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TVや雑誌でよく見る、心理テストです。
一例として「○○が向こうから歩いてきます。あなたこの人と一緒にどこに行きたいですか?」
なんてやつです。答えを聞いたら「はぁ~っ???」てのが多い!

まぁ心理学の名を借りた、お遊びなんだからそれはそれでいいか。。。と思っていたのですが、
最近あれを真に受けてる人が結構いることに驚くとともに、こりゃちょいと問題なんじゃないか?と思うようになりました。

私は、学生時代に心理学を学び、社会人になっても(多少仕事の関係もありますが)継続して心理学を学んでいるアマチュア心理学者?!(笑)なんですが

この手のテストは私が知りうる限りの知識では、学術的な根拠に乏いものが多く(ほとんど。。。かな?)
心理学を興味を持ってもらう一つの手法としては、評価できるとおもいますが、
心理学に対してゆがんだ感覚(私の知人達の多くは、占い感覚)を助長するものではないかなと気になっています。
特に、どこぞの大学の心理学者が、TVに出演し、したり顔で、この手の心理テスト(占い?)をやっている姿には不快感を感じているのですが、
みなさんは、どうお感じになっているのでしょうか?

A 回答 (8件)

 「身近な感覚で接してもらうきっかけ、興味をもたせるきっかけとしてのお遊びとしてはよいと思うが、心理学に対する誤った認識を植えつけることになりはしまいか」・・・まったく同感です。

常々そう思っていました、と書くとdashinshiさんにややも失礼な言い方かもしれませんが。
 実際私は、物理学の知人に「心理学って、本屋に行くとある自己啓発本みたいなやつ?」と言われてのけぞったことがあります。また一般の方にはあの手のその辺のスタッフが即席で作り上げたようなテストでさえ、権威づけがあると受け止められていると私も最近知りましたが、非常に驚くとともにあぶないと思いました。
 
 このような「誤った認識ができちゃうかも」という以前に、私はあの手のテストが性格や知能を検査するものであることを危惧しています。
 知能・性格診断テストは軽々しく行うものではありません。たいていの人間は権威を背景に「性格検査によると、あなたには固執的闘争性と現実把握の困難による逃避性が散見されますね」などと言われると言い返しにくく感じるものです。フロイトも、アンナという患者に自分の診断を結果的に押しつけたという前歴があります。
 結果に責任をもたない・もてないで、人の性格を強制したり知能を審査したりするものではありません。
 また血液型占いにも、小さなころから自分の血液型による性格を強く信じていると、自分自身をその性格に合うよう育ててしまうという話も聞きます。個人が自分が今までの経験を元に人を類型化したようないいかげんなテストの結果を信じ込むというのは、よいことだとは思えません。
 そういう意味ではあのような、いいかげんさはかえって好ましいものかもしれません。また、ああいったテストをいくつか見てみると重大な問題が出ないようにうまく責任逃れできるように作ってあるとも感じます。
 人生の知恵的なアドバイスにとどまっていて、標準化の行われた性格検査のように「病気」の領域までには絶対触れていません。常に「普通の人間」だけを対象に作ってあるんです。
 だからこそ罪深いとも思えます・・・と、話がぐるぐる回っていますが私はあの手のテストには反対です。
 ひとつに標準化されていないため、ひとつに検査者(?)に責任が何もないため、です。ようするにいい加減で軽薄だからです。
 そこにたとえ似非でも「心理学者」と名のつく肩書の者が関わるのはもってのほかと考えます。
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この回答へのお礼

>「心理学って、本屋に行くとある自己啓発本みたいなやつ?」と言われてのけぞったことがあります。
あはは!自己啓発ですか。。。そらまたすごい受け取りかたですね

>フロイトも、アンナという患者に自分の診断を結果的に押しつけたという前歴
そうそう!有名なお話しですね、権威がもたらす功罪を心理学者は一番に考えなきゃいけない事は常識ですよね

>そこにたとえ似非でも「心理学者」と名のつく肩書の者が関わるのはもってのほかと考えます
そう思います。結果がもたらす社会的影響(特にマスメディアを使用した不特定多数を対象とした心理テスト)に対しての認識が甘すぎるように感じています。

お礼日時:2003/02/04 19:35

 No.3 で答えた101101です。



 心理テストと多少外れますけど、最近「精神科医を精神分析する」(佐藤 幹夫著 新書y 洋泉社)という本が出版されている事を報告いたします。私も只今読んでいる途中ですが、特にM澤センセイのことについて書かれた章は、おもわず笑うか怒るかのどちらかでした。第2章で著者は氏のことを”ケーシーM澤”と皮肉っておられました。ついでにこの本を他の方にもお教えしたので、下のURLを覗いてみて下さい。なにか通じるものがあるかもしれませんね。

参考URL:http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=462466
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この回答へのお礼

おぉ!なかなか刺激的なタイトルですね。こんど探して読んでみます。

お礼日時:2003/02/07 19:24

まぁ,,なんていうか,,


僕の場合半ばあきらめ気味です.
僕なんて,知覚系・基礎実験系なもんだから,なおいっそう・・・
まじめに説明しても,「心がそれでどうやってわかるんだよ?!」とか切れられる始末ですし.

参考リンクでも書いたんですが(っていうか,リンクにある質問が世の中一般の心理学像なんだということでもありますが),,,
,,あえていうなら
Psychologyの「Psycho」に「心理]という二文字を使ってしまったが故の宿命なのでしょうか.
漢字文化圏に生活する日本人にとって,一種の呪縛みたいなものですし.

居酒屋さんでの一幕
「おにぃさん,学生かい?」
   「そうですよぉ」
「なにやってんだい?」
   「心理学科ですぅ」
「ぉ!心理学?! 俺よぉ,今日の赤いパンツ履いてんだけど,どうかな?」
   「・・・・・きっと,エキサイティングですよ,今日は・・・」

以来,床屋でも居酒屋でもその場限りの占い師になってます.

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=112838
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この回答へのお礼

教えていただいた、URLを読みました。「心理学で人の心がわかる?」ですか。。。

う~ん。。。と唸ってしまいました
私が学生時代だった頃は、ちょっとしたオカルトブーム?!だったので、心理学=超心理学!
超能力といいますか、テレパシーの研究のように感じている人がたくさんいて、「心理学を学ぶと超能力者になれる!」と勘違いしている大バカものがたくさんいました。
最近は、心理学も社会的に認知されてきて、こうした認識は無くなったものだと思っていましたのに、ちょっと残念です。

お礼日時:2003/02/04 21:03

わたしも心理学科卒ですのでとて~もイヤですね・・・。


10年ほど前に学部時代の先生が言っていました。「心理検査(テスト)というものは信頼性と妥当性がなければ意味ないものねー、今テレビに出ている心理学者の人がやってる心理テスト、あれはちゃんと膨大なデータをとって裏付けしてるだなんて思えないですよねー」と。まあかくいう先生もテレビにたまにひっぱりだされることもあったようですが(笑)、世にある数ある心理テスト、いったいどのような(統計学的)裏付けがあるのか、はっきし知らせていただきたいものですね★それにしても人というのは自分が何かに分けたい、分けられたいという願望が心に強くあるのですかねえ。血液型だの○○占いにしても・・・。それに科学的裏付け(が素人にはあるように思える)のようなものが加わるとおもしろがったり夢中になっちゃうんでしょうか。
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この回答へのお礼

>わたしも心理学科卒ですのでとて~もイヤですね・・・。

私と同じように不快感を覚えている方がいらっしゃったことに、まずは安心しているところです(笑)

>血液型だの○○占いにしても・・・。

ああっ血液型ってのもありましたね!私は、血液型の話しを振られたときには、適当に相づち打ってごまかしてますが、
しつこいヤツには、「血液型が性格に影響するかどうかは、知らないけれど、すくなくとも、性格を4つだけに分類してものごと考えられるなら、世の中の心理学者は苦労せん!」と突き放しています!(笑)

でも、最近クレッチマーは見直されてきてるみたいですね。。。(笑)

お礼日時:2003/02/04 20:27

こんにちは。



心理学を学ばれたdashinshiさんならお分かりだと思いますが、心理学的判定というのは、たったひとつのテストだけでできるものではないし、優秀なプロのカウンセラーでさえ、何回もカウンセリングやテストを重ねても、なかなか判定を下せないくらい難しいものですよね。
言ってみれば、心理学はまだまだこれから研究の余地の大きい発展途上の学問です。
また、全ての人に絶対普遍的な心理テストというのも、考えてみればおかしなものです。

そういう背景を少しでも知っていれば、雑誌等の心理テストを「それなりに」見ることはできるし、自分が迷っているときの小さな手がかりくらいにはなり得るものです。
まるっきりのウソではなく、傾向的な真理を言い当てていることも時折あるからです。

しかし、「心理学」という学術的なイメージがあるだけで、それらを疑いもなく信じてしまい、重大な判断をしてしまう人も、こういう情報過多で深く物事を考える時間の少ない時代には多いのではないでしょうか。
たとえ高名な学者であっても、心理テストを作成しているのは見ず知らずの赤の他人なんですから、眉に唾を付けて聞くぐらいの方がいいかもしれません。

それがわかった上で見れば、結構楽しい心理テストもありますよ。
ただ、永年カウンセリングを受けて入れもなかなか解決できない問題を抱えていると、1回の心理テスト如きで云々、という気持ちはありますが。
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この回答へのお礼

>全ての人に絶対普遍的な心理テストというのも、考えてみればおかしなものです

まったく、その通りだと思います。
昔、「夢診断」関連の本を読んだのですが、診断例の中にはヨーロッパの文化圏でなければ、意味が通じないものも沢山ありました。

お礼日時:2003/02/04 20:02

> まぁ心理学の名を借りた、お遊びなんだからそれはそれでいいか。

と思っていたのですが、
> 最近あれを真に受けてる人が結構いることに驚く
そしてそれが、学校や職場で行う心理テスト(適正テスト)を無批判に受け入れる事に繋がらないでしょうか?
学校では一生徒にレッテルが貼られ、在籍中色眼鏡で見られ、内申書にも…
職場では一度のテストによって、配置が決められ……という風に。

昔、ある評論家(名前が思い出せない)は心理テストの正しさについて「無限大の、疑義がある!」
と言っていたのですが、時代は悪い方向に進んでいるような気がしてなりません。
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この回答へのお礼

>学校や職場で行う心理テスト(適正テスト)を無批判に受け入れる事に繋がる

こうした事実がどのくらいあるのか、私も是非、知りたいです。
1回や2回のテストの結果を意味もわからずに、鵜呑みにして人を判断してしまう
ことが、蔓延しているとすると、これは由々しき問題だと思います。

お礼日時:2003/02/04 19:53

 T田隆さんのことですね。

あれはタレントだよ。最近、こちらで紹介されているようなタイプの「心理学者」の他にも、よく目立つのにT橋S吾さんみたいな精神科のセンセイがワイドショーで犯人の事をいろいろ分析してたりして、どういった世の中なんでしょ。だいたいテレビに映えるツラじゃねーじゃん。

 なんとなく人の「心」に対して時代全体がおびえてるみたいですね。そこにつけこんで売れてやがるの、この連中。なんかヤラシイネ。本来は不安を解くための学問でしょ。しかし逆効果みたいになってる。心の秘密を解けた気分になればなるほど、不安は増大してないですか?表面的にはいいことされてるように見えるが、こっちは悪い魔法にかかってるみたいですよ。
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この回答へのお礼

>精神科のセンセイがワイドショーで犯人の事をいろいろ分析

そうそう!たぶんアメリカのプロファイルを真似てるんでしょうが、こいつも
「はぁ~~っ?!」っての多いですね

池田小学校事件の時には色々な先生が出演されていましたが、この時は特に強く感じました!

>表面的にはいいことされてるように見えるが、こっちは悪い魔法にかかってるみたいですよ。

そうですね、テストの結果がもたす影響についての配慮があまりにも足りていないと思います。

お礼日時:2003/02/04 19:46

心理学もそうなんですか・・・・.



私は,なんちゃって生化学者ですが,健康的な食材に関するテレビ
(みのもんたのお昼のテレビなど)を見てるとうんざりします.

関係ない話でスミマセンデシタ・・・・.
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この回答へのお礼

そうなんです!

と言いますか。。。生化学もそうなんですかぁ。。。
私も、うすうす健康情報番組も怪しいなぁ?と思ってはいたんですが(笑)

心理学に対する知識をお持ちでない方が、こうしたテストをどの様に受け取られているのかも、すごく知りたかったので、嬉しいご回答です!
ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/04 19:40

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