
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
#3です。
しつこいようですが、もう1度。
1.原始的に、
この近辺の温度範囲ではΔH=40.7[kJ/mol]は一定とする。
体積変化は液相の体積を無視し、100[℃]、101.3[kPa]のときの体積変化を使う。
1[mol]について、
ΔV=0.0224[m^3/mol]*373/273=0.0306[m^3/mol]
100[℃]のときの蒸気圧の温度勾配を求めてみる。
dp/dT=40.7[kJ/mol]*10^3[J/kJ]/(373[K]*0.0306[m^3/mol]=3.57*10^3[Pa/K]
エベレスト山頂(8800m)の気圧は317[hPa]=3.17*10^4[Pa]ととすると、それになるための温度は、
(3.17.0-10.13)*10^4[Pa]/(3.57*10^3)[Pa/K]=-19.5[K]
だから、沸点は373[K]-19.5[K]=353.5[K]=80.5[℃]
ということになるが、
これは温度勾配が一定としたときの話なので、逆にこの条件でエベレスト山頂の温度勾配を求めると、
ΔV=0.0224[m^3/mol]*353.5/273*10.13/3.17.0=0.0978[m^3/mol]
dp/dT=40.7[kJ/mol]*10^3[J/kJ]/(353.5[K]*0.0978[m^3/mol]=1.18*10^3[Pa/K]
この2つの温度勾配の平均を取って計算をやり直すと、
dp/dT=(1.18+3.57)/2*10^3=2.37[Pa/K]
(3.17.0-10.13)*10^4[Pa]/(2.37*10^3)[Pa/K]=-29.4[K]
だから、沸点は373[K]-29.4[K]=343.6[K]=70.6[℃]
としていいだろう。
実際、
317[hPa]での沸点は70.4[℃]ほどか。
2.普通は(1)式を積分して使う。
lnP=-ΔH/RT+C
か。
log(10)(P2/P1)=-(ΔH/2.303R)(1/T2-1/T1)
で求める。
No.6
- 回答日時:
#5です。
#5に、
#1と書きましたが、#4の間違いでした。
標高8800[m]の気圧は、317[hPa]程度ではないか。
700[hPa]なら#3の計算でいいが。
No.4
- 回答日時:
#3です。
間違えてしまいました。
ごめんなさい。
エベレスト山頂(8800m)の気圧は700hpa
の気圧を読み間違ってしまった。#3は破棄してください。
気圧差が大きすぎて#3の計算では無理でしょう。
No.3
- 回答日時:
>ちなみにlalm=1013hpa
何のことか考えたぜ。
1[atm]=1013[hPa]
のことなんだ・・・やれやれ%$&(#"!*@?
Clausius-Clapeyron
dp/dT=ΔH/TΔV・・・・(1)
から始めるかい。
1.原始的に、
この近辺の温度範囲ではΔH=40.7[kJ/mol]は一定とする。
体積変化は液相の体積を無視し、100[℃]、101.3[kPa]のときの体積変化を使う。
1[mol]について、
ΔV=0.0224[m^3/mol]*373/273=0.0306[m^3/mol]
100[℃]のときの蒸気圧の温度勾配を求めてみる。
dp/dT=40.7[kJ/mol]*10^3[J/kJ]/(373[K]*0.0306[m^3/mol]=3.57*10^3[Pa/K]
エベレスト山頂(8800m)の気圧は700[hPa]=7.0*10^4[Pa]というんだから、それになるための温度は、
(7.0-10.13)*10^4[Pa]/(3.57*10^3)[Pa/K]=-16.1[K]
だから、沸点は373[K]-16.1[K]=356.9[K]=83.9[℃]
ということになるが、
これは温度勾配が一定としたときの話なので、逆にこの条件でエベレスト山頂の温度勾配を求めると、
ΔV=0.0224[m^3/mol]*357/273*10.13/7.0=0.0424[m^3/mol]
dp/dT=40.7[kJ/mol]*10^3[J/kJ]/(356.9[K]*0.0424[m^3/mol]=2.69*10^3[Pa/K]
この2つの温度勾配の平均を取って計算をやり直すと、
dp/dT=(2.69+3.57)/2*10^3=3.13[Pa/K]
(7.0-10.13)*10^4[Pa]/(3.13*10^3)[Pa/K]=-10.0[K]
だから、沸点は373[K]-10.0[K]=363[K]=90[℃]
2.普通は(1)式を積分して使う。
lnP=-ΔH/RT+C
か。
あとは自分で考えて。
No.1
- 回答日時:
どの部分が分からないのでしょうか。
沸騰現象と大気圧、蒸気圧の関係は高等学校で出てくるものです。
飽和蒸気圧の値が700hPaになる温度が分かれば沸点は決まります。
理科年表でこの温度を調べると90℃です。
Clausius-Clapeyron の式は沸騰とは関係がありません。
蒸気圧の温度変化を求めるために使う式だと思います。
私は理科年表で蒸気圧の値を調べたのですがそういう表を調べる代わりに式で求めてみようという時の話です。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 化学・沸騰について 蒸気圧が大気圧と等しい時 2つの力は釣り合い水面の蒸発が抑え込まれ沸騰が起こると 3 2023/05/26 13:34
- 工学 冷凍機 凝縮器 凝縮温度について 2 2022/09/29 23:06
- その他(自然科学) エベレストの頂上で水を沸騰させたら、70度ぐらいで沸騰し始めて、100度になったらそれ以上上がらない 8 2023/08/13 12:28
- 工学 ケトルのお湯 6 2022/08/03 10:59
- 環境・エネルギー資源 地球の沸騰化とは何? 5 2023/07/30 09:43
- 化学 「水を沸騰させずにお湯にしたい。どのようにすればよいか。」という問題で、 解答は「臨界温度(374. 2 2023/01/12 16:45
- 化学 温度変化に伴う圧力と体積の変化について 2 2022/07/25 17:21
- その他(自然科学) 密室で蒸発する最大の力 4 2022/11/03 23:00
- 化学 物理化学の問題の解答について、間違っているところを教えていただきたいです。 137℃でクロロベンゼン 1 2023/01/22 21:53
- 化学 サハラ砂漠のある地点で気温40℃、相対湿度20%であった。40℃での飽和水蒸気量を51.2[g/m3 1 2023/05/21 16:39
おすすめ情報
おすすめ情報