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松戸から品川方面に通っているのですが、今度の改正で直通する本数が非常に少なく残念に思っています。
高崎線などは湘南新宿もあり、非常に利便性が高いのに何故常磐線は冷遇されるのでしょうか?

A 回答 (2件)

常磐線からの上野東京ラインへの直通が少ない理由は、以下の2つの点からです。



1つ目は、車両の問題です。
常磐線では取手以南の区間で使っている快速電車の車両にはグリーン車がないこと、また取手以北にも直通出来る車両はこの区間が茨城県にある地磁気観測所への支障を避けるために交流電化となっているため、交流区間でも走ることが出来るようにしたJR東日本首都圏ではここだけでしか使われていない車両であることです。
このため、東海道線に乗り入れるようにすると、交流区間を走ることが出来る車両を多数用意しなければいけませんが、この車両は東海道線で使われている車両よりも高価になり、投資効率が悪くなります。

もう1つの理由は、上野駅の構造上の問題です。
上野東京ライン→常磐線という経路で運転される列車は、上野駅の前後どちらかで宇都宮・高崎線→上野東京ラインの線路を跨ぐことになります。
この線路を跨ぐ時に立体交差になっていれば問題がないのですが、残念ながら平面交差になっており、立体交差化するには上野駅周辺の土地がないという状況です。
このため、朝のラッシュピーク時には常磐線→品川という列車は設定されていますが、品川→常磐線という列車は設定せず、この部分での平面交差を完全に避ける形になっています。
朝のラッシュという最も列車本数の必要な時間帯には、この措置は仕方ないと言えるでしょう。

上野駅の構造について、詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://building-pc.cocolog-nifty.com/helicopter/ …

こういう事情から、常磐線直通は工事が開始された頃には特急のみと言われていました。
このような悪い条件の中でも、出来る範囲で東京・品川までの直通をなんとか組み込んだという感じですね。
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この回答へのお礼

お二方ありがとうございました!
ただ線路がつながっていても直通するのは大変なのですね...

お礼日時:2015/02/28 20:47

東北縦貫線の主たる目的は、東北新幹線で削られた線路を復活させ、東海道本線と上野以北の列車を直通運転させる事で、効率的な列車運用と山手線・京浜東北線の混雑緩和を図る事にあります。



また、直通運転により田町車輛センターを縮小、尾久車輛センターに、その機能を集約し合理化を図る事が可能になります。

じゃ、何故、常磐線からの乗り入れ設定本数が少ないのか?
それは、No1氏の回答どおり、交直両用車輛である事、上野駅での平面通行障害が生じ線路容量を圧迫する事に加え、品川駅での折り返し能力も上げられます。
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