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日本語で”~に(人に)間接目的語”+”~を(何かを):直接目的語”という動詞
(sagen、kaufen、raten、geben、schenken、empfehlenなど)で
”~に(人に)”の部分がDativではなくAkkusativになるものがあります。
Ich empfehle【dir】den Fisch.(○):君ににその魚を勧める
Ich bitte 【dir】 den Einkauf.(×):君にその買い物を頼む
Ich bitte 【dich】 um den Einkauf.(○)

日本語から考えてしまうと、どうしても”~に(人に)”の部分はDativだと思ってしまいます。
「fragenは目的語が”nach+Dativ”で、bittenは”um+Akkusativ”となり、単純なAkkusativの直接目的語がないから、”~に(人に)”の部分がAkkusativになるのか?」とドイツ人の先生に聞いたら、
「それは違う。申し訳ないけど、そういうものだと思って覚えて。」と言われました。
そしてsagenなどは必ず直接目的語を持つが、fragenとbittenは直接目的語を持たないこともあるので、とも言われました。
何となくわかったような気がしますが、スッキリとはしません。

どうしてAkkusativになるのか、日本人がわかるようなルールはあるのでしょうか?
それとも数が少ないから、単純にそういうものだと覚えるしかないのでしょうか?
またfragenやbitten以外に”~に(人に)”+”~を(何かを)”という意味をもつ動詞で、”~に(人に)”の部分がAkkusativになるものがあるのでしょうか?
ご存じの方がいらしたら教えてください。

A 回答 (1件)

日本語で「与格+対格」の授与動詞形式なるからといって外国語がその形式をとるとは限りません。

日本語の「に」「を」が外国語の与格と対格に一致するとは限りません。こういうことは格変化を持つ言語(スラブ系なども)にはよくあることです。

その先生のおっしゃる通りで「~だから人が対格目的語になる」というような理由があるわけではありません。

>「fragenは目的語が”nach+Dativ”で、bittenは”um+Akkusativ”となり、単純なAkkusativの直接目的語がないから…」

これでは日本語の都合に当てはめようとしているように聞こえるかもしれません。nach+dat. や um+akk. は前置詞句であって動詞の目的語ではありません。前置詞句は自動詞にも他動詞にも付きます。当然他動詞なら対格目的語が必要です。「~を」と「~に」が必要だからではありません。

日本人が「人に物を頼む/人に物を尋ねる」と言うところをドイツ人は「物を求めて人をbittenする/物を求めて人をfragenする」と言うように発想が違うのです。

日本語の助詞と格が一致しない例としてよく引き合いに出されるのものに "helfen+与格" がありますが、これは「人に力を貸す」というように考えることができます。しかしこんなに簡単にいかない場合が多く btten, fragen に同じような納得いく説明を求めようと思ったら語根の深いところまで探り出し対格目的語をとる理由を探さないとなりません(あいにくその語源は存じません)。

「そういうものだと思って覚えて」は「とにかく覚えた方が速いよ」というより「説明しようとするとかえって混乱させかねない」と言いたいように思えます。

すっきりしないと思うより日本語との違いを楽しむくらいの気持ちの方が習得にはずっと有効だと思います。
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この回答へのお礼

日本語で書かれている参考書(現在私が持っているもの全て)には
「大雑把に言って、日本語の”~に”は3格、”~を”は4格が当てはまる」と言う記述しかないので、「なぜこれは例外なのか?」という確固たる理由があれば知りたいと思いました。

”ドイツ人は「物を求めて人をbittenする/物を求めて人をfragenする」と言うように発想が違う”というご回答で納得出来ました。

そうですね、日本語との違いを楽めるよう。。。早くそうなりたいと思います。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/21 07:15

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