プロが教えるわが家の防犯対策術!

45歳独身、女性、公務員です。
 民営化以前の「簡保」の年金保険を解約し、新たに確定年金に入り直すかどうか迷っています。(恥ずかしながら、経済的に自立していたつもりですが、この保険に親が私名義で入っていてくれました。)
 先日、親から、次の保険料の請求が近々ある(2年に1度)、このまま続けてもいいが、もしもっとよいものがあるのなら変えることも考えたい、と相談されました。そこで、知り合いの専門家に相談したところ、簡保の方は解約して、たとえばアリコの一時払養老保険などを検討したら、と提案されました。

1.現在の保険:保証期間15年の逓増型据置終身年金保険(平成7年加入)55歳(平成30年)で払込済。月保険料額約66000円。年金支払い開始55歳。基本年金額90万円、年3%の複利で増え続けるとのこと。ただし今後10年、合計約750万円払う必要がある。(合計支払い額は1800万円くらい)(今、解約した場合の解約返戻金:約1200万円)
計算してみたところ、71歳を過ぎれば、払い込んだ分の元は取れるようだ。3%の増加率は悪くない(?)、そして「終身」という安心もある。

2.提案されたもの:ドル建一時払養老保険
提案では、1の解約金プラスαの約1300万円を払う(13万$)。(仮にすべて一ドル100円で計算)現在の利率:15年もので3.02。15年後(60歳のとき)、約1.4倍の1820万円になる。
これを60歳から確定年金で20年間受けとれば、毎年106万円、受取総額は2000万円以上になるとのことです。(一ドル80円となっても、1700万円)。

3. 今後、簡保に払う予定にしていた分を、たとえば「ドル建終身保険」に毎月約48000円を10年間積み立てる、という方法もあるという提案もしていただきました。(2の確定年金は80歳で終るが、これを80歳まで置いておけば、1300万円以上になるので、生きていたら、その後の生活にはこの解約返戻金をあてることも可能)

以上です。2と3で提案していただいたものは、魅力的に見え、言っていることも妥当に思えるのですが、私はこれまであまりこの分野のことをちゃんと把握しておらず、保険関係はまるきりのシロウトなので、いくら調べても限りがあり、何か見落としているのではないかと、ますます迷ってしまっています。このサイト等で、他の方のご質問への回答などを読み、平成7年のときの簡保の条件は結構よいのかもしれないとも思えます。簡保だったら55歳から受け取れるし、70過ぎれば元を取れる計算になるので、悪くないかもしれない、長生きしてしまえばもっとお得のようにみえるし・・・。しかしこれから750万円を払ってもらうのだったら、別の運用方法があるのかも、と思ったりと、ゆれ続けています。
(これらの大きな目的は、退職後の収入を得る(「老後の生活資金」ことです。)

数日中に決めなければならないので、皆さんのご意見、お待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします!

A 回答 (3件)

結論から簡単に書きます。

後は自己判断になります。

私も妻も民間の個人年金保険に加入しています。

まず、年金保険の受取方法は通常保険料支払い後に、いくつかのタイプが選べますが、郵便局でも選べるか確認してみてください。あなたが受け取ろうとする方法は私の加入している個人年金保険では今現在の金利では一番不利な受取方法です。(終身タイプは金利が約束されていないので)
郵便局の年金についてはわかりませんが、年金支払いを5年「繰下げ」て(繰り下げると最初からの金利)60歳年金支払い15年保証を選びます。あるいはそのまま、55歳から15年保証を選びます。
個人年金保険は確実に貰うのが鉄則です。
「一生貰おう」など欲を出すと損します。
残りのお金750万円が払えるなら。続けてください。
払えないなら、減額(解約ではない)できるか郵便局と相談してください。

アリコの一時払い保険はお勧めしません。
損ではありませんが、「アリコの一時払いドル建て保険」はアメリカ国債で運用します。(債券運用上会社には儲かるチャンスがありますが、あなたに儲かるチャンスはありません)
アメリカ国債(含むゼロクーポン債)が30年先まで販売されています。その「二番煎じ」の金融商品です。
国債というトリプルAの金融商品にあなたは、わざと手数料を払い、格付ランクを落とした金融商品に投資することになります。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいご回答をいただき、ありがとうございました。
簡保の契約をみると、55歳から15年保証の終身と書かれていますが、受け取り方法などの変更可能なのかを確認したいと思います。保険料の払い込みについては、以前も減額と言う可能性もあるといわれたそうなので、相談してみます。

アリコの一時払保険の真相についても教えていただき、ありがとうございました!

お礼日時:2009/05/10 22:54

まず、税金のことを考えてください。


この保険料を払っているのは、親御様ですね?
(1)親御様の郵便貯金口座から質問者様の郵便貯金口座にお金が振り込まれ、そこから保険料が引き落とされている。
(2)親御様の郵便貯金口座から保険料が引き落とされている。または、現金で支払っている。または、質問者様の口座へ現金で貯金して、そこから引き落とされている。
という二つの場合があります。
(1)の場合には、たぶん、大丈夫だと思いますが、最悪の場合には、保険料の連年贈与となります。連年贈与となると、保険料を一括贈与した場合と変りありません。
(2)の場合には、年金や解約払戻金を質問者様が受け取るということは、贈与されたことになります。
契約者が誰であろうとも関係ありません。
誰が保険料を支払っているのか、ということが重要です。
今、解約したら1200万円とのことですが……
現時点で計算すると……
(1200万円-110万円)×50%-225万円=320万円
320万円が贈与税となります。
このような保険の場合、質問者様がお金を受け取った時点で、贈与されたことになります。
贈与税を回避するには、方法は2つしかありません。
(1)受取人を親御様に変更する。
親御様が亡くなれたら、それを遺産として相続してください。
遺産の場合、5000万円+1000万円×(法定相続人の人数)という控除枠があるので、それを利用してください。
(2)相続時清算課税制度。
これは、今、贈与を受けるが、清算は親御様が亡くなられたとき、遺産と合算して行うという方法です。遺産と含めて、相続税の控除枠内に入れば課税されません。超えれば、超えた分を贈与されたことになります。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1504-1/01. …

知り合いの専門家から、このような説明を受けていますか?
受けていないのならば、その専門家を信用してはいけません。
『簡保の方は解約して』……
そのなことをすれば、税務署から、「お訊ねしたいことがあります」という通知が来て、贈与税の申告をするように言われるだけです。
勧められた会社、その保険がどうこう言う以前の問題です。

結論
新しい保険をどうするか、という問題より先に、贈与税をいかに回避するかという問題を解決するほうが先。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

贈与税の件については、まったく意識しておりませんでした!
教えていただいて、本当に助かりました。
簡保の解約は、「いつでも」できるので、まずこれらのことを調べることを先決にいたします。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/05/10 22:44

>しかしこれから750万円を払ってもらうのだったら、別の運用方法があるのかも、



まずはイイ年なんですからこの考えを捨てましょうよ。
ご両親にしてみると可愛いわが子の先々を案じてかけてくれていた保険なんでしょうけれど、いい加減にとりあえず自分でこの保険を引き取ってはいかがですか?
自腹を切らなければならないと思えばもっと真剣に考えるでしょう。
そもそもあなたは保険会社の年金を単なる積み立てのようにお考えのようですが、老後の生活資金をどうにかしたいのであれば、公務員で収入は安定しており、年金もそれなりなのでしょうから、あとは財テクなどを考えることと、年金以外の保険の充実をお考えになった方がいいのではないですか?
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この回答へのお礼

お礼が遅くなっており、申し訳ありません!
貴重なご意見をありがとうございました。
これを機会に、お金のことを勉強していこうと思います。

お礼日時:2009/05/10 22:38

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