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No.2
- 回答日時:
(2)エネルギー的に真空準位になる
ということは電子が固体表面からの束縛が「ちょうど」なくなった状態です。普通は放出された電子は運動エネルギーを持っているので、放出された電子は真空準位より多い分だけ、運動エネルギーをもっていることになります。
これは、光電効果で、かの有名なアインシュタインの関係のことを考えればいいと思います。
最初あった固体内の電子の状態がもっていたエネルギーをE_iとします。これは真空準位より下にあります。真空準位を0として、E_i(<0)を測っているとすれば、放出される電子のなかで一番高いエネルギー準位E_0(<0)が仕事関数φ(の符号を変えたもの)になっています。ここでφ=-E_0(>0)
入射光のエネルギーをhνとすれば、
hν=φ+K.E.
古典的には、K.E.=(1/2)mv^2.
これがちょうど0のときが、真空準位。
「光電効果」を調べて勉強してください。
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