A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
No.3のmartinbuhoです。
恥ずかしいミスがありましたので訂正し、一部補足します。
1983年に永久非武装中立宣言を行ったのはルイス・アルベルト・モンヘ大統領です。(1982~1986)中米和平に努力しノーベル平和賞を受けた次のアリアス大統領(1986~2000)の印象が強かったため間違えました。非武装中立は1949年以来守ってきた軍隊を保持しない長い歴史の上で初めて可能になったことです。したがって中立宣言をしたから近隣諸国との関係に心配が生じたりしたわけではなく、これはあくまであの手この手でコスタリカに応分の軍事的協力(基地提供等)を求めた米国政府に対する小国らしい考え抜いた政策だったと思います。
中立政策ではスイスが有名ですが、他にもスエーデン、オーストリア、ラオス、リヒテンシュタインがそれぞれの国情に合わせた中立宣言を行っています。
No.4
- 回答日時:
【なぜ、非武装中立なのか】
コスタリカの国はもともと親米国でしたが、ニカラグアの反米、民主化の流れで
米国に追随することによって予想されるニカラグアとの戦争を避けるために、
あえて1983年、アルバレス大統領は「非武装中立」を宣言しました。
その結果、ニカラグアとの戦争が回避され、国自身は米国との関係が一時悪化しましたが、
その後は、対米関係は協調路線の維持を政府が努めたためと、
米国はCIAによる反政府政策が非難を浴びた為、
これ以上の関係悪化を避け良好な関係を保とうとした事で関係改善がなされました。
【観光、環境立国】
観光立国、自然環境を立国をめざすコスタリカは世界で最初に非武装中立政策をとる事で、
世界の注目を浴び、多くの観光客を呼ぶことができるようになりました。
【もし侵略されてたら】
もし他国から侵略されたら、コスタリカの憲法12条で常備軍は持たないが、
国民の2/3の賛成で復活できるとなっていますし、
米国も他国から侵略があれば、中米地域の支配を狙って、これぞとばかり軍を派遣し、
地域の利権保持を努めようとするでしょうし、国連も軍の派遣を検討するでしょう。
【バランス】
反米と親米のバランスの上でコスタリカは非武装中立が成り立っている為
危険な状態が回避されているのでしょう。
No.3
- 回答日時:
コスタリカは1949年に内戦を反省して軍備を放棄しています。
他国との戦争を反省して軍隊を捨てたのではありません。中米紛争(グアテマラ、エル・サルバドール、ニカラグア)にからんで米国がコスタリカに軍事的協力を迫ったため、アリアス大統領が先手をとって永世中立を宣言したと言われます(1983年)アリアス大統領はノーベル平和賞を受賞しています。コスタリカは国連と米州機構(地域的集団安全保障条約を加盟国間で締結、コスタリカは派兵は免除されている)の加盟国として侵略を受けた場合は救援を求めるでしょうが、大統領令で再軍備をする事も出来ます。日本のように憲法で縛られるようなことはしていません。
参考文献
『中米の奇跡コスタリカ』東洋書房
『平和を我が手に』武井出版
No.2
- 回答日時:
現在のコスタリカは米州機構にも属していますし、政府は非常に親米的です。
軍隊に代わる警察官も相当部分は米軍によって軍事訓練を受けています。政府がアメリカに助けを求めれば、断わる理由がありません。下記のHPはコスタリカの実情を詳しく書かれています。参考URL:http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/cosutarikahoukoku …
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