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鉄道の線路と列車の重量感の対比をみて思うのですが、
線路の断面ってI型のような形状ですが金属疲労と加重によりI型の
真ん中あたりから倒れ折れて脱線する事故なんて起きないものなんでしょうか?

列車自体も1両とはいえ何十トンと恐ろしく重そうですし、
これの長い連結車両が載ってるだけでも空恐ろしくなるのですが、
詳しい方御願いします。

A 回答 (7件)

元保線区にいました。



今のレール、普通はNレールと呼ばれています。
この形が重力分散には最適な形です。
今まで一度も真ん中から折れる事故は発生していません。
 
ただし貨物駅や機関区では時々、座屈事故(ざくつじこ)をおこします。
これはレールが半分以上、土や砂に埋まっているとレールが腐食して
I←真ん中の「屏風(びょうぶ)」と呼ばれている細くなった部分が車両の重さに耐えかねてぺしゃんこにつぶれます。
めったに無い事故ですし、本線上ではないので運行にはまったく支障ありません。

レールにひびが入っているかどうかは、検測車や斜角探傷機という機械で点検していますからまず脱線事故は無いですよ。 

安心してご乗車下さい。     
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私も最初は質問者さんのように真ん中で折れ曲がるんじゃないかと思っていましたが、あの形が実は耐久性のある形とのことです。



また鉄道レールは重さで区別されていまして、一般的に、重いレールほど保守量が低減されます。もちろん重いレールほど高価になりますので、輸送量等に応じて使用レールを決定していました。

旧国鉄のときは、主要幹線は60kgレール、その他の路線では50kgレールを基本としています。

また定期的にレール探傷車を運転させてレールに傷がないかを検査しており、傷がある場合は緊急工事としてレール交換を行います。基本的には一定周期ごとの交換です。

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蛇足ですが、荷物を扱う運送屋も安全には当然のように気を遣っています。よって安全対策を怠った鉄道会社は運送屋に成り下がると言ったような、運送業に携わる者を見下す認識は改めたほうが良いかとおもいます。
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こんばんは。

以前本で読んだ程度しか把握していませんが、回答します。

質問者さんは、H形鋼というものを御覧になったことはあるでしょうか?
↓このようなものです。
※参考URL:http://www.mrfj.co.jp/product/hgtku/

上のサイト内にあるH形鋼、現在では至るところで基礎工事等に使用されているのは、工事現場等で良く積まれていることからもおわかりになると思います。

そもそも、鋼材がある方向から力を与えられた際の耐久性を考える場合、一番利用的なのは鋼材の断面が正方形です。
つまり、断面が正方形で細長い鋼材であれば、どの方向から圧力を受けても対応できることになります。

これを改良したものが、上記のサイト内にあるH型鋼と呼ばれるものです。

鋼材の断面が『H』の形になっているのですが、この断面の形状では

○『H』←横向きの力


○『H』↓縦向きの力

の2方向からの力に対応できるように特化した断面となっています。縦2枚、中央横向きに1枚の鋼材を組み合わせることで、効率的に耐久性を持たせながらも、断面が正方形の鋼材と比べて軽量化が可能となっています。

話が脱線しましたが、このH形鋼を改良したものが現在の形の鉄道用レールであると本で読んだことがあります。H形鋼の耐久性を維持しつつ、鉄道利用に合わせた改良がなされているそうです。
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線路の断面は過去色々工夫され、今の形になりました。

英文字のIの下側、枕木側が広くなっている形状ですね。

まずレールは鋼鉄製で、車輪が走る側の太さが基準値まで小さくなる前に、定期的に交換してしまいます。

走る車両が重い、というのは判りますが、1点にその重さがかかるわけではありません。

例えば、先頭のモーターのない制御車、クハが29t、中間の運転台が無くてモーターが着いた電動車のモハが38t、中間の運転台がない付随車のサハが30t有るとして、電動車6両、付随車と制御車で4両の10両編成があるとします(中央線がこんな感じです)。

回送電車として計算した場合、1編成で346tになりますが、この編成に車輪が1軸、と言うわけではないです。ですから、1点に集中してかかるわけではないです。

小田急のロマンスカー(30000系と20000系、千代田線乗り入れ用ロマンスカーを覗く)、JR東日本のE331系を除き、普通の車両はボギー車と言って1両に2つの台車が着いています。

台車1台に2軸、1両4軸の車輪があるわけです。

1軸にかかる重量は、クハで7.25t、サハで7.5t、モハで9.5トンになります。片側のレールに接している所は、更にその半分、クハで3.625t、サハで3.75t、モハで4.75tが片側のレースの接触点にかかります。そして走行中は、常にこの接触点が移動している、と言う状況です。

そしてレールは、乗車率の高さ、要するに走行頻度などを考慮し、1mあたりの重さを変えています。留置線や余り走行頻度がない路線では37Kgくらいのレールだったりします。現在最も走行頻度が高い路線は、50Kgレールや60Kgレールが使用されています。

こうした諸条件があって、レールの負担は抑えられて事故を防いでるのですね。

最後に、私自身も鉄道従事員です。ただし、線路関係のを業務とする保線関係職員ではないので、技術的側面は、詳しくないのでご了承下さい。
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レールの断面形状


http://homepage1.nifty.com/arashi/namarail/shape …

レールの材質は、鋼鉄(「鋼」と呼ぶのが正しい。「鉄」と微量な「炭素」の合金)で作られています。鋼鉄は「はがね」とも呼ばれ、刃物にも用いられる粘りのある素材です。
勿論、金属疲労で亀裂(冷え込みの収縮による場合に多い)が生じる事例はあります。ただ、首の部分が折れる事例は聞いた事がありません。

その為、日々点検を行っています。目視の点検に加え、走行しながら超音波でレールを探傷する車輌もあります。

寿命も通過する列車の多寡や車輌の速度と重量、線形等で、3ヶ月~40年と様々です。
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経年変化により、ご懸念のレールが使い続ければ真っ二つなんてありえるでしょうか。



しかし車両の重量に耐えきれないものを鉄鋼メーカーが作成しません。

そしてある程度耐用年数が経ったものは人知れず取り替えられるのです

そんな安全対策を怠った会社を鉄道会社とは呼びません

荷物扱ってる運送屋に成り下がるってことです。
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こちらを参考に。



線路の検査|西武鉄道
http://www.seibu-group.co.jp/railways/kids/speci …

折れる前に取りかえます。
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