準・究極の選択

ドイツ人=生真面目・ユーモアがない、という内容のジョークが多く存在しますが、
どうしてドイツ人はユーモアがないと言われているのですか?
ユーモアがないわけないと思うのですが…
どうしてそういわれるようになってしまったのでしょう?

A 回答 (5件)

もう一点加えて指摘しておきたいと思います。



ドイツ人にユーモア感覚がないと言うことではありません。確かにまじめで理屈っぽいところがあります。そこにユーモアが加わるとどうなるか。ユーモアも理屈っぽいものになってしまうものが多くなります。

アメリカ的な考えナシのユーモアや、イギリス的なブラック・ユーモアとは異なるものになります。フランスの情緒的なユーモア感覚とも異なります。そうした中で、ドイツの理屈っぽいユーモアは理解されずに終わってしまいました。ユーモアがないのではなく、ユーモアが理解されなかっただけです。
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この回答へのお礼

なるほど。
ユーモアの感性自体が違ったのですね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/03 16:17

ドイツ人で、マジ、警告になっている格言を


聞いたことがあります、それは
「ドイツ人に道を聞いてはいけない」
ドイツ人は、なにごとにつけ、知識がないのを
恥じるそうで、たとい、道を聞かれて、もし
知らなかった場合「すいません、その地理わからん」
と言うのを恥じるあまり、知らなくても
デタラメの地理を教えてしまうドイツ人が多く
ジャズピアニストの山下洋輔さん はドイツに
初めてライブなどに行ったさい目的地の建物の地理が
分らなく歩いて何度かドイツ群集に聞いていきながら
行こうとしたが、何人かに聞いても、行ってみても
いつまでたっても着かず、結局、警官かなにか
本当に地理に詳しいドイツ人の教えで何とか
目的地に到着。
それで、知人のドイツ人に山下さんは、これは
どういうことだと聞くと、そのドイツ人は
ドイツ人に道を聞いてはいけない、道を知っている
ドイツ人に運よく会えれば目的地へ行けるが
そうでなければ、いつまでたっても目的地へ
行けないだろう、それはドイツ人も自覚していて
ドイツ人は知らないところへ来て、それが
ドイツ国内であって、そこにドイツ人と外人が
いたら道を聞こうとするドイツ人はドイツ人でなく
外人に道を聞くだろうといった。
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この回答へのお礼

おもしろいですねw
いつかドイツに行く機会があったら気をつけようと思います。

お礼日時:2009/05/01 22:10

ユーモアがない、というよりは「冷徹である」というイメージを植え付けられたんですね。



第二次世界大戦で戦った陣営は「日・独・伊」対「その他(米英が中心)」ですね。
アメリカなどではそんな「敵陣営」を蔑む映画が多く制作されました。
日本は東洋の小国。小柄な東洋人を出しておけば十分蔑視に値します。
問題はドイツとイタリア。どちらも自分達と同じ白人です。

そのうちイタリアは「陽気な国民性」が既に広く知れ渡っていました。
そのため、特に国風が知られていなかったドイツに対して「冷徹な敵兵士」の役割をナチス軍人に背負わせ、
これを仇役としたアメリカ人主人公を描くことで民間人の戦意高揚を狙ったそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
戦中につくられたアメリカ映画がイメージの主な原因なのですね。
そういえば戦中はハリウッドを始めとしてかなり多くのプロパガンダ映画がつくられていたみたいですね。
ふと思ったのですが、開国以来バチカンを始めとして多くの国に賞賛された日本が劣等国家というイメージを植えつけられたのはこの映画の影響でしょうか…

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/01 00:04

ドイツ人も、ふざけるときは大騒ぎです。



真面目でしゃっちょこばっているイメージは、建国の礎が軍隊だったからで、みな軍の経験がある人ばかり、のプロイセンから明治日本が薫陶をうけたからでしょう(プロイセンは普仏戦争で国ができましたが、このとき陸軍は留学生をフランス中心からプロイセンに移しています)。あと、医学もこのときドイツ中心となり(特に細菌を発見したコッホの影響をモロにうけたのが日本です)、その方からの影響もあります。

でも、ミュンヒェンの大きなビヤホールに行ったら、となりの誕生会にまきこまれて、朝までのみ倒していました。ドイツ人が何回も
「ドイツから世界に贈り物が3つ。精密なエンジン。うまいソーセージ。そして、ビールだ。のめっ」
「戦車もだあ」
「そうだ、日本陸軍はおれたちドイツ人が育てたんだ、のめっ」
「フォルクス・ワーゲン!」
「ここはバイエルンだからBMW(BMWのBはミュンヘンが州都のバイエルン州のB)だが、いいからのめっ」

こんな感じでした。ドイツ人のガキどもは、駐留していたアメリカ軍の子供たちと抗争していました。ニホンジン、ヤンキーやっつけよう、と友人の子が真剣に言われたそうです。

真面目なときは本当に真面目ですが。東ドイツを旅行してきた人の話だと、向こうは公共の電波の代わりに舞台寸劇、まあ漫才のようなコントがおおはやりで、日本だったら放送禁止用語になりそうなことばや、時の指導者のモノマネ(当然、好意的であるわけがない)を、平気でやっていたそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「ドイツから世界に贈り物が3つ。精密なエンジン。うまいソーセージ。そして、ビールだ。のめっ」
>「戦車もだあ」
>「そうだ、日本陸軍はおれたちドイツ人が育てたんだ、のめっ」
>「フォルクス・ワーゲン!」
>「ここはバイエルンだからBMW(BMWのBはミュンヘンが州都のバイエルン州のB)だが、いいからのめっ」

おもしろいですねw
初めてgooで笑いましたw

読んでてふと気づいたのですが、
ビールを愛する民族にユーモアがないとは考えにくいですし、
ドイツがビール大国であることを考えると、
ドイツ人にユーモアがないというのはおかしな話ですね。

ドイツ人にもユーモアがあるということを実例を挙げて説明してくれてありがとうございます。

お礼日時:2009/04/30 23:56

回答します。



日本と同じで、技術重視の政策を実行してきたからです。実際には、文芸でも、芸術でもユーモアがないと出来ませんが・・・その分野よりもむしろ、技術分野などでの評価が高いためと思います。

特に、近代文学や近代芸術では高い評価を受けた作品群があります。

しかしながら、それが誕生する前のプロイセン時代には、生真面目・ユーモアがない=国家目標に沿った全体主義的という評価であったのだろうと思います。

しかしながら、プロイセンとナチズム時代を超えて、人々の芸術やスポーツ振興などを通じて、人間主義的な政策を行ってきたため、西ドイツ側ではユーモアあふれる作品が出来ました。東ドイツ側では、芸術文化庁という役所で決めた文化政策に沿って作品が作られてきたため、あまりユーモアのある作品が生まれては来ませんでした。

そして、1989年のドイツ統合によって、西ドイツ側はユーモアのある作品から、再び伝統芸術への回帰が起こり、東ドイツ側ではユーモアある作品の創造への流れが続いているというのが、今の状況かな・・と思います。

では。
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この回答へのお礼

軍事大国として有名なプロイセン時代によるものが大きいのですね。

>東ドイツ側では、芸術文化庁という役所で決めた文化政策に沿って作品が作られてきたため、あまりユーモアのある作品が生まれては来ませんでした。
初めて知りましたが、面白いですね。

参考になりました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/30 23:45

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