まるという、報告がありました。

その報告を参考にし、自分でも実験し同じような結果を得ましたが、この原因が分かりません。

お分かりになる方がいらっしゃったら教えて頂きたく思います。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

直接の専門とは言えませんが、


湿度が高い場合、対流で移動する乾燥機内の空気中の水分がより低温な部分で凝縮し凝縮熱を与えるからではないでしょうか。
ただ輻射や対流、伝導で伝わるより体積あたりはるかに大きい熱密度(見かけ上の比熱)の移動になります。
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比熱(定圧モル比熱)で比較すると乾燥空気と水蒸気はそんなに違いはありません。

乾燥空気は2原子分子の混合気体であるのに対し、水蒸気は3原子分子ですから、若干水蒸気の比熱の方が大きい程度です。
それでは、なぜ、「相対湿度が高いほうが、材料の熱伝導度が高いのか」というと、湿度(相対湿度)の高い空気と、湿度の低い空気は材料の内部に等しく拡散します。そして、空気が材料に浸透するに従って温度が下がります。そして、露点以下に温度が下がると結露しますが、そのときに潜熱を発生させます。ですから、相対湿度のたかい空気の方が温度が下がりにくいので、熱伝導度は高いと言うことがいえそうですね。定量的な見積もりは、理科年表等でデーターを調べて、ご自分で計算してください。
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