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看護師をしています。

職業柄、今まで多くの患者さんの最期に立ち会ってきましたが、
病棟の特性上、積極的な延命治療はしないというケースがほとんどでした。
残されたご家族は、悲しみの中にも安堵や達成感などの気持ちを持っておられ、こちらも自然とねぎらいの言葉をかけることができました。

しかし今回、お若い方の死に立ち会いました。
事故で入院された直後のことでした。
体のどこかで出血しているかも知れないと感じ、慌てて医師に連絡している最中に心停止してしまったのです。
できる限りの手は尽くしました。
何とか蘇生して欲しいという思いでこちらも必死だったのですが、力及ばず、その方は亡くなりました。

ご家族は私たちに「お世話になりました、ありがとうございました。」と深々と頭を下げてくださいましたが、私はどう言葉をかけてよいものかわからず、ただ頭を下げることしかできませんでした。

こういった経験は初めてではないのですが、そう多くもありません。

もしかしたら救える命だったかも知れない、と何の根拠もなく思うこともあります。
私の力不足だったかも、という思い上がりもあります。
ただ、ご本人やご家族の「何とか助けて!」という思いを叶えられずすみませんでした、という気持ちでいっぱいです。

だけど、たとえ申し訳ないという気持ちがあっても、むやみやたらに「すみませんでした」と謝ってしまうと、後々トラブルにもつれ込んでしまう場合もあります。

こういう時、ご家族にどういった言葉をかければよかったのでしょうか。


ご本人のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の心の傷がいつか癒える日が来るのを願っています。

A 回答 (5件)

こんにちは



医療関係者ではない、ただの一般人ですが、
smile24さんのご対応が一番無難だったのではないでしょうか。

同じ言葉をかけても、ご家族一人一人で捉え方は異なると思いますし、
例え同じ方でも、場面が異なれば同じ言葉を違って捉える可能性はあると思います。
相対的に無難な言葉はあるのかも知れませんが、こう声をかければ間違いないという絶対的な言葉などは存在しないのではないでしょうか。
その場面で自分の気持ちに一番ピタッとくる言葉をかけられれば、それは嬉しい(心が救われる)ことかも知れませんが。。。

お役に立たないアドバイスで恐縮ですが、これからも経験を積まれていく中で、一番無難な言葉を見つけられることを期待しております。
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この回答へのお礼

>医療関係者ではない、ただの一般人ですが、

医療関係者ではない方のほうが的確で冷静なアドバイスを下さるのでありがたいのです。
決まり文句というものはないんですね。
看護師としての経験だけでなく人生経験を積んで人間的に成長しなければ分からないことってたくさんありますね…
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 21:24

h-kazugonです補足ですけど・・・・


おくりびとで火葬場の叔父さんの台詞から「死は門だな」其所を潜り抜けて向こうに行く、お疲れさん、又合おうの~(少し記憶が曖昧ですけど)
 誰しもが通る通過点、死は終わるではない未だ先が有ると言う事、だから又合おうの~に繋いで居るんでは無いでしょうか。
 この作品から、死をどう捉えるか凄い死生観を叩かれるインパクト有る言葉ですので、叩き込まれた文言ですので追書いて仕舞いました。
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この回答へのお礼

なるほど…
「死=終」という錯覚に陥ってしまいますが、
遺族にとっては死こそが始まりなのかも知れませんね。
死は通過点。いろいろな解釈ができますが、すごく深い言葉ですね。

お礼日時:2009/06/04 21:40

享年41歳の兄を亡くしました。

その時は看護師・担当医だった方達はあまり何も言われなかったのを記憶しています。兄嫁も一生懸命に尽力してくれたのを見ていますから私たち遺族もお礼などを言っただけでした。

確かに、「別にいい方法があったんじゃないか?」とか「医療ミスは?」など後から考える時もあります。

遺族になった経験から、治療中はどういう治療をしてますなどの説明や亡くなった後も何が原因か、などこちらが質問されたらちゃんと説明してもらえると多少は亡くなった後も心の整理ができると思いました。
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この回答へのお礼

すごく心に沁みました。どうもありがとうございました。
なかなかそういう経験をされた方のお話を聞く機会がないもので…
亡くなった方のご家族とのやりとりの中で、医療ミスを疑われているなという雰囲気を感じることはあります。
そういう時は、病院側はやましい事がないのに警戒してしまったり、あげ足を取られないように…などと身を守る体勢になってしまうものですが、それが逆に遺族の方の気持ちを混乱させていたのかも知れません。

お礼日時:2009/06/04 21:35

グリーフケアですか・・・・・・

http://www.e-sogi.com/arekore/griefcare.html
亡くなられた方の喪失感に共感出来ない、心を何処に置いたら良いのか・・・・
ジレンマですね。
 無駄な声がけは逆に不快を持つなど、何気なく花を置くとか、お茶を差し出すとか、心掛けで気配りで十分です。
 死の臨終に立ち会う事で看護師は成長します、通過点とも思います。
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この回答へのお礼

「グリーフケア」とても興味深い内容でした。
良かれと思ってやったことが逆に相手を傷つけてしまうことの恐ろしさを感じました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 21:15

変に言葉をかけるより、黙っているのが一番だと思います。



表情で気持ちは十分伝わります。

現場になれた看護師さんは表情にも出さないようですが・・・それはひとそれぞれでしょう。
(父がなくなったとき、看護師さんがたんたんと仕事をしていたのにはびっくりしました。後から思えば、それが当然、それでよいと思えました。)
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この回答へのお礼

>表情で気持ちは十分伝わります。

すごく説得力のある一言です。ハッとしました。
今回のことだけでなく、人と接する上で忘れてはいけないことですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 21:09

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