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熱帯魚初心者です。
多くの熱帯魚が好むと言われているブラックウォーターというのを作るのに普通はマジックリーフというものを使うそうですが、流木で水が茶色くなるのとブラックウォーターは全く別ものでしょうか?
(他のサイトでは流木で茶色くなるのも魚にとってはむしろ良い、と読んだ記憶はあるのですが・・・)

A 回答 (3件)

基本的には同じ灰汁なんですが、流木だけでは、ブラックウォーターに匹敵するミネラルが補えないのです。


必要なのは色じゃなく、タンニンを好む細菌が発生するミネラルと水の硬度ですから。マジックリーフにはブラックウォーターを生成する細菌が付着しているのです。

清い水に魚住まずというように、アクアリウムと魚は基本的に相容れないのです。
藻が生えまくったグリーンウォーターなら、酸素を絶やさなければ、たいていの魚は病気になりません。
で、ブラックウォーターを好むのはアマゾン生息の魚だけですので、多くの熱帯魚でもないです。混泳させてたら、苦手な種類も必ずいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よく分かりました。

お礼日時:2009/06/21 20:26

> 流木で水が茶色くなるのとブラックウォーターは全く別ものでしょうか?


・基本的に同じ植物性の腐食酸です。
茶色の主成分は「タンニン」です。
コーヒー、紅茶、赤ワインにも含まれています。
マジックリーフのキャッチコピーに「アマゾン川と同じ水質にする。」と書かれていますが、下記【良い点】の理由により、アマゾン川以外の多くの水生生物の水槽で使用可能です。

> (他のサイトでは流木で茶色くなるのも魚にとってはむしろ良い、と読んだ記憶はあるのですが・・・)
・半分正解で半分アウト。
【良い点】
タンニンは、水槽中のタンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成します。
マジックリーフ、流木の灰汁は、水道水の中に含まれる、微量の重金属類を取り除くことが出来ます。

【悪い点】
タンニンは、弱酸性の軟水に飼育水を変えます。
弱アルカリ性の硬水を好む種類の魚には迷惑です。
「アフリカンシクリッド、グッピー、モーリー、金魚など」

タンニンは、染料の成分でもあります。(草木染)
水槽へ茶色いインクを入れることと同じなので、フィルターなどで色の除去は出来ません。

【結論】
以上の特徴から、マジックリーフは、飼育している飼育魚の種類に応じて、量を調整することにより水槽へ投入できます。
マジックリーフを水槽へ投入することにより、水道水に含まれる重金属類を除去できます。
・「弱アルカリ性の硬水を好む種類の魚」の水槽ならば、pHや硬度に影響が出ない程度の少量がオススメ。
・「弱酸性の軟水を好む種類の魚」の水槽ならば、多めに投入しても構いません。
要は、使用量の問題です。
*天然流木とピートモスもマジックリーフと同様の働きがあります。
*プラスチックを高温高圧釜で強制充填処理した灰汁抜き流木にはタンニンは少なくなります。

参考:
タンニン (tannin) とは植物に由来し、タンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称であり、植物界に普遍的に存在している。(Wikipedia)

この回答への補足

詳しくご説明、ありがとうございます。
現在白メダカのいる水槽に、ウィローモスを巻いた流木を入れたらかなり茶色くなってしまった(灰汁抜きはしたのですが)のですが、このままでも魚に害はないでしょうか。。。
グッピーはメダカの仲間だったと思うので、グッピーに良くないのだったら白メダカにもダメですかね。

補足日時:2009/06/21 20:29
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No.2です。


> グッピーはメダカの仲間だったと思うので、グッピーに良くないのだったら白メダカにもダメですかね。
・実は、10年程前にメダカとグッピーは遺伝子的に、別種の魚「赤の他人」である事が確認されました。
ただ、昔は一緒に扱っていたので、卵性のメダカと卵胎生のグッピーは近縁種だと勘違いしているアクアリストやペットショップは沢山あります。

・シロメダカは「ダツ目-アドリアニクチス科-メダカ属-メダカ」
・グッピーは「カダヤシ目-カダヤシ科-グッピー属-グッピー」

メダカの好適飼育環境は「弱酸性~中性の軟水」。
輸入グッピーの好適飼育環境は「中性~弱アルカリ性の中硬水」。
国産グッピーの好適飼育環境は「弱酸性~弱アルカリ性の中硬水」。

ただ、流木の場合、飼育水は茶色くなりますが、マジックリーフやピートモスほど、pHや硬度などが飼育水に与える影響は強くありません。
水槽水のpHを出来るだけ中性域(具体的にはpH6.0~7.8程度)を保つ事で、グッピーとメダカの混泳は問題ありません。
十分に元気に、一緒に飼う事が可能です。
(pH検査試薬をオススメします。)
http://e-aqua.jp/index.php?main_page=product_inf …

また、生物にはホメオスタシス(恒常性)=環境適用能力があります。
多少、好適飼育環境と違うpHや硬度であっても、急激な環境変化では無い限り、魚は順応します。
いつの間にか、少しずつ酸性やアルカリ性に傾いた場合ならば心配要りません。
*ただし、pHや硬度などが好適飼育環境と異なる場合「繁殖しなくなる」「寿命が短くなる」事はあります。

そのようなわけで、流木からの茶色は、余程、濃くない限り気にする必要はありません。
茶色が濃すぎるようならば、灰汁抜き(煮切り)が必要です。
定期的な換水の頻度を増やす事で、早く茶色は薄くなります。
気になるようならば、高度処理活性炭により吸着させれば、茶色を薄くする事が可能です。
参考:ブラックホール・・・コレは強力です。
http://item.rakuten.co.jp/chanet/11938/

蛇足ながら、、、
トビウオは「ダツ目」の魚なんです。
トビウオとメダカは実は親戚。
メダカは進化の過程で海から川に登った魚なのです。
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この回答へのお礼

たびたび詳しいご説明、ありがとうございます。

とりあえずメダカは元気なので、水換えの頻度を増やして様子を見ますが、見栄えが悪いのでブラックホールも検討します。

先日買った「2010年版世界の熱帯魚&水草カタログ」にはグッピーはメダカの仲間として紹介されていましたw。別なんですねー。
トビウオとメダカの関係はテレビで見たことがあります!
生物って面白いですね。

お礼日時:2009/06/22 13:47

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