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沖縄に住んでいて今まで花粉症になったことがありません。県外(東海)に移住するのですが、花粉症について教えてください。
花粉症って何なんですか?アレルギー的なものとは知っていますがアレルギーと同じように花粉症になる人とならない人がいるのですか?
でも花粉症ってよく聞くような。多くの人が花粉アレルギーなのでしょうか?
花粉って時期になれば常時とんでいるのですか?天気や時間帯など関係ないのですか?
花粉症にならないためにマスク以外に予防方法ありますか?

A 回答 (3件)


花粉症とは何なのか?を説明します。難しいですよ・・
おっしゃる様に花粉症もアレルギーです。

■アレルギー発症のメカニズムを説明します

白血球は免疫細胞とも呼ばれ、体内の異物をさがして排除する働きをしています。
白血球には十数種類があり、伝達物質を出しあって連携して働いています。
・体内の異物とは、ウイルスや細菌、移植された細胞や癌細胞、ウイルスが感染した細胞などで、【自分自身の成分以外のモノすべて】は異物です。

・花粉も異物ですから、花粉が体内に侵入すれば白血球は排除しようと働きます。
花粉が体内に入ると、先ずマクロファージという白血球が貪食して分解し排泄します。
それと同時に、マクロファージは分解した花粉の成分をヘルパーT細胞というリンパ球(Th)に提示して教えます。
教えを受けたヘルパーT細胞はB細胞というリンパ球に指示し抗体(免疫グロブリン:Ig)を作らせます。
できた抗体は侵入した花粉を効率よく捕えるようになります。

ヘルパーT細胞(Th)には1型(Th1)と2型(Th2)の2種類があり、できる抗体はIgG・IgA・IgM・IgD・IgEの5種類があって、普通できる最も多い抗体はTh1が働いてできるIgGです。

●通常の人(健常人)は、Th1が強く働き、Th1が出す伝達物質(インターフェロンガンマー:IFN-γ)によりB細胞はIgGタイプの抗体を作ります。
・IgGタイプの抗体はマクロファージに結合しますから、マクロファージは侵入する花粉を効率よく捕えることができ、貪食・分解・提示を繰り返し、無症状のまま花粉を速やかに排泄しています。  これが健常な身体です。

▲花粉症(アレルギー体質の人)は、Th1よりもTh2が強く働くことから、Th2が出す伝達物質(インターロイキン4:IL-4)により、B細胞はIgEという不都合な抗体を作るようになります。添付図をご覧ください。
(もちろんTh1の働きもありGもできますが、普通はできないEが多くできるようになるということです)

・IgE抗体はマクロファージには結合せず、肥満細胞(マストセル)という白血球に結合してしまいます。
肥満細胞に結合したIgE抗体が侵入した花粉を捕えますと、肥満細胞は脱顆粒(だつかりゅう)といって、内包にあるヒスタミンなどの伝達物質を放出します。この★ヒスタミンが血管に炎症を起こし、花粉症などのアレルギーが発症するということです。

    ―――――――― 
花粉症に限らず、喘息やアトピー性皮膚炎も同じメカニズムで生じますが、花粉症や喘息は局所性でアトピーは全身性です。
症状が出る(発症)のIgE量の基準は検査機関により異なりますが、アトピーの場合は110ナノグラム/㎖程度以上とされています。(重症アトピー患者は10000を超えます)花粉症や喘息では100以下で発症します。
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■根本の原因の推測

・血液型に関係なく、誰でもなり得ます。
・治せるものができればノーベル賞ものという医師もいます。
 それほど患者数が増えています。
・Th1が弱まっていることから、Th1<Th2となっています。
・原因として、喘息の研究ではRSウイルスやライノウイルスなどが報告されています。
※これらのウイルスがTh1に感染し、Th1を障害するからTh2が優位になるのではないか・・ということです。
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・花粉症はハスミワクチンの材料であるアジュバントの点鼻薬スプレーで多くは治せますし、アトピー性皮膚炎もアジュバントの皮下注射により治癒することは事実です。
・ハスミワクチは免疫療法剤です。免疫療法が効果があるということは、何らかのウイルスが原因であり、免疫が活性化しそれを排除できるからだと私は考えています。

以上です。難しいでしょう。
「沖縄に住んでいて今まで花粉症になったこと」の回答画像3
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拝見しました。

疑問にお答えできると思います。


花粉症(アレルギー性鼻炎の一種)は、スギやヒノキの花粉が最も影響していますがブタクサなどの花粉も影響します。北海道の場合はシラカバが影響します。

沖縄県にはありませんから花粉症は少ないのですが、リュウキュウマツ、ススキ、チガヤ、 サトウキビの花粉は少しは影響するそうです。
いずれもスギの花粉ほど大量ではありませんから、ハウスダストによるアルギー性鼻炎はあっても花粉症は少ないのでしょう。

私は四国ですが、山間部は杉の大木だらけです。飛散時期はすごい量の花粉が風に乗って黄色く渦巻くのが見えます。
花粉症のお方は目が痛むやら大変です。
その花粉が都会まで飛んでいるのですが、山間部で暮らしている人の花粉症は少ないです。

あなたがお感じの様に、どこで暮らしていてもなる人とならない人がいる訳です。
何が違うのか?
決して花粉が悪者ではありません。

マスクは発症予防にはなりません。花粉症の人が花粉を吸わないようにするだけのものです。

ーーーーーーつづきますーーーー
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これ読めば大体の事は理解出来るかと。


↓ ↓ ↓
■花粉症 Q&A - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ry …
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