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知人に双極性障害(II型)者がいます。長年、軽いウツを繰り返していたのですが、突然ソウになりました。といっても、ひどいソウではなくて、はたの人たちもそれほど迷惑ではなく、軽いものでした。だんだんソウが治まり、今は軽いウツで療養しています。それで、ウツが辛いせいか、しきりにソウになりたいと言います。私は、以前、何かの本か、ネットで、ウツよりソウの方が身体への消耗度、負担が大きいと読んだことがあるのですが、実際のところ、どうなんでしょうか?

A 回答 (4件)

 単純ないいかたをするならば躁状態は必要以上に活動せずにはいられない状態で、その挙句足腰立たなくなった状態が鬱なんです。


 で、双極性の鬱のかたにありがちなのが、自分は常に過剰にポジティヴで人気者で楽しい奴でなくちゃいけない、なんて具合に自己のニュートラルな状態に対する認識が歪んでいるが故に、病んでいない人ならば普通だと意識しないほど普通の状態ですら耐えられないくらいに鬱々としているように感じられるため、躁状態こそが本来の自分だという誤った認識を抱き、本来ならありえないほどの元気を限界を超えてだしまくって自分をすり減らせてしまう訳なんです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
やはり、ソウが高じて身体、精神が消耗しウツになるのですね。
本人はソウに戻りたいとしきりに言うのですが、
また、薬を止めたいとも言います。
これは危険なことですね。
本人に伝えたいと思います。

お礼日時:2009/05/26 12:37

双極性障害II型の場合、双極性障害I型に比べて躁状態が軽く


何より、躁状態であることのほうが、本来の自分に近いと
認識する場合が、あったりします。普段の精神状態が、鬱状態なので
少し元気になれる、躁状態になりたいと、お友達はおもっているの
だと思います。確かに、質問者さんのおっしゃるとおり、鬱より躁の方がダメージが大きいです。社会的信用を、失ってしまうからです。
ただII型は、そもそもが鬱エピソードがメインで現れる
病態なので、たまに躁になっても、周りの人に迷惑をかけても
それほど「この人は、躁状態で困るわ。会社に出てきてもらうのも
どうかな?」と、いうことに成ってしまう事が、無かったということではないでしょうか?どちらにしても、お友達が苦しい思いをしていることには、変わりないと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
知人はウツでなんとも苦しいと申しております。
で、愉しかったソウに戻りたいと言います。
ソウの時が普通だったとも言っています。
しかし、周りの者は、あきらかに変だとソウの時は思っています。
薬を止めたいと言い出していますので、
なんとか思いとどまらせたいと質問しました。
社会的信用を失ってしまうことも本当に心配です。

お礼日時:2009/05/26 12:50

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E6%A5%B5% …
 私もそんなに躁鬱病に詳しい訳ではないのですけれども。

 一般的に、本人にとっては、「躁状態は楽しい」のが一般的です。「何でも出来る」という気分になって、お金を使いすぎたりして、鬱の時に、「何であんなことをしたのだろう」と思って苦しむのが、一般的です。周りの人は、迷惑でも、本人は幸せという。
 ちなみに。躁鬱病のうつが辛いのは、「躁鬱病の人に、うつの薬をぼーっと(正確な表現は忘れました)使い続けていると、ラピットサイクル(急速に鬱と躁を繰り返す)になる」と言われているので、医者が、患者が望むだけの、うつの薬を処方してくれないことがあるからです。大抵うつの薬は少なめに処方されると思います。
 躁うつ病は、障害年金は、状態が同じ程度なら、統合失調症よりも、重い等級になりやすいのではないかと思います。つまり、それぐらい、「躁うつ病は辛い病気である」ということで。
 ちなみに。躁うつ病は、「高齢になると、状態が重くなる病気」とされているので、「一生薬を飲まないといけない病気である」とされているのだと思います。
 よく分からないですけれども。「躁が重いと、鬱も重くなる」ということはないのでしょうか。一応、「躁鬱病の薬は、うつも軽くさせる」ということになっていますが。
 結局、「もう、薬を飲まないと駄目だ」と、自分で思えない限り無理なのかもしれませんが。結局、「一生飲まないといけない」薬、病気ですし。
 本当は、「躁鬱病に関する本を読めば良い」のですけれども。自分が精神疾患なのに、自分の病気に関する本も読まない人もいっぱいいますしね。
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あまりにもいい加減な回答が多いので、あえて双極性障害の権威者である加藤忠史先生のHPから引用します。


僕は医学博士で薬剤師の双極性障害患者です。

http://square.umin.ac.jp/tadafumi/
双極性障害では最初のうちは、ストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度ですが、次第に回数が増え、ついには特にストレスがなくても1年に4回以上病気を繰り返す状態(ラピッドサイクリング)になってしまいます。
 双極性障害には予防薬があるので、これをしっかりのめばたいてい再発は防げるか再発しても軽くすみます。しかし、一生薬を飲むのは並大抵のことではなく、ほとんどの場合薬をやめてしまい、再発します。躁状態、うつ状態はいずれ治りますから、自殺さえしなければ、それ自体で命を落とすことはありません。しかし、躁状態、うつ状態を繰り返したまま治療もせず放っておくと、離婚、失職など、社会的には相当のハンディキャップを背負うことになってしまいます。
6 治療

双極性障害
 躁状態の患者さんは、本人はとても調子が良いと思っている一方、周りの人を困らせていることが多いので、なかなか治療に結びつけにくいという問題があります。何とか本人の訴え(眠れない、いらいらする、など)を引き出して受診に結びつけたり、上司から指示してもらうなどして、受診につなげます。躁状態の患者さんを治療せずに放っておくと、社会的信用や家族との信頼関係を失ってしまうので、早期の治療が必要です。外来治療を拒否する場合は、入院が必要となります。意に反して入院させるには、医療保護入院といった強制的な入院が必要なこともあります。こうした場合は特に、抗精神病薬により十分に鎮静して休養できるようにすることが必要です。
 躁状態では、子供扱いせず相手を立てるようにしながら対等に話す、根気よく説得し、相手の正常な部分を引き出して交渉する、しつこい場合は話をそらす、など対応を工夫しながら、薬物療法による改善を待ちます。躁状態は、治療すればたいてい2、3カ月以内に治ります。
 双極性障害の治療で最も大切なのは、再発予防です。患者さんの人生を脅かすのは、再発を繰り返すことによる二次的な社会的ハンディキャップです。そのためには、長期間、ほぼ生涯にわたる薬物療法が必要となります。
 予防薬には、主としてリチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸の3つがあります。リチウムは、手がふるえる、のどが渇くなどの副作用があり、中毒になりやすい薬なので、医師の指示を守りながら服薬する必要があります。これらの薬を効果的に使えば、ほとんどの患者さんでは薬を飲んでいる限り病相(躁状態、うつ状態)が全くなくなるか、軽い病相ですみます。

僕は当初マスコミで有名な聖路加国際病院のO先生に5年かかりスルピリドを投与されたが一向に改善せず逆に錐体外路系障害を呈し、職場の病院に転院しました。抗鬱剤のSSRIでは躁転し、3年間も躁状態が続きすっかり信用をなくしました。

現在では血中濃度を年数回調べながらリ-マス(炭酸リチウム)で躁鬱を抑えています。後リボトリ-ル、眠剤を用いています。

基本的に双極性障害患者に抗鬱剤を用いるべきではない。躁転を防ぐために抗鬱剤は不要と考えます。
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