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こんにちは。
よろしくお願い致します。

素朴な質問で申し分けないのですが、
1.北海道にはどうしてイノシシが居ないのでしょうか?
昔は居たのでしょうか?

2.また北海道だけ本州熊ツキノワグマとは明らかに容姿が違うヒグマが生息していますが、ツキノワグマと違う訳は?

3.本州鹿と見かけは一緒ですがエゾシカは体長がかなり大きいですが
本州鹿とは違う物でしょうか?
それともただ、大陸?が大きいから大きく進化?しただけの事でしょうか?

お詳しい方よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

2・3の回答はNo.1さんの通りです。


1.のイノシシに関しては若干事情が違います。
ニホンイノシシの生息北限は太平洋側は宮城県、日本海側は福井県です。
これは、イノシシの体形によるもので、足が短いイノシシは雪に弱いのです。
積雪の多いところでは越冬できず、生息できないのです。
近年は温暖化のために積雪量が減り、北限は北上しているようです。
山形での捕獲例があり、これは宮城から越山したものと考えられます。
ただし、秋田・岩手には出没していません。
かつて、岩手にも生息していたと聞いたことがありますが、積雪で根絶したとも聞いています。
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この回答へのお礼

こんにちは。御回答ありがとうございます。

>>ニホンイノシシの生息北限は太平洋側は宮城県、日本海側は福井県です。

極端に言うと青森、秋田、富山にも猪は居ないと言う事でしょうか?
んん~?その間の石川県や新潟はどうなんでしょう?

北海道に猪が居ないのは、ブラトキンソン線は関係なく、豪雪のせい?と言う事でしょうか?
となると北海道にはかつては居たと言う事でしょうか?

岩手に猪は根絶した・・初耳でした。
確かに足が短く豪雪では住み難いのはわかりますが・・。
北海道に猪はかつては居たのか?居た事も無いのか?
その辺が鍵ですね。

お礼日時:2009/02/26 10:58

「ブラキストン線」という言葉をご存知でしょうか?(多分、中学校の理科で習ったと思いますが)


北海道と本州の間にはご承知の通り、津軽海峡が横たわり、そこを挟んで動物の分布は大きく違っているのです。
これに最初に気づいたのがイギリスの鳥類研究家、ブラキストンであったため、この境界線はブラキストン線と呼ばれることになりました。
このような分布の違いは氷河時代と大きな関係があります。氷河期には本来海に注がれる水が地上で凍ってしまうため、海面の低下が起こります。
最終氷期(約7万年~1万年前)の海面低下は最大で約130mと推定されています。
このため生物は浅いところなら歩いてわたることができました。
しかし最も浅い所でも140mの水深がある津軽海峡は氷河期でも中央に大河のような水路部が残り、生物の異動を阻みました。
このため、北海道と本州の生物相が異なる結果となったと考えられています。
(近年の本州からの人の異動にともなってやってくるまではゴキブリだっていなかったんですから)

http://www.asahi-net.or.jp/~MR8K-SGN/BAKA-9801/r …
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました!

>>中学校の理科で習ったと思いますが)
そういえば~習った様な! 何か境界があるのだと言う事が、言われて見ると浮かんで来ました!
ブラキストン線ですか!
すみません、中学時代は遥かかなた遠い昔の事で忘れていました^^;。

本州には居ない白狐が居たり、熊や猪、鹿に限らず、ゴキブリも居なかった、昆虫も違うのですね!

質問させて頂いて本当に良かったです^^。
すっきり致しました!ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/25 17:32

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