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CASIOの卓上デジタル時計DQ-750のユーザーです。
3年くらい使っているのですが、液晶の映りが悪くなって困っています。最初は電池が無いのかなと思い、電池を交換してみましたところ10分間ほど正常な動きをした後、次第に液晶の文字が薄くなり、終いにはほとんど何も見えなくなってしまいます。

1日電池を抜いて放置し、再び電池を入れるとまた10分間ほど正常に動きます。

量販店に相談したところ、「液晶自体の寿命」と言われましたが、3年くらいしか使っていないこととたまに電池を入れると正常に液晶に文字が映る点が不可解で分解してみました。

すると、チップ型のコンデンサ2ヶ所から何か液が漏れ出して白く結晶化した跡が見つかりました。ネットで調べたところチップ型のコンデンサはセラミックコンデンサなので電解液は入っていないと書かれていましたが、確かに白く流れ落ちた跡が残っています。

問題のコンデンサの番号は「C8」と「C10」です。テスターで様子をみたところ、確かに反応がありませんでした。自分で交換しようと思うのですが、チップコンデンサーだけに容量が判らず困っています。どなたか、この二つのコンデンサの容量をご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。もっと新型のものなら2000円くらいで売っているのですが、思い出深い品なのでどうしても直して使いたいと思っています。よろしくお願いいたします。

「デジタル時計 CASIO DQ-750の」の質問画像

A 回答 (3件)

No1、2です。

写真を見せて頂きました。
C8は発振子に接続されていますのでセラミックコンデンサで20pFから100pF程度のものです。取り外してはいけません。
C10はたぶん0.1μF程度のセラミックコンデンサです。
双方とも液漏れの犯人ではありません。たぶん破損もしていないでしょう。周辺の洗浄のみで取り外しの必要はありません。

さて漏洩の液体の発生源はどこでしょうか?
電解コンデンサーはチップ部品でない場合は直径3ミリ程度から10ミリで高さは11ミリくらい、アルミの円筒に容量および極性表示白ラインが印刷されたの収縮チューブがかぶっています。
チップ部品は直径2.5ミリから8ミリで高さが5ミリくらいでアルミの地肌で基台に取り付けられています。

推察
さて、拭き取っても3日程度でダメになる理由は2つ
一つは、拭き取った箇所に再び液体が浸透してきた?
2つ目は、拭き取った箇所以外に液体の浸透で障害発生箇所がある?
です。
障害が発生する液体の量はティッシュでぬぐっても必ずしも濡れる量ではありません、虫眼鏡などで表面をよーく観察して下さい。

対応1
C8,C10の写真の所に白いボッチが見られます。表側のパーツ(たぶんボタンのシリコン)にも液体が浸透している可能性があります。
ここの液体の滞留がせっかく拭き取った障害発生箇所に再度浸透してくる可能性があります。壊さない範囲で表側も浸透があれば拭き取りましょう。
対応2
C8の下の金属の円筒はたぶん時計の心臓部である水晶発振子でしょう。
(この構造は知りませんが内部に液が入る構造ではないでしょう)
この素子の足の付け根は敏感ですので念入りに洗浄して下さい。
この素子の付け根が障害発生ポイントかもしれません。
あと気づいた所は
C10の脇に半田の玉クズが映っていますが、気になるので爪楊枝で取れるものならとって下さい。
対応3
電解コンデンサあるいは液体の滞留場所を突き止め洗浄する。

問題箇所をコーティング方法がありますが現状では問題箇所の特定に不安があります。3日くらいで障害が発生するようではまだ多くの液の滞留か、問題箇所が違う可能性が高いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
基盤をご覧になっただけで容量や役目が判ってしまうんですね。すごいです。そして大変勉強になります。

液漏れしそうな部品を探しましたが、裏にも表にも無く、C8,C10から出ているようにしか見えません(セラミックコンデンサなので液は入っていないはずなんですよね?不思議です)。

もう一度、基盤の裏表の拭き取り作業をして様子をみてみようと思います。

お礼日時:2009/01/12 19:55

再度 No1です 追伸です。


1。電解コンデンサは極性のプラスとマイナスがありますので交換する場合は極性を間違えずに取り付けします。
2。電解コンデンサの耐圧を3V以上としましたが念のため5V程度のものとして下さい。
以上 壊れずに動作すると良いですね!!
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ああ.. 惜しい、コンデンサーの写真があれば即判断できるのですが。


取りあえず
原因
たぶん電解コンデンサーの液漏れで、電源が入ると漏れた液による部品などの金属面露出部が腐食し、回路間の短絡経路が10分くらいで生成されてその結果液晶画面のコントラストの低下につながっているのだと思います。また電源を切り放置すると短絡した経路が自然消滅するのだと推察します。
対策
取りあえず、電池は外して、汚れている部分をアルコール等と歯ブラシなどで拭き取り(洗浄)ましょう。その後完全に乾燥するまで半日以上十分乾燥させます。部品間の隙間に浸透したアルコールも乾燥するように時間をかけて乾燥させます。
その後、取りあえず何もせず動作をさせます。推察が正しければ、たぶんある程度の時間は動作すると思います。
結果が良ければ、破損した部品を丁寧に外します。無理に外すのは止めましょう。取りあえず動いていれば、壊すより良いでしょう。
また、ニッパーなどで切り離すことができれば切り離します。これは再び電解コンデンサから液漏れの可能性があるからです。
また、本来は切り離したコンデンサと同等のものを付ける必要があると思いますがたぶんなくても動作します。
動作しなければ、耐圧3V以上で10μFから100μF程度の実装できる形状のもので良いでしょう。
さて 推察は当たっているでしょうかね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
大変参考になります!!

ちょうど分解直後に撮影した写真がありましたので、アップしました。

こちらです。
http://sky.geocities.jp/net_wizards/index.html
いかがでしょうか?

左の矢印:基盤に「C8」と書かれています。白い部品です。
右の矢印:基盤に「C10」と書かれています。茶色い部品です。
白い液はこの二つの部品から流れ出ています。写真ではC8の下の銀色のコンデンサー(?)からも白い液が出ているように見えますが、これはC8から流れ出た液が付着しているだけのようです。

kuro804さんのおっしゃる通りにアルコールと綿棒でふき取ったあと、乾燥してみました。すると3日くらい正常に動作し、その後また何も表示されなくなりました。次は破損した部品の除去でしょうか。

お礼日時:2009/01/12 13:15

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