どなたかお答えいただけると幸いです。
先日、学校で出たレポート(字数制限なし)で
「人権の私人間効力について論じなさい」という問題が出ました。
社会系は特に苦手な分野で、
苦手でわからないなりに一生懸命調べて書いたつもりだったのですが、
あまり情報量が入ってなかったようで、書き直しになってしまいました。
丁度その辺りの授業は体調を崩しており、
授業自体を受けておらず(丁度友人も休んでいたようです)
ノートはなく、書き直しを言われた際に先生から頂いた
『信条による差別-三菱樹脂事件』というプリント一枚が手元にあるだけです。


もっと内容を練り、三菱樹脂事件の話を織り交ぜながら論じなさい、と言われたのですが、
私人間効力自体は過去ログなども漁ってみて、
少しは分かったつもりでいたのですが、
三菱樹脂事件の話を織り交ぜながら論じる、となると
なんだか理解が出来なくなってしまいました。
元々、他サイトを見て「私人間効力については論じる意味がない」といった事が書かれていて
、混乱していた状態での書き直しなので、
正直もう何を書けばいいのか分からなくなっています。

私人間効力を論じるというのは、一体どのようにしたらよいのでしょうか。


理解していないままに質問させていただいているので、妙な事を言っていたり、分かり辛い部分もあるかとは思います…
ですが、よろしければお答えいただけると幸いです。
それでは長々と失礼いたしました。よろしく御願いします。

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A 回答 (4件)

 憲法は国家と私人との関係を規定したものです。

しかし、財力・社会的影響力の大きい大企業による人権侵害の危険性が増大したため私人間にも憲法の規定を適用していくべきではないか、というのが私人間効の問題です。
 これについて、学説は直接適用説と間接適用説の対立がありますが、判例・通説は間接適用説をとっています。間接適用説とは、憲法の規定の趣旨・目的や法文から直接的な私法的効力をもつ人権規定を除き、その他の人権については、私法の一般条項を憲法の趣旨に取り込んで解釈・適用することによって、間接的に私人間の行為を規律しようとする見解です。
 三菱樹脂事件は判例が間接適用説をとることを明らかにした重要な判例です。レポートでは、まずは私人間に憲法の規定を適用する必要性をあげ、私人間効に関する学説の対立と各説の説明、説の理由・批判をあげ、三菱樹脂事件を引きながら判例の立場を説明していってはどうでしょうか。
 ちなみに、他の判例としては日産自動車事件、昭和女子大事件などがあります。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすくて細かなお答えをありがとうございます。
レポートの方へのアドバイスも凄く嬉しかったです!
おかげで内容も把握でき、レポートを作る際にもかなり参考にさせていただきました。
本当にどうもありがとうございました!

お礼日時:2009/03/13 19:38

憲法の効力と、人権については、「何を『法源』とするか」によって解釈が異なります。



「憲法の私人間効力」というテーマであれば、憲法の対象となるべき範囲が問題となりますが、「人権」であれば、人類恒久の権利であるという自然法の考え方を取り入れれば、常に"尊重"の必要があるという結論になります。

"法的保護"の必要となる範囲が、憲法による部分と、私人間で保護される部分との区別(識別)が必要です。
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この回答へのお礼

kanpyouさんの回答を見るまで、うっかり『憲法の私人間効力』について書いていました;
気づかせて下さりありがとうございます!
しっかり、尊重の必要がある事を述べて提出してきました。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/03/13 19:33

素人の意見として書きますが、私人間効力が国家としての介入を認めないことによって何が起きて何が個々に必要になるのか?そして どこに意義があるのか?というステレオタイプで考えた事があります。



 もし、国家が介入してこれは違憲だからこちらを優先しなさいと介入した場合。企業は、優先されて当然だと強権的になり、その後の同様の事例に関する権利の主張そのものが廃除される結果になろう。逆に労働者は、国家の違憲性を問う事に正当性が出る。(介入したのだから)
 
逆に労働者がわの思想信条による採用の問題を 特別法がないままに保障するように国がはたらきかけたとすると 大きく経済活動や自治権に介入する事になり、企業側が国の違憲性を問う事になる。
 
 つまり、私人間で競合する権利義務に関しては、その立場により権利を主張して議論を尽くした上で、社会通念上妥当かどうか、また、どうあるべきか お互いの合意によって解決する道が望ましく、そのための訴訟する権利も、主張する権利も妨げない事が常にその時代に沿った法理を求める事にもなる為、憲法の条文を対立する両者の優先権を定めて 当然に違法と断じないことは、憲法をたっとむことに相違なのではないだろうか?

 相当なる労力を用いて 自己の権利を主張して結果自己の成長と社会的な結果に結びつけた当事者にしても、会社の代表として人事権 自治権を守った行為の正当性を貫いた事も、どちらにとっても その全ての対象が そのときの自己と相手のみならず 実社会そのものを通じての主張と論戦となったはずであり、間接的に 私人によっての主体的な 憲法の趣旨の具体化にも貢献している行為が保証されたともいえるのではないか?と思う。
 現在の関連する特別法による量刑や法文の改正においても、これは
一方に偏らず 相生の関係にあるべきであり、一方が個人を保護するべき憲法であっても 私人が自由を保障されている限りは 客観性や社会通念等の合理性を妨げない秩序ある範囲においては、 実社会 事実 実感 実体などが そこに必要であり、決して法理法文権力先例のみで実際を決定するべきではない。
 安易な当てはめでなく、審理を尽くして合意(判決にいたる)決着という事は 私人間においてはもっとも建設的な 自由な個人の利益を守る方法に他ならないと言えるのでは無いでしょうか。
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この回答へのお礼

とても詳しく書いて下さりありがとうございます。
ただ、私ったら非常に頭が悪いので、v008さんがお話して下さった事の半分位しか理解出来ていない気がします…
ですが、レポートを書く際にすごく参考にさせていただきました!
夜遅くにどうもありがとうございました!

お礼日時:2009/03/13 19:29

憲法ってのは人と国の関係を定めたものです。


人と人の関係を定めたものではありません。
だから人と人の間では効力を持たないのです。

憲法は、信条などを理由に人を差別することを禁じていますが、
これは、国が人を差別をすることを禁じているだけであって、
人が人を差別することを禁じているわけではありません。

よって三菱樹脂は国ではなく私人ですから、人を何に基づいて差別しようが、
憲法で取り締まられるということはなく、自由に認められているのです。
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この回答へのお礼

夜遅くでしたのに、素早い回答ありがとうございます。
私人間効力と三菱樹脂の関係(?)をわかりやすく説明して下さり、とても助かりました!
私はすでにその部分からわかっていなかったようで…;
どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/03/13 19:22

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Qプライバシーと私人間効力

よく、「宴のあと事件」を引き合いに出されて、
「プライバシーは憲法上の権利だから、プライバシーが私人の事実行為による侵害をうけた場合には、憲法の趣旨を間接適用して、不法行為責任を問える」
などとかかれることがあります。

私にはこれがしっくりこないのです。
三菱樹脂雇用拒否事件で確かに最高裁は、709条の適用に際しても、憲法を間接適用できるとしましたが、不法行為の場合、侵害の対象は個人の私権であり、間接適用する意味がないと思うのです。

たしかに「宴のあと事件」で憲法を間接適用することによってプライバシー権が私権として認められたことに意義があると思いますが、プライバシー権がそれですでに民法上の権利として確立しているなら、もはや現在においてはプライバシー権侵害における不法行為責任の場面で私人間効力を改めて論じる必要はないと思うのです。

なぜ。このような質問をするのかというと、司法試験予備校の問題集にはきまってプライバシー権侵害がきたら私人間効力を論じろと書いてあるのです。
私の理解からすれば、表現の自由とプライバシー権の対立の調整というのは憲法の問題であるとしても(それに伴う裁判所の差止めや違法性阻却の論点はありますが)、プライバシー権の文脈で私人間効力が語られることはないと思うのですが、実際の問題でそのような問題はあるのでしょうか??
また、実際の問題で私人間効力がテーマとなることはあるのでしょうか??

ご教授お願いします。

よく、「宴のあと事件」を引き合いに出されて、
「プライバシーは憲法上の権利だから、プライバシーが私人の事実行為による侵害をうけた場合には、憲法の趣旨を間接適用して、不法行為責任を問える」
などとかかれることがあります。

私にはこれがしっくりこないのです。
三菱樹脂雇用拒否事件で確かに最高裁は、709条の適用に際しても、憲法を間接適用できるとしましたが、不法行為の場合、侵害の対象は個人の私権であり、間接適用する意味がないと思うのです。

たしかに「宴のあと事件」で憲法を間接適...続きを読む

Aベストアンサー

私も貴殿と同意見です。プライバシー権は、その内容に多様さを残しつつも、個人の権利として確立した感があり、もはや憲法の私人間効力を持ち出すまでもなく、不法行為は成立しうると思います。

憲法学説側にも様々な考え方がありうるでしょうが、憲法13条をベースに人権問題を考える立場からは、プライバシーは私人間効力で、財産権はそれ自体の権利性で、不法行為を考える筋もなさそうに思います。

まあ、予備校の問題解説ですから、それをもって学理的に最新の理論(これも1つではないでしょうし)であるとか考える必要性もないでしょう。

例は適切ではないかもしれませんが、連立方程式を使わずに鶴亀算をやることを教えている程度のことかもしれません。とにかくまずは「全部が鶴だと思うのよ」から始まるわけです。

Qこんにちは。教えていただけると幸いです(>_<)

こんにちは。教えていただけると幸いです(>_<)

mixiのコミュで洋服を譲ることになりました。

購入者が代引を希望したので代引で発送しましたが、ずっと不在らしく戻ってきました。(その間頻繁にログインしていたので何回かメッセージしましたが返信なし、サイトで調べて契約不履行です、とも送りましたが変わらず、今日アク禁されました)。


取引はもういいのですが、この場合、送料と印紙代の(お金850円くらい)は払ってもらえないのでしょうか?

Aベストアンサー

アドバイスとしては,あきらめるというのが手っ取り早いですね。
ミクシィのような相手の素性を知り得ない場で,相手方を信用した点の落ち度がありますし。
また,850円のために法的措置をとるのが賢明だとは思われませんので。

以下,法的にどうなるか,という部分を回答します。
取引はもういいということは,契約を解除するということになりますので,解除の意思表示をする必要があるでしょう。

あなたは洋服を発送している以上,債務を履行していることになります。
一方,相手方は受領を拒んでいるということですから,相手方に対して解除の意思表示をすることで契約関係から離脱することができます。

また,送料と印紙代?は商品引渡し債務の履行に不可欠な費用ですので,相手方の債務不履行に基づく損害賠償として当然に請求できるものと考えます。

相手方の住所を知っているのですから,内容証明郵便で
○月○日に貴殿と締結した××(具体的な洋服名等)の売買契約について,貴殿が指定した発送方法によって○月○日に××で商品を発送したところ,貴殿が受領しないとして返送されました。
その後も,当方は貴殿に対して事情説明を求めるお願いを致しましたが,何らご説明いただけません。
したがって,誠に遺憾ながら,貴殿の債務不履行により本件売買契約を解除させていただきます。
つきましては,上記商品発送費用につき貴殿の債務不履行に基づく損害賠償として金○円を請求いたします。
なお,本通告書到着から○日以内にご連絡いただけない場合には,法的手続きをとらざるを得ませんので,ご承知おきください。
と解除の意思表示と損害賠償請求を通告するのが可能だと思います。

上記文例は一例ですので,実際に書かれる場合には行政書士等に依頼するのが一番だと思います。

アドバイスとしては,あきらめるというのが手っ取り早いですね。
ミクシィのような相手の素性を知り得ない場で,相手方を信用した点の落ち度がありますし。
また,850円のために法的措置をとるのが賢明だとは思われませんので。

以下,法的にどうなるか,という部分を回答します。
取引はもういいということは,契約を解除するということになりますので,解除の意思表示をする必要があるでしょう。

あなたは洋服を発送している以上,債務を履行していることになります。
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Q人権の私人間効力について

どなたかお答えいただけると幸いです。
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苦手でわからないなりに一生懸命調べて書いたつもりだったのですが、
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理解していないままに質問させていただいているので、妙な事を言っていたり、分かり辛い部分もあるかとは思います…
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どなたかお答えいただけると幸いです。
先日、学校で出たレポート(字数制限なし)で
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社会系は特に苦手な分野で、
苦手でわからないなりに一生懸命調べて書いたつもりだったのですが、
あまり情報量が入ってなかったようで、書き直しになってしまいました。
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ノートはなく、書き直しを言われた際に先生から頂いた
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Aベストアンサー

 憲法は国家と私人との関係を規定したものです。しかし、財力・社会的影響力の大きい大企業による人権侵害の危険性が増大したため私人間にも憲法の規定を適用していくべきではないか、というのが私人間効の問題です。
 これについて、学説は直接適用説と間接適用説の対立がありますが、判例・通説は間接適用説をとっています。間接適用説とは、憲法の規定の趣旨・目的や法文から直接的な私法的効力をもつ人権規定を除き、その他の人権については、私法の一般条項を憲法の趣旨に取り込んで解釈・適用することによって、間接的に私人間の行為を規律しようとする見解です。
 三菱樹脂事件は判例が間接適用説をとることを明らかにした重要な判例です。レポートでは、まずは私人間に憲法の規定を適用する必要性をあげ、私人間効に関する学説の対立と各説の説明、説の理由・批判をあげ、三菱樹脂事件を引きながら判例の立場を説明していってはどうでしょうか。
 ちなみに、他の判例としては日産自動車事件、昭和女子大事件などがあります。

Q国際法の効力は私人に及ぶ?

国際法を私人が破った場合ってどうなるのでしょうか?
国家の責任を問われるだけで、私人には及ばないのですか?

たとえば、私人が捕鯨禁止条約を破った場合には、誰がどんな責任を負うのでしょうか?

簡単でいいので教えてください。

Aベストアンサー

条約は、守るという約束をしないかぎり、拘束力は無く罰則もありません。
個人は条約を批准して加盟する事はありませんから、一切の拘束はあり得ません。
国家は、条約を批准した場合にはそれを守る義務があります。
当然、その国家の国民に国内法でそれを強制する義務もあります。

しかし、批准しない条約には拘束されません。
有名な話で、運転免許の国際条約で、50CC未満でペダルの付いているバイクは免許が無くても運転して良いという規定があります。
しかし、日本の警察はこの条約を守っていません。
それは、最初から「この部分は抜きで」批准をしているからです。

Q人権規定の私人間効力

日本国憲法の試験勉強しているのですが、『人権規定の私人間効力』について簡潔にまとめる事が出来ません。よろしければ、100字程度でまとめて教えてください。

Aベストアンサー

 『憲法は、国家権力の濫用を抑制し、国民の権利・自由を守る法であるから国家と私人の関係を規定したものといえ、私人間のものではない。
 しかし、社会的権力が公権力に近い力を有している点を考えると私人間に全く適用しないのは妥当ではない。もっとも、直接適用すると私的自治の原則を害しかねない。
 そのため、人権保障の精神に反する場合は民法等を媒介として私人間に適用していくべきである。』
 約200字近くになりましたが・・・。

Q私人逮捕後、私人に被疑者を釈放する権限はあるか?

いつも質問サイトで法律の勉強をさせていただいています。
このたび刑事訴訟法を勉強していて、以前2chに貼はられていた漫画を読んだことを思い出しました。

作品内の事件
痴漢の被疑者が私人により現行犯逮捕されたが、その場に居合わせた弁護士の指示によって名刺を見せた。
これにより、逮捕理由がなくなり、釈放しろと被害者に迫る内容でした。

恐らく、氏名を明らかにしたから刑事訴訟法217条の要件を満たさなくなり、私人逮捕できなくなるということを作品にしたのだと思われます。
しかし、私人逮捕後に氏名を明らかにした場合には、私人には釈放する権限が無いように思います(刑事訴訟法214条)。
本来、漫画は楽しく読めればそれでいいのでしょう。
でも、法的には釈放しなければならないのか?釈放できるのか?釈放できないのか?気になってしまいます。
この点について教えてください。

Aベストアンサー

>>痴漢の被疑者が私人により現行犯逮捕されたが、その場に居合わせた弁護士の指示によって名刺を見せた。これにより、逮捕理由がなくなり、釈放しろと被害者に迫る内容でした。
恐らく、氏名を明らかにしたから刑事訴訟法217条の要件を満たさなくなり、私人逮捕できなくなるということを作品にしたのだと思われます。
しかし、私人逮捕後に氏名を明らかにした場合には、私人には釈放する権限が無いように思います(刑事訴訟法214条)。

現行犯人は誰でも逮捕状なくして逮捕ができます。ただし、逮捕者が私人である場合、直ちに検察庁の検察官や警察官に引き渡さなければなりません。

逮捕行為を行ったにも関わらず釈放してしまった場合、もし相手の訴えがあれば逮捕罪が成立してしまう可能性があります。

私人の釈放権限の有無については明文化されていませんが、直ちに引き渡すとなっている以上、引き渡さない事が違法になると思います。

また、痴漢という罪名はありませんが、各県の条例により迷惑行為として列記されており、現行犯逮捕されない要件・・軽微な犯罪に該当していません。

つまり、現行犯逮捕は正当であり、仮に身分を明らかにしたとしても逮捕されない要件にはなりません。

質問内容では、名詞を見せた。。とありますが、名詞は身分を証明する物にはならないのでどっちにしても釈放はイカンという事です。

>>痴漢の被疑者が私人により現行犯逮捕されたが、その場に居合わせた弁護士の指示によって名刺を見せた。これにより、逮捕理由がなくなり、釈放しろと被害者に迫る内容でした。
恐らく、氏名を明らかにしたから刑事訴訟法217条の要件を満たさなくなり、私人逮捕できなくなるということを作品にしたのだと思われます。
しかし、私人逮捕後に氏名を明らかにした場合には、私人には釈放する権限が無いように思います(刑事訴訟法214条)。

現行犯人は誰でも逮捕状なくして逮捕ができます。ただし、逮捕者が私人であ...続きを読む

Q基本的人権と私人間効力について

日本では人権は公共の福祉に反しない限り、最大限に守られるべきものです。
この公共の福祉というものは、過去と現在では捉え方が違うようですが、、、

人権は国家という大きな力に対抗するためのものです。
いま、日本では、ある意味国家に匹敵するような力を持った存在があります。
企業などがそれです。これは、確か、私人と捉えていいんですよね?

この間に生じるらしき、私人間効力。
これって、どういうものなんですか?
また、上の文で誤った個所があったら教えてください。

Aベストアンサー

 日本国憲法の規定は、大きく2つに分けて考えることができます。

 一つは、国家の統治に関する規定と、もう一つは、国民の人権に関する規定です。

 しかし、憲法というものは、本来国家と国民との間を規定するものです。
 上に言う人権というのも、mickmick2さんもお分かりの通り、国家が国民の人権を侵害しないようにするためのもので、対国家の権利という性質を持っております。
 従って、原則的には憲法の規定は、私人対私人の関係においては効力を生じない、つまり、私人間効力はない、ということになります。

 しかし、憲法の人権規定の中でも、憲法15条4項(投票の秘密)や18条(奴隷的拘束及び苦役からの自由)、28条(労働三権)は、個々の人権規定の趣旨・目的から、私人間においても直接適用されるものと考えられております。
 従って、これらの憲法上の人権規定は、私人間効力がある、ということになります。

 それ以外の人権規定に関しては、直接私人間にも効力が生ずるとする考え方もありますが、判例・通説の考え方は、直接適用されるのではなく、憲法の趣旨に基づいて制定された、私人間を規律するための民法などの憲法よりも下位の法律によって、私人間に憲法の人権規定の効力が間接的に適用されているものと考えられております。

上記の参考判例が、

 ◎ 三菱樹脂事件判決(最高裁判決昭和48年12月12日)
 ◎ 日産自動車女子定年年齢差別事件判決(最高裁判決昭和56年3月24日)
 ◎ 昭和女子大事件判決(最高裁判決昭和49年7月19日)

などです。

 いずれも、憲法で国民に認められているはずの人権や平等原則に、企業や大学の内部規定が違反しているのではないかが争われた事件ですが、最高裁は憲法規定の私人間への直接適用は認めず、民法1条・90条・709条などの規定を介して、それらに規定に違反しているかどうか、或いは、団体内部の裁量権の範囲内であるかどうかについて判断することによって事件を解決しております。

 以上、ご参考まで。

 日本国憲法の規定は、大きく2つに分けて考えることができます。

 一つは、国家の統治に関する規定と、もう一つは、国民の人権に関する規定です。

 しかし、憲法というものは、本来国家と国民との間を規定するものです。
 上に言う人権というのも、mickmick2さんもお分かりの通り、国家が国民の人権を侵害しないようにするためのもので、対国家の権利という性質を持っております。
 従って、原則的には憲法の規定は、私人対私人の関係においては効力を生じない、つまり、私人間効力はない、というこ...続きを読む

Q大人です、人権についてのレポートを書かなくてはなりません。「あなたが最

大人です、人権についてのレポートを書かなくてはなりません。「あなたが最も関心がある人権とはなにか」というお題です。レポートを書きやすい人権って何があるのでしょうか?「なぜ、その人権が必要なのか、その人権がなけれが、どういうことがおきるか」を書かなくてはなりません。教えてください。

Aベストアンサー

人権を分類すると選びやすくなるのではないでしょうか。

1、分類その1
(1)自由権・・表現の自由や、職業選択の自由など
(2)社会権・・生存権、教育を受ける権利など
(3)参政権・・公務員選定罷免権や請願権など
(4)平等権・・選挙権の平等、男女平等、外国人の権利など

2、分類その2
(1)伝統的権利・・表現の事由など
(2)新しい権利・・嫌煙権、肖像権、プライバシー権など

3、分類その3
(1)一般的、包括的権利・・幸福追求権など
(2)具体的権利・・表現の自由など

但し、天皇とか自衛隊に関することは、避けた方が無難だと
思います。
  

Q入試の再現答案と著作権

 今年度の大学院入試である大学に合格しました。その後予備校が入試問題の再現答案を書いて欲しいというので、再現答案を書いて提出しました(報酬付き)。
 その際、誓約書として、私はその予備校のあらゆる教材・出版物でその再現答案を予備校が使用することを許諾しました。
 しかしながら、その誓約書の中には、厳密な意味で、その答案の「著作権」が予備校に帰属することをこちらが認める文言は入っておりませんでした。
 もうじき、再現答案集のようなものが書店に並ぶようですが、予備校に対してこちらが著作権を主張して印税のごくわずかでも請求することはできますか??あくまで法律的に。

Aベストアンサー

著作権を不動産(例えば、マンション)で考えると分りやすいと思います。
今回の場合、(1)マンションを金銭の支払いを条件に使用してよいという契約を結んでいる、(2)マンションは自分のだから金払えといいたい、ということと同じになります。
(1)の状態で、予備校は使用する権利を取得していますので、(2)を言われる根拠はありません。((1)と(2)は表現が違うだけで同じことです)。
なお、著作権が予備校に帰属する文言が契約に入っている場合、マンションが予備校に移転するということになります。

専門的にいうと、
著作権に関する契約は、(A)他人に譲渡する契約(著作権法第61条1項)と、(B)他人に利用許諾する契約(著作権法第63条1項、2項)などがあります。
おおよそ、(A)と(B)は著作権が移転するかどうかの違いだけで、契約により他人は著作物を利用できることには違いありません(マンションと同じです)。

再現答案は、dragon77さんに著作権が発生していますが、予備校と(B)の契約しているわけですから、予備校は契約書で取り決めた利用方法及び条件の範囲内で著作権を利用する権利を取得していることになります。従って、dragon77さんがすでに予備校に利用を許諾している以上、著作権を主張することはできません。

著作権を不動産(例えば、マンション)で考えると分りやすいと思います。
今回の場合、(1)マンションを金銭の支払いを条件に使用してよいという契約を結んでいる、(2)マンションは自分のだから金払えといいたい、ということと同じになります。
(1)の状態で、予備校は使用する権利を取得していますので、(2)を言われる根拠はありません。((1)と(2)は表現が違うだけで同じことです)。
なお、著作権が予備校に帰属する文言が契約に入っている場合、マンションが予備校に移転するということになります。

専門...続きを読む

Q人権の制限

公共の福祉と人権の関係で、一元的外在制約説というのがあって、関連判例に、「戸別訪問禁止に関する判例」や。「東京都公安条例事件判例」等があるのですが、これらの判例の中のどの部分で、この説をとっているというのがわかるのでしょうか。

さらに、同じように、一元的内在説の関連判例には、「都教祖事件」等ありますが、こちらもどこで一元的内在説をとっていると言えるのか、なぜこれは一元的外在説ではないのか、どう違うのか、、わかりやすくどなたか教えて下さい。

Aベストアンサー

 昔、学部時代に東京都公安条例事件を勉強して以後ご無沙汰していた問題で、押入れの中をひっくり返してノ-トを探した結果、書かれていたのは大体次のような趣旨のものでした。役に立たないかもしれませんが、そのときは悪しからずご寛恕ください。
 基本的人権の制限と公共の福祉といえば公安条例といわれるほど、基本的人権、特に表現の自由を制約する公安条例事件は夥しい数がありますが、外在制約説に立っているかどうかは、判決が公安条例の中に含まれる規制目的を見、「この規制目的があるから、この公安条例は合憲だ」と判断していると見られるか否かが分水嶺だと小生は判断します。
 しかし、外在制約説に立てば、公共の福祉論で規制できない基本的人権はなくなるわけで、それでは昭和25年だったか、最高裁が「基本的人権を保護するのも公共の福祉だ」と判示した精神が損なわれてしまいますね。
 ところで、小生の記憶では、公安条例事件でも表現の自由と公共の福祉が正面からぶつかりあって憲法問題を問われる事件となったものはなかったと思いますが、確か昭和35年、最高裁の合憲判決の中でデモ隊が群集心理に駆られて暴徒化する恐れがあるから合憲だ、と外在制約説に立っているのではと推測される理由が述べられていたように記憶しています。
間違っていたらごめんなさい。

 昔、学部時代に東京都公安条例事件を勉強して以後ご無沙汰していた問題で、押入れの中をひっくり返してノ-トを探した結果、書かれていたのは大体次のような趣旨のものでした。役に立たないかもしれませんが、そのときは悪しからずご寛恕ください。
 基本的人権の制限と公共の福祉といえば公安条例といわれるほど、基本的人権、特に表現の自由を制約する公安条例事件は夥しい数がありますが、外在制約説に立っているかどうかは、判決が公安条例の中に含まれる規制目的を見、「この規制目的があるから、この公安...続きを読む


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