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久々に新幹線に乗りました
N700系ですがなんかわくわくしました

10年ほど前に500系の特番かなにかで
すごくカッコイイと心に残っていたのですが
ネットで調べてみると
かなり減っているのですね残念です
デザインだけでは色々と不都合があったらしいのですが
簡単にどこがマズかったか教えて下さい

あと、新型の新幹線の話はあるのでしょうか?
正直700系はちょと・・・な気がしまして

A 回答 (4件)

おはようございます。



JR東海は東海道新幹線を走る列車を全て1編成あたり1323席(普通車1123席・グリーン車200席)且つ、車両毎の座席数及び座席配置も固定化させる方針をとっています。

これはダイヤが乱れた際、車両が違っても座席数・配置が同じであれば折り返し遅れを防止することができ、車両運用上大きなメリットとなるからです。JR東海は300系・700系・N700系でこの考え方を取り入れています。

ただ、500系だけは例外でした。500系を除く各新幹線はJR東海とJR西日本が共通開発(実際にはJR東海が主導権を握っているようです)していますが、500系はJR西日本が独自に開発した車両です。従ってJR東海が定める上記の基準から外れる点がいくつかありました。

具体的には…

○1列車1323席と車両毎の座席配置を他の車両と共通化できなかったという事。先頭車両がロンクノーズ(流線形)となり、先頭車内では座席数が少なくなっている分、同じ編成の他の車両の座席数を増やすことで1324席を確保しましたが、指定席数では他の車両と比べて8席減っています。ダイヤ乱れ時、他の車両への運用変更が難しいのです。

○普通車のシートとその前後のシートの間隔(シートピッチ)は、300系が1040ミリなのに対し、500系は1020ミリと20ミリ狭いこと。

○先頭車では空気抵抗を減らす為の流線形の車体の為、車内スペースが狭くなり、先頭車両運転席側の乗客用ドアを搭載できなかったこと。多客時は乗客の乗り降りの時間が更に間延びしてしまいました。

○先頭車以外の車体も対空気抵抗・騒音対策の為、飛行機並みに絞り込まれています。結果として窓側の座席では圧迫感を感じてしまい、この点は特に評判が良くありませんでした。

という問題点があったのです。

ただ、その代わり性能面では申し分ないもので、300キロはおろか、320キロで営業運転可能な性能を誇っていましたし、当初はJR西日本も320キロ運転を行う予定でした。500系の経験は700系・N700系開発はもちろん、想像ですがJR東日本がテスト中のファスティック及びE5系の開発にも役立っているはずです。

現在、500系のぞみは一日2往復のみとなっており、まもなくその2往復もN700系にとって代わられてしまいます。500系は今後8両編成化改造を受け、JR西日本内のこだまとして余生を過ごします。

また、今後JR西日本とJR九州はN700系を基に独自仕様の新形式の新幹線を九州新幹線全通時に向けて導入します。
車両は8両編成で、現在のひかりレールスターや、つばめと同じように普通車でも2列×2列の4列シートとなる見込みです。性能面ではN700系から大きな変化は無いようですが、楽しみにしておきましょう。

これに関連した話として、九州新幹線が全通し、新大阪~鹿児島中央間に上記の新型新幹線(『さくら』の愛称が決定しています)が走るようになると、ひかりレールスターは廃止となり、さくらにダイヤを明け渡たすと言われています。(既にひかりレールスターの廃止は決定済みです)

JR西日本によると、ひかりレールスター廃止で余ったレールスター用700系と8両編成化された500系を集中的にこだまに投入し、こだまの大幅なスピードアップを一気に行うことが発表されています。

従って山陽新幹線内での今後の流れとしては
○のぞみ:N700系
○さくら:新型新幹線
○ひかり:700系orN700系
○こだま:500系or元レールスター用700系

となるでしょう。100系はおろか、300系も近い将来引退すると思います。

個人的にはN700系が出たのだから、いつか再びJR西日本仕様の『N500系』が登場することを期待したい所です(笑)
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互換性の話(座席数が違う)とか、ダイヤ編成上の話(車体傾斜機能が


なく東海道新幹線では700系と同じ扱い)とか色々ありますが、実際問題
として、東京-博多を1日1往復半と言う異様なまでの長距離運用を
こなしていた500系自体、かなりガタが来ていたことは確かなようです。
実際、今のダイヤは残っている4編成のうち2編成を大事に使うダイヤに
なっていますし、必ず「ネグラ」である博多総合車両所に戻って駐泊する
「故障しても問題が起きにくい」運用になっています。

500系のデザインは今でも人気があるくらい優秀ですし、JR西日本の職員
がこの車両を大事にしている面もあり、本来ならばそのまま廃車になる
ところを、結構なコストを掛けて短縮・こだま化したのもその表れです。
短縮化した500系が、かつてダブルデッカー4両の西日本100系用だった
編成名「V」を名乗っているのも、あながち16両「W」編成を半分にした
から・・・という理由だけではないそうですよ。

なお、現在の500系(16両)のダイヤ、のぞみ6~29・28~51号という
ダイヤは、700系で代走可能なスジになっていますので、何かあった
ときはJR西日本所属の700系で代走することになってるそうです。
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製造コストがかかりすぎとN700、700系と座席定員の違いにより、代替え車両の手配が難しい

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乗客からの不具合としては、車体が筒状になっているために、窓側の席に座ると圧迫感が感じられることがあげられますね。

もっとも、人によりけりですけどね……
JR東海側の不具合としては、運転席後ろに乗客用の乗降扉が無いことと、席数が他の300系などの車両とは異なっていることですね。下手をすれば、こちらの方が500系撤退の大きな理由かもしれませんね……
ただ、デザインを取れば、間違いなく新幹線でトップでしょうし、座席自体のすわり心地をとっても、今のN700系とは比べ物にならないくらい良い(むしろ、N700系が悪くなりすぎた……)ですからね。
ただ、この500系のデータが無かったら、700系・N700系なんて存在していなかったので、ある意味で、新幹線発展に貢献したとは言えるでしょう。
ちなみに、次新型車両作るのは、下手したら無いかもしれません……JR東海は、次はリニアに力を入れるでしょう。それまでのつなぎとして、N700系を増やしておいて、東海道からの500系締め出しと、そろそろ寿命の300系の置き換えを行うでしょう。そして、後に控える700系の寿命による置き換えも、N700系の増設で済ませそうな気がします。
東海道新幹線として、N700系こそが完成系なのかもしれませんね。
新型導入は、JR西日本とJR九州に期待しましょう……
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