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今年も花粉症の季節がやってきて体調不良になっています。 テレビの解説などを聞くと、杉だ、檜だ、次はブタ草だ ・・・ と、いくらでも花粉症の原因になる植物が紹介されます。 でも、基本的には 「杉の植林政策」 の失敗、あるいは誤算が大きな原因になっているようです。

ここで疑問に感じる事があります。

1. もし本当に杉の植林が大きなシェアを占めているとすれば、その他の檜やブタ草なんて昔から日本にあったわけで、植林事業が実施される以前は、花粉症って日本には存在していなかったのでしょうか?

2. どの解説でも、政府が花粉症の対策を講じるなんてニュースを聞いた事がありません。 という事は、この日本は未来永劫、花粉症に悩まされる国であり続けるという事になるのでしょうか?

あるいは、いつの日か、花粉症は過去の出来事として話される日が来るのでしょうか?

3. 杉の植林が大きな原因とすれば、外国には花粉症なんて存在しないのでしょうか?

たしか北海道とか沖縄では花粉症が無いって聞いた事があるのですが ・・・

とても不思議です。

A 回答 (9件)

現在の一般的な花粉症の大きな要因になったのは、アメリカスギを大量に輸入して植林した事からと言われています。



次に言われているのが住環境問題です。花粉に限らずアレルギー問題で、気密性の高い現代住居がアレルギー発症に大きな影響をもたらしていると言われます。

それから現在注目を集めているのが、幼年期に人体が構築する免疫構築システムが原因という話です。現代人の潔癖生活環境が本来幼年期に備わる免疫システムの妨げを行っているという話です。人を含め多くの動物は生まれてから体内に抗体を作り、それ以後感染症にかかりにくくするという機能が備わっています。しかし現在の子育て環境が、子供が本来接触すべき細菌などと隔離された生活を行っている結果、本来備わる免疫システムが備わらずに成長し、その後にアレルギー問題となって現れるというものです。農村で育った子供ほどアレルギー問題の発祥は少なく、都心部で育った子供ほどアレルギー問題を発祥しているとうい統計も出ているそうです。しかしこれも確率的に傾向を示しているだけで、すべてに当てはまる事でもないとの事。

アレルギーに関しては分かっていない事が多く、まだまだ未開拓の分野で最近ようやくいくつかの事が分かってきたという状況のようです。非常にまれな例ですが、電波に反応する電波アレルギーという問題を抱えている人もいるとの事。このような電波アレルギー、金属アレルギーのように細菌などとは関係のない事でもアレルギー問題は起こっており、謎の多い分野であるという事のようです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
生活環境が清潔すぎるのが良くないとなると、今更昔のような不潔な社会にするわけにもいかないし、アレルギーの問題って本当に厄介ですよね。

金属アレルギーって聞いた事があります。指輪やネックレスをつけると真っ赤に腫れ上がるそうです。
それらを考えると、人間の体って本当に厄介ですね。

お礼日時:2009/02/27 13:47

外国にも花粉症はありますし


北海道にはシラカバ花粉症があります。

なので、戦後のスギの植林のみが原因というわけではなさそうです。
(もっとも、スギ花粉が大量に飛散するようになったのはスギ植林後、政府が適切なスギの間伐をしてこなかったことが要因のようですが…)
さらに、聞く所によると、スギ花粉が大量に飛散しているはずの田舎には花粉症患者は少ないとか…

なので現代の食生活とか、NOxによる大気汚染が大きな原因といわれていますが、まだはっきりしたことは分かっていないようです。

ちなみに自分はスギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギ全部反応します;;
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この回答へのお礼

有難うございました。
北海道のみならず外国にも花粉症があるわけですね。
となると、巷間言われているように戦後の林業政策の見誤りが主な原因だとも言えないわけですよね。
結論としては、「花粉症の原因はこれだ! これさえ解決すれば花粉症は消滅する!」と言えるまでには至っていないという事でしょうね。
となると、来年も再来年も、そして ・・・・・

お礼日時:2009/03/04 09:13

>今更昔のような不潔な社会にするわけにもいかないし、



昔の人は現代人と同じぐらい、清潔である事には気をつかっていました。特に日本人というのは、昔から旅行で訪れた外国人が驚くほどに、上流階級の人から庶民層に至るまで、皆がきれい好きだという事に驚く外国人というエピソードがいくつも残されています。
昔の人というのは現代以上に、不潔にしていると病気になってしまう可能性が高かったりと、それは時に日常の習慣として、時に宗教的な教えとして、時に超自然現象、神秘現象の言い伝えとして、など色んなところに組み込まれた生活がなされて来ました。
言ってみればその延長線上に日本人の異常な綺麗好きという文化があるわけです。体感できないような抗菌グッツや商品があふれる中、潔癖症に誘導するような企業広告などの煽りもあったりと、非常にアンバランスで不自然な抗菌環境ができあがっているという事ですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。
江戸時代の日本は世界で一番清潔な国だったと聞いた事があります。
ロンドンやパリの市街地なんて病原菌の巣窟のような有様だったようです。
ただ、逆にこの日本人の潔癖性が逆に花粉症や各種アレルギー体質を生んだのかなと感じました。

お礼日時:2009/03/04 09:10

昔は花粉症と言わずに枯草熱(こそうねつ)と呼んでいました。

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この回答へのお礼

有難うございました。
枯草熱ですか ・・・ 当時はハッキリとした原因が分からなかったのでしょうね。

お礼日時:2009/03/04 09:07

>3. 杉の植林が大きな原因とすれば、外国には花粉症なんて存在しないのでしょうか?



私も全く同じ疑問を持ったので、偶然知り合った南アフリカ人に聞きました。
「南アフリカでも8~10月(南半球なので)になると、クシュンクシュンとくしゃみしてる人いるよ」とのことでした。
南アフリカも杉を植林してるかまでは聞きませんでしたが。

>たしか北海道とか沖縄では花粉症が無いって聞いた事があるのですが ・・・

私は花粉症がないのではなく、杉がないって聞きました。
まぁ一本もないってことはないと思いますが。
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この回答へのお礼

有難うございました。
へー、南アフリカでも花粉の時期にクシュンクシュンやっているわけですね。
そう考えると日本の林業政策の見誤りだけが原因では無さそうですね。

お礼日時:2009/03/04 09:06

少し前に「子どもを花粉症にしないための9か条」というのを読みました。


これを読めば何らかのヒントになると思います。

私は花粉も苦手なアレルギー患者ですが、付き合うほどにこれが現代病だと感じさせられます。
苦手な花粉なんて「花粉があるものほぼすべて」ですし、一番苦手なダニなんて昔っから当たり前にいたものです。
当たり前だったものが苦手になる人が増えるのは現代病に他ならないと思います。
記事からの引用になりますが、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」という説は正しいんじゃないでしょうか。
文明が生み出した病気ですから、「過去のもの」と笑い飛ばせるようになる可能性のほうが低いんじゃないかと思ってます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000 …
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この回答へのお礼

有難うございました。
他の回答者の皆様もおっしゃっていますが、やはり花粉症は清潔すぎる環境がもたらした副産物という事になりそうですね。
人間は歴史的にダニも蚤も鼠もいない社会を作ろうとして苦労してきたわけですが、それが原因で今度は別の病気に悩まされるわけですから、一体どうしたらいいの? と叫びたくなりますね。

お礼日時:2009/02/27 13:51

1:ここ数十年くらいの話のようで、花粉だけではなく大気汚染も一役買ってるそうです。

そういや、(中国の汚染物質の付いた)黄砂とダブった時は症状がきついような気がします。
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/3309/dizer …
No.1さんの寄生虫の話も聞いたことがあります。寄生虫に対する免疫機能が暇(?)になり、花粉等に反応するとかしないとか…。
http://www.allergy-i.jp/kafun/column/colmun03.html

2:無花粉杉も開発されていますが、植え替えが終わるのはまだまだ先のようです。
http://www.47news.jp/CN/200902/CN200902160100081 …

3:アメリカでは、その季節だけ花粉の無い場所に引っ越す人も居るというのをテレビで見たことがあります。
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この回答へのお礼

有難うございました。人間の体内に寄生虫がいた時代には花粉症が無かったという事になると、衛生環境が向上するのが本当に良いのか悪いのか、分からなくなりますね。
また杉花粉以外にも排気ガスが原因になるわけですから、根本的解決はまだまだ遠い将来の事になりそうです。

お礼日時:2009/02/27 13:43

1.おそらくあったと思います。

しかしアレルギーという症状が
認知されていなかった、また飛散する花粉を調べるといった技術が
未発達であった時期には花粉症を断定できなかったのでしょう。
しかし水や空気や食物のどれが悪いか?という観点で調べれば
空気が悪いという事は分かりそうなものです。
外出を控えたり、手拭などを使用した人もいたのではないかと
推測しています。

2.花粉症対策・花粉封じにスギやヒノキの伐採を行うそうです。
たとえば過去にこういった事がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/2 …

3.花粉症の原因となる樹木にも、生える地域と生えない地域が
ありますから、生えない気候であれば花粉被害も減ります。
たとえば北海道ほど寒ければスギは激減するでしょうから、
スギ花粉による被害は小さいのではないかと思います。
熱帯雨林気候のように湿度が高いと花粉も飛散しにくいため、
沖縄でも花粉症の被害は小さくなるのかもしれません。

花粉症は現代の日本が抱える問題の一つですね。
いっそ花粉症の原因を根絶やしにしたほうが良いんじゃないか?
と思う事もありますが、私は生物学や地球環境に詳しい訳では
ないため、それが本当に良いのかどうかの判断はつきません。
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この回答へのお礼

有難うございました。
東京都では税金で対策を講じているのですね。
では、肝心の国は一体何をやっているのかと思ってしまいました。
例の2兆円ですが、花粉症対策に全部使ってほしいですよね。
おそらく花粉症患者が毎年使う健康保険料は凄い金額になるのではないでしょうか。
反対する人は少ないと思うのですが ・・・

お礼日時:2009/02/27 13:27

40年以上花粉症に悩まされ続けた者です。


1.花粉症は一定量以上の花粉を体内に取り込まないと発症しないものですから、杉をこんなに沢山植えたことがなかった過去には杉花粉症はありませんでした。また、確証はないのですが、排気ガスなどとの複合汚染の可能性もあるようです。また、日本の衛生環境が良すぎることも発症の原因になっているそうで、現に寄生虫を腸内に飼うことで症状を抑えている東京医科歯科大学の先生がおられます。

2.林野庁や林業の業界では花粉の少ない品種を開発し、それを植えるようにしているそうですよ。対症療法としては発作を起こさないか、起きても症状がひどくならないような薬が開発され始めています。私はそれを服用しており、症状が全くでなかったのですが、去年あたりから症状が出なくなりましたよ。現在も見発症です。

3.日本にある杉は殆ど日本でしか栽培されていないので杉による花粉症はないのですが、他のアレルゲンによる花粉症は方々の国にあるようで、アメリカなどは首からティシューのハコをブラされて歩いている姿が放映されたことがあります。
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この回答へのお礼

有難うございました。
花粉症って40年以上も前から日本にあった事になるわけですね。せいぜい20年ほど前から問題視されるようになったのではと感じていたのですが、結構歴史が長いのですね。
でも、清潔すぎるのが花粉症の原因の一つになるとすると、清潔なのが健康に良いのか悪いのか、分からなくなりますよね。
要は程度問題という事なんでしょうけど。

お礼日時:2009/02/27 13:22

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