10代と話して驚いたこと

模試などで英語の長文を読んでも、一回読んだだけでは意味が頭に入らないときがあります。同じ文を2回、3回読むと、なぜかわかるようになるんです。試験会場で緊張していたということはありません。自宅に帰って来て、読み直すと読めたりすることもあります。
「あ、そっか!!」というように。黙読のスピードで読むのと、実際に頭に「英文が言っていること」が伝わってくるのが違うんです。黙読でははっきり頭に入らないときもよくあります。特にこれが困っています。

おそらく家に帰って読めるのは、単に模試で1回読んでいるから読みやすいというのもあります。しかし、一回読んで済ませられるようになるにはどうしたらいいですか?簡単な単語が並んでいる文なのに、英語をそのまま直訳で訳すと「え、どういうこと??」「わからない」ということが多いです。


英文の構造で「核心的内容」から「補足的説明」という知識はあります。
○文章全体のトピックは、第一パラグラフで述べられること、
○全文のトピックの導入方法には、疑問文、キーワードを定義する文、比喩、具体的         なエピソードなどがある
○ 一つのパラグラフに主張は1つ
○前のパラグラフを受けた指示語の直後には、そのパラグラフの主張があることが多い。
○主張のあとは、原則として抽象→具体)の順に展開する
○主張のあとは、原則として((譲歩→逆接→主張→説明)の構造が用いられる
○対比表現は、後半要素に力点があることが多い。
○論理展開をわかりやすく示すためにディスコースマーカーが使われる
○文章全体は、「序論、本論、結論」の構造がとられる

長文を読んでいて、問題を解いたときに間違っていると自信を喪失することがあります。
人生長いのに何をあまいこといっているの?、といわれると思います。内容一致の方法論も学びましたし、英文の読む量もたくさん読んできたつまりです。それなのに間違うと「このまま勉強していて、はたして伸びるのかな、これでいいのかな?」と思って、勉強に全く手がつかなくなってしまい、ダラダラと過ごしてしまうことがあります。
単語の推測力もよく考え、語彙力もつけてきたと思います(英検1級の単語集は2冊目も仕上がりかけています)、文法力も、薬袋善郎先生の本で品詞分解の学習からはじめ、、文法の学習もしっかりやり「基礎は絶対に疎かにしない」ときめ、「基礎の基礎」から丁寧に学習してきたと思います。だからこそ、間違うと本当に制限時間を20分以下で読めなければいけないものが、30分、40分かかったり、一読で読めないと自信を失い上述したような状態になります。

使用してきた参考書です。
富田の英語長文問題 解法のルール 144 上
富田の英語長文問題 解法のルール 144 下
出題形式別 富田の英文読解 論理と解法
富田の基礎から学ぶ英文読解 基本ルール編
今井の英文読解 パラグラフリーディング スーパー速読編
今井の英文読解 パラグラフリーディング スーパー精読編
佐々木和彦の英語長文が面白いほどとける本
基本からわかる英語リーディング教本 薬袋(みない)善郎
英語リーディングの秘密
英検準1級 教本
英検準1級30日間集中ゼミ
英検準1級 全問題集 
英検1級 30日間集中ゼミ
英検1級 プラス単熟語CD付
辞書はジーニアス 英和辞典、oxford Advanced learnder's dictionnary

このような状態なんですけど、経験者の方、よろしくご指導ください。

A 回答 (6件)

随分参考書に頼っておられるようですね。

受験生かな。

私は(とくに高卒以降は)ぶっつけ本番で書籍やインターネット記事などにアプローチしています。辞書を見ることはありますが、それ以外の参考書は(OK WAVE の文法の質問に接するとき以外は!)見ません。つまり常に英語の原文から学んでいるという形です。

私が経験的に感じる英文読解の難しさを敢えて分類を試みますと

1. 単語がわからない場合。基本単語と専門用語と。熟語も分かりにくい場合が多いですね。十万近い英単語の過半を日本人としての私は知らないのですから、やむを得ません。カンで理解出来なければ辞書に頼るしかありません。それでも分からない場合もありますが、あまり細かいことにはこだわりません! 辞書も引かず読みとばすことも多くあります。

2. 日本人がよく知っている単語の意味と違う意味・ニュアンスで単語を使っている場合。とくに外人の日常会話や映画などは「行間」みたいな部分が多量にあって、ついていけないことが多いわけです。2、3度読み直しても正確にわからない場合は諦めます。外人の論理の組み立て方に慣れるという姿勢ですね。

3. 形容詞句や副詞句が文章を複雑にしていて、どこで区切るか考えないとよく分からない場合。これは読む方の責任です。2、3度読み直すと分かるという場合も多いですね。文法の知識が不足している場合もありますが、もともと英語は単語の語順だけで全てを表そうとする言語で、複雑な論理を述べようとすると単語のかかり方が分かりにくくなるのだと思います。最近の文法書は文章の読み取りに関わることも書いてあったりしますが、基本的には多読するしかないかなと感じます。
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この回答へのお礼

KappNetsさま、いつもありがとうございます。わたしも英語の原文で勉強したいとは思っているのですが、正直な気持ちは、あきやすいのに続くかな、曖昧なまま読み続けたらどうしよう!?という思っていまいます。いくじなしなのだと思います。

簡単な単語、文法構造もわかっているのに日本語にしたら少しわからないというときはありますか?一読しても二読しても簡単な単語なのにわからない文章ことです(映画や会話文の省略などではなく、論説文なのです)。

日本文にしたけど、意味がわからないというのは、何が不足しているのでしょうか?summaryが弱いのです。どう力をつけたらいいでしょうか?日本語の理解力ですか?場面を想像する力が弱いのでしょうか?

お時間があるときにでもけっこうですので、ご回答いただけたらうれしいです。

お礼日時:2009/05/21 06:05

いえいえ、こちらこそ気分を害してしまったようで申し訳ありません。



>構文をきっちり理解して、文章の主題や筆者の主張をつかむまでその文章はきっちり読む

という部分については、最近の質問者さんの別のQAを拝見しても、その通りなのだろうと思います。私も受験生時代は伊藤和夫先生の「英文解釈教室」をバイブルに、(悪い意味ではなく)アホみたいに徹底的に構文を理解しようとしていたので、それを否定つもりは毛頭なく、どちらかといえばむしろ超肯定派です。
しかし、残念ながら言葉は理屈「だけ」ではないのです。"Rose is a rose is a rose is a rose"は第何文型でしょうか?
http://en.wikipedia.org/wiki/Rose_is_a_rose_is_a …
まあ、これは極端な例ではありますが、論説文も基本は同じです。未知の単語を前後から推測する力は必要ですが、言葉は本来、意識的な推理を行わなくても直感で意味を推測できるのが理想なのです。

ちょっと話がそれますが、別の質問の中で、"work out"は「取り組む」でもいいのではないか、という疑問を持たれていました。
私は「取り組む」ではダメだと思います。これを例に考えてみましょうか。

work outの意味を前後関係から論理的に推測するのならば、まず
・the first attempt to work out a strict sciecnce of society
・How far this goal can actually be fulfilled remains to be seen
の"fullfilll this goal"と"work out a strict science of society"
が対応していることが考えられます。fullfillの意味はなんだったでしょうか?
それに、"attempt to work out"のattemptが「試みる」なのだから、「取り組もうと試みる」ではあまりに弱すぎます。

このようにして文章を理解することで、単語の推理力は高まるかもしれません。
work out=作り上げるという意味を覚えて、語彙力もアップするかもしれません。
それはそれでOKです。

で、ここからが私の言う「音読」のスタートです。
そもそも、work outを「取り組む」と推測してしまうは副詞の"out"に対するイメージが感覚として植えつけられていないからなのです。
辞書で"work out"の使用例を見てみてください。
http://eow.alc.co.jp/work+out/UTF-8/?ref=sa
どれも何らかの「結果」を出す行為になっていませんか?それが"out"のイメージなのです。
この"out"に対するイメージが弱いがゆえに、work outの意味を推測する力も弱まります。
では何をするか。"work out"を「作り上げる」という訳語として暗記するのではなく、
「workして何かをoutする」イメージが日本語を介さずに感覚的に体にしみこむまで、ひたすらこの文章を音読します。


イメージが十分体にしみこんだならば、次にこんな文章に出会っても大丈夫なはずです。

I am planning to work out a problem.

この訳語は「取り組む」でも「作り上げる」でもないですよね。前後の文章もありません。
でも、outの感覚がしみこんでいれば、直観的に分かるはずです。
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こんにちは。



まず、ちょっと「読解のテクニック」に走りすぎではないかと感じました。

質問内容で挙げられた

>○文章全体のトピックは、第一パラグラフで述べられること、
 :

などの「文章の組み立て方」は、確かにセオリーとしてはあるのでしょうが、
誰もがそのようなセオリーに従って文章を書いているわけではありません。
そういう意味では、これらはあまり本質的なことではないのです。
変な先入観に縛られないにも、参考程度のテクニックにとどめておくべきかと
思います。

さて、

>文の読む量もたくさん読んできたつもりです
>語彙力もつけてきたと思います

とのことですが、私の推測では質問者さんは
・次々に新しい文章に手をつけていないでしょうか?
・単語集を使って英単語や熟語に対する訳語を暗記していないでしょうか?

もしそうならば、いろいろな文章に手を出すのはちょっと我慢しましょう。
これまで読んだ文章(特に、文法構造も単語も完全に調べきって理解した文章)
を何度も何度も繰り返し「音読」してみてください。
文法構造を意識せず、日本語への置き換えもまったく行わずに意味がイメージ
できるまで読みます。文章を暗誦できるまで、100回は読むのがベストです。
声を出すのでもちろん自宅でしかできません。


>一回読んで済ませられるようになるにはどうしたらいいですか

急がば回れ。一回読んで済ませられなかった文章を、「これでもか!」といえる
まで「読みたおす」ことです。
間違った読み方をした文章をそのままにしたのでは、英語の「感覚」が矯正
されず、どんどんズレていってしまいます。読み方がズレていた文章は、その
「ズレ」が無意識の感覚レベルで矯正されるまでひたすら読み直します。


これはもう20年近く前に私が自分で考えて実践した方法ですが、おそらく、
國弘正雄氏先生の『只管朗読』も同じ考え方です。
私は読んだことはないのですが、ご興味があれば調べてみてください。

参考URL:http://www.kairin.co.jp/akio/dokusyonot/P40.htm

この回答への補足

お気をわるくされましたら、申し訳ありません。わたしが感じたこと、思ったことを素直な気持ちで書かせていただきました。

補足日時:2009/05/23 11:53
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

読解のテクニックとお感じになったのですか?書きたかったことは、文章を読むときにこのようなところに目をむけ、読んでいますということを伝えたかったのです。もちろん文章は生き物ですから、論説文すべてが最初の質問に書いたように抽象から具体や、トピックは第一段落にあるといえるものではないことは知っております。ですが、英語の文章はとても論理的で、そのようなことを知り、読んでいくのは間違いではないように思うのですが。テクニックというと、何かやっているようなことが全否定されたような気がいたしました。ご無礼なことを申し上げまして、すみません。

次々に新しい文章に手をつけているではとのことですが、いつも一文一文、一問一問大切に読むように心がけております。それは質問内容にも書かせていただきましたとおりです。むしろ他の回答者様のおっしゃるように、いつまでも一つの文章に拘りすぎていないで、その文章が終わればつぎに進もうとすることも今回の質問でやはり大切だと感じました。わたしはどちらかといえば、品詞分解、構文をきっちり理解して、文章の主題や、筆者の主張をつかむまではその文章はきっちり読むようにやってきました。参考書にしてもやりっぱなしと言うことはありません。8割以上理解して次に、次に進むようにしてきました。数冊の本でなんでも読めるようになるという万能薬はありません。とても失礼なことを申し、ごめんなさい。

同じ文章を100回は読むのがベストとのことですが、わたしも何度も音読するのは大切だと思いますが、好奇心のもてなければ意味がないような気がいたします。一つの文章ばかりに気をくだりすぎて、あまり単語も身につかないと思います。今までしつこすぎるぐらいに一つの文章にわたしは拘ってきたつもりです。

お礼日時:2009/05/23 11:52

個人的に努力しているのは、例えばハリーポッターを読む。

のですが、知人に、こう言ったんです。
「子供じみてて、読んでも面白いわけじゃないし、一章読むと眠くなる」
彼が、「そうだよ、そうやって使う本じゃん」(カナダ人)
言われて見れば、童話なので大人が夢中になって読める本じゃないわけですし、読んでれば眠くもなります。(たまに面白いところはあります)

KappNetsさんの言われている通りで、一回で読めるように心がけていますが、駄目ならあきらめます。どうせ解らないわけです。
あ、言い忘れましたが、日本語版が出てからだと読むのは難しいです。できれば、英語版しかないときがいいです。日本語版があるのに、読むのは反対に辛いです。

できるだけ、多読するしかいい方法はないような気がします。慣れということになっちゃうのですかねぇ・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。
お友達のカナダ人の方、おもしろいお返事をされますね(笑)
ハリーポッターではありませんが、わたしも洋書は読んでいます。簡単な文なのに、読めないのはなぜ??というときはとても困ってしまいます。

他の回答者様、もしお時間があれば回答いただけたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/05/22 17:04

こんにちは。



あまり参考書にかいてあることに縛られずに、
参考書もわかりやすいもの2,3点に絞ったほうがよいかと。

わたしのやりかたなんですが、
鉛筆片手に文節で区切る。
日本語の文章でも1回ですっと読めてしまう文章はすくないと思います。それと同じで、文節を区切っておけばどこにどれがかかるのかは
わかるはず。

あとは普通の読書と同じで、英文の本を沢山読むこと。
雑誌でもいいし、日本の文学でも英訳されてるものはいろいろありますから。

素人の私の勉強法ですが、ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考書は今までどの本も自分で解説を読む前に自分で十分に考え、納得いくまで読むというやり方でやってきました。答えを自分の力で出すまでは、解説も答えを見ないように徹底的にやってきました。構文も単語も調べてやってきました。一冊一冊を大切にやってきました。それらの本は終わったものです。確かに、日本語で読んでもすんなりと頭に入らない英文もあります。両親に英文を日本語にしたものを見てもらったことがありましたが、「まわりくどくいっているね」といわれました。わたしは「要は、それがいいたいんだ」と見抜く力がまだ弱いように感じました。

父には「簡潔に、何が言いたいのか掴めるようにしなさい」といわれました。mari様のおっしゃるように、読むことが足りないと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/20 08:04

長文に関して言えることはふたつあります。



ひとつは、ゆっくり読んでわからないものは早く読んでもわからない。

ひとつは、どんな長文も書いてあることは常識の範囲内にある、ということ。

長文に関してやるべきこと。それは【全体】から【部分】へ進むこと。

【全体】パラグラフを数える。その数だけいいたいことがある。

【部分】選択肢を読んでから本文に入る。そこに真実が隠されている。

一度確認してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。難しいと呼ばれる大学の文章でも、日本語で書かれているものを見ますと、とても簡単なことが書かれているのに驚かされることがあります。また、その逆に、日本語で書いている訳がわからなくても、英文のほうが伝えたいことが明瞭ということもあります。
いつもパラグラフで主張はなに?、は考えております。ですが、パラグラフの主張が掴めないときは、まだまだ勉強不足だと痛感します。

お礼日時:2009/05/20 07:49

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